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公開番号
2023015991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-01
出願番号
2022088180
出願日
2022-05-31
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20230125BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】コロナ帯電器近傍の空気を排気するエアフローと、現像器近傍の空気を排気するエアフローを通過させるフィルタを共通化する場合でも、それぞれのエアフローを個別に制御可能とする。
【解決手段】ダクトユニット300内に、オゾンを含むエアが通る帯電排気ダクト112と、トナーを含むエアが通る現像排気ダクト122とが形成される。ダクトユニット300には、トナーフィルタ125、オゾンフィルタ115、帯電排気ファン111、現像排気ファン121が配設される。ダクトユニット300内はリブ161、162、163により帯電排気室301と現像排気室302とに仕切られ、オゾンフィルタ115は帯電排気室301と現像排気室302にまたがって配置される。エアフローは、帯電排気室301と現像排気室302とで互いに干渉しない。これにより、帯電排気室301と現像排気室302それぞれのエアフローを個別に制御し得る。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
回転駆動される感光体と、前記感光体を帯電するコロナ帯電装置と、帯電された前記感光体に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体に形成された静電潜像をトナーを用いてトナー像に現像する現像装置と、を有する画像形成ユニットと、
前記帯電装置が前記感光体を帯電することよって生じるオゾンを含むエアを吸気する第1吸気口が形成された第一ダクトと、前記現像装置が静電潜像を現像する際に飛散するトナーを含むエアを吸気する第2吸気口が形成された第二ダクトを有し、前記第1吸気口および第2吸気口から吸気されたエアを画像形成装置の外部へ導くダクトユニットと、
前記第1吸気口からエアが吸気されるように、前記第一ダクト内に第1エアフローを生成する第一ファンと、
前記第2吸気口からエアが吸気されるように、前記第二ダクト内に第2エアフローを生成する第二ファンと、
前記第一ダクト及び前記第二ダクトの双方に対して着脱可能に設けられ、前記第一ダクトと前記第二ダクトとにまたがって配置されて、前記第1エアフロー及び前記第2エアフローに含まれるオゾンを除去するオゾンフィルタと、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第一ダクトにおける前記オゾンフィルタに対するエアの第一通過面積と、前記第二ダクトにおける前記オゾンフィルタに対するエアの第二通過面積とが異なるように、前記ダクトユニット内を仕切る仕切り部材を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一ファンの送風量は、前記第二ファンの送風量よりも大きく、
前記第一通過面積は、前記第二通過面積よりも大きい、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第一ファンの送風量は、前記第二ファンの送風量よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記コロナ帯電装置へ向けて吸気する第3エアフローを生成するための第三ファンを備え、
前記第一ファンの送風量は、前記第三ファンの送風量よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第一ダクトに対して着脱可能に設けられ、前記第1エアフローに含まれるトナーを除去するトナーフィルタを備え、
前記トナーフィルタは、前記第1エアフローにおいて前記オゾンフィルタよりも上流に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第二ダクトに対して着脱可能に設けられ、前記第2エアフローに含まれるトナーを除去するトナーフィルタを備え、
前記トナーフィルタは、前記第2エアフローにおいて前記オゾンフィルタよりも上流に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記トナーフィルタは、不織布で構成されている静電フィルタである、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記オゾンフィルタは、前記第1エアフローに直交する幅方向にエアを通過させず、前記第2エアフローの方向に直交する方向にエアを通過させない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記オゾンフィルタは、断面がハニカム構造の通気孔を有する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの電子写真技術を用いた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置として、従来からコロナ帯電方式の画像形成装置が提案されている。コロナ帯電方式の場合、コロナ帯電器がコロナ放電を生じて感光体の表面を帯電するが、コロナ放電に伴う副生成物としてオゾンが生じる。ただし、オゾンは例えばコロナ帯電器のグリッド等を腐食させる虞がある。そこで、コロナ帯電器の近傍にダクトを配設し、ファンによりダクトにエアフローを形成し、エアによってコロナ帯電器から排出されたオゾンがダクト内に設置されているオゾンフィルタへ送られて回収されるようにしている。オゾンフィルタとしては、例えば触媒を用いてオゾンを酸素に分解するものや、活性炭にオゾンを吸着させるもの等が用いられている。
【0003】
画像形成装置には、感光体上に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像器が設けられている。現像器ではトナーを用いるが故に、トナーが飛散しやすい。そして、現像器は比較的にコロナ帯電器の近傍に設けられるため、コロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフローにトナーが混入する場合があり、現像器近傍の空気を排気するためのエアフローにオゾンが混入する場合がある。そこで、従来では、部品を共通化して画像形成装置の小型化を図るべく、コロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフローと、現像器近傍の空気を排気するためのエアフローを集約する集約ダクトを設けた装置が提案されている(特許文献1)。集約ダクト内には、トナーフィルタ及びオゾンフィルタと、コロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフロー及び現像器近傍の空気を排気するためのエアフローを生成するファンが一つ配設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6594058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、オゾンまたはトナーをより効率的に回収するためには、コロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフローと現像器近傍の空気を排気するためのエアフローは、それぞれが独立した制御を行える構成が好ましい。上記した特許文献1に記載の装置の場合、1つのファンによってコロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフローと現像器近傍の空気を排気するためのエアフローとを生成しているため、それぞれのエアフローについて独立した制御を行うことが困難だった。
【0006】
本発明は、コロナ帯電器近傍の空気を排気するためのエアフローと、現像器近傍の空気を排気するためのエアフローを通過させるフィルタを共通化する場合であっても、それぞれのエアフローを個別に制御可能とした画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成装置であって、回転駆動される感光体と、前記感光体を帯電するコロナ帯電装置と、帯電された前記感光体に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体に形成された静電潜像をトナーを用いてトナー像に現像する現像装置と、を有する画像形成ユニットと、前記帯電装置が前記感光体を帯電することよって生じるオゾンを含むエアを吸気する第1吸気口が形成された第一ダクトと、前記現像装置が静電潜像を現像する際に飛散するトナーを含むエアを吸気する第2吸気口が形成された第二ダクトを有し、前記第1吸気口および第2吸気口から吸気されたエアを画像形成装置の外部へ導くダクトユニットと、前記第1吸気口からエアが吸気されるように、前記第一ダクト内に第1エアフローを生成する第一ファンと、前記第2吸気口からエアが吸気されるように、前記第二ダクト内に第2エアフローを生成する第二ファンと、前記第一ダクト及び前記第二ダクトの双方に対して着脱可能に設けられ、前記第一ダクトと前記第二ダクトとにまたがって配置されて、前記第1エアフロー及び前記第2エアフローに含まれるオゾンを除去するオゾンフィルタとを備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コロナ帯電装置近傍の空気を排気するためのエアフローと、現像装置近傍の空気を排気するためのエアフローを通過させるフィルタを共通化する場合であっても、それぞれのエアフローを個別に制御することが容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の画像形成装置を示す概略図。
画像形成ユニットに対するエアフロー構成を示す概略側面図。
オゾンの回収に関連するエアフロー構成並びに各種フィルタを示す概略上面図。
ダクトユニットを示す断面図。
トナーフィルタを示す斜視図。
(a)オゾンフィルタを示す斜視図、(b)オゾンフィルタの断面形状の一例を示す斜視図、(c)オゾンフィルタの断面形状の別の例を示す断面図。
トナーフィルタの断面積比率を変えた場合のダクトユニットを示す断面図。
(a)ファンが異なる大きさである場合の配置を示す図、(b)ファンが同じ大きさである場合の配置を示す図。
制御部について説明する制御ブロック図。
フィルタの交換報知処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像形成装置>
以下、本実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100は、中間転写ベルト20に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列した中間転写タンデム方式のフルカラープリンタである。画像形成装置100で利用可能な記録材Sとしては、例えば普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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