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公開番号
2023015792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-02-01
出願番号
2021119784
出願日
2021-07-20
発明の名称
圃場作業機
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20230125BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】別の圃場で作業する際の作業者の負担を軽減する圃場作業機を提供する。
【解決手段】圃場作業機1は、苗載台上の苗マットMを圃場に移植する植付部3と、苗載台33上での苗マットMの投入量を測定する存否検出部90と、苗載台33上での苗マットMの消費量を測定する苗消費量測定部(制御装置70)と、苗マットMの投入量と消費量から苗載台33上の苗マットMの残量を算出する苗マット残量算出部72と、苗マット残量算出部72が算出した苗マットの残量を記憶する記憶部86と、苗載台33を横送り方向での左右端へ移動させ停止させる端寄せ作業を行う端寄せ制御部(制御装置)70と、を備え、端寄せ制御部70が端寄せ作業を行ったとき、記憶部86に記憶した苗マットの残量を削除する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
苗載台上の苗マットを圃場に移植する植付部と、
前記苗載台上での苗マットの投入量を測定する苗投入量測定部と、
前記苗載台上での苗マットの消費量を測定する苗消費量測定部と、
前記苗マットの投入量と消費量から前記苗載台上の前記苗マットの残量を算出する苗マット残量算出部と、
前記苗マット残量算出部が演算した苗マットの残量を記憶する記憶部と、
苗載台を横送り方向での左右端へ移動させ停止させる端寄せ作業を行う端寄せ制御部と、を備え、
前記端寄せ制御部が端寄せ作業を行ったとき、前記記憶部に記憶した苗マットの残量を削除する、ことを特徴とする圃場作業機。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
苗載台上での苗マットの圧縮率を演算する圧縮率演算部と、をさらに備え、
前記端寄せ制御部は、演算した圧縮率を記憶し、
端寄せ作業を行ったとき、記憶した苗マットの圧縮率を削除する、ことを特徴とする請求項1に記載の圃場作業機。
【請求項3】
記憶した苗マットの残量あるいは苗マットの圧縮率を削除する人為操作具、をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の圃場作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、苗マットから圃場に苗を移植する圃場作業機に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
植付作業中に苗載台上で使用される苗マットの枚数を計測する田植機が、例えば、特開2018-166491号公報(特許文献1)に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-166491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の田植機においては、計測する苗マットの枚数を記憶しているが、別の圃場で作業する際には記憶した苗マットの枚数のうち、苗載台上の苗マットの残量を削除する必要がある。また、苗載台上に残った苗マットを取り除くことがある。このことから別の圃場で作業する際には作業が煩雑で作業者に負担になる。
この実情に鑑み、本発明は、別の圃場で作業する際の作業者の負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明に係る圃場作業機は、苗載台上の苗マットを圃場に移植する植付部と、苗載台上での苗マットの投入量を測定する苗投入量測定部と、苗載台上での苗マットの消費量を測定する苗消費量測定部と、苗マットの投入量と消費量から苗載台上の苗マットの残量を演算する苗マット残量算出部と、演算した苗マットの残量を記憶する記憶部と、苗載台を横送り方向での左右端へ移動させ停止させる端寄せ作業を行う端寄せ制御部と、を備え、端寄せ制御部が端寄せ作業を行ったとき、記憶部に記憶した苗マットの残量を削除する、ことを特徴とする。
本構成によれば、別の圃場で作業する際の作業車の負担が軽減できる。
好ましくは、苗載台上での苗マットの圧縮率を演算する圧縮率演算部と、をさらに備え、端寄せ制御部は、演算した圧縮率を記憶し、端寄せ作業を行ったとき、記憶した苗マットの圧縮率を削除する、ことを特徴とする。
この構成によれば、圧縮率は苗マットの条件によって左右されるため、記憶した圧縮率を削除する。その結果、別の圃場で作業する際の作業車の負担が軽減できる。
さらに好ましくは、記憶した苗マットの残量あるいは苗マットの圧縮率を削除する人為操作具、をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、苗マットの残量や圧縮率は人為操作具によっても削除可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
圃場作業機の側面図
圃場作業機の平面図
植付部の一側面図(機体右側面図)
植付部の他側面図(機体左側面図)
ダッシュボードを示す図
(a)モニタに示されるアイコンを示す図と(b)苗取りアシスト制御において、縦取量、横取量から掻取られる苗マットMのブロックを図形的に表示した状態を示す図と、(c)設定によって変更された状態を示す図
(a)苗載台の条毎の載置面の背面図、(b)苗載台の条毎の載置面の側面図
苗載台の条毎の載置面の要部の側面図
存否検出部を背面側から見た斜視図
存否検出部を背面側から見た分解斜視図
移動量検出部を背面側から見た斜視図
移動量検出部の断面を模式的に示す図
制御装置の制御ブロック図
苗マットの残量の検出を示す図
苗継警報制御の制御フローを示す図
苗取量制御(掻取面積制御)を示すブロック図
(a)後輪の圃場への沈下量を示す側面図、(b)後輪の接地面からフロート底面までの高さを示す側面図
後輪の接地面から田面までの高さを示す側面図
後輪の圃場への沈下量とスリップ率との相関を示すグラフ。
苗マットの使用数の検出を示す図
苗マットの使用数の検出を示す図
苗取量制御(掻取面積制御)の制御フローを示す図
情報端末に表示される項目を示す図
移動量検出部の別実施形態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明に係る圃場作業機の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1及び図2を参照して、圃場作業機1の全体構成について説明する。圃場作業機1は、走行機体2と、その後部に装着される植付作業機(植付部)3とを備え、走行機体2によって走行しつつ植付作業機3によって植付作業を行うように構成されている。なお、本実施形態では、圃場作業機1の植付条数が6条である場合を例に示しているが、勿論、圃場作業機1の植付条数は何条であってもよい。
【0008】
走行機体2は、エンジン4、エンジン4からの動力を変速するトランスミッション5、エンジン4及びトランスミッション5を支持する機体フレーム6、エンジン4及びトランスミッション5から伝達される動力によって駆動される前輪7及び後輪8等を備える。
【0009】
エンジン4及びトランスミッション5からの動力は、それぞれフロントアクスルケース9、リアアクスルケース10に伝達される。フロントアクスルケース9は、機体フレーム6の前部に支持されるとともに、その左右両端部に前輪7が支承される。同様に、リアアクスルケース10は、機体フレーム6の後部に支持されるとともに、その左右両端部に後輪8が支承される。機体フレーム6の上部は、ステップ11によって被覆されており、オペレータ(作業者)は、ステップ11上を移動可能である。
【0010】
また、エンジン4及びトランスミッション5からの動力は、株間設定器9a(図13参照)を経て植付作業機3に伝達される。株間設定器9aは、走行機体2の進行方向に沿って植え付けられる苗の植付間隔を無段階に変更可能に構成される。後述の制御装置70は、株間設定器9aと接続され、苗の植付間隔を取得可能に構成される。
また、走行機体2の圃場内での測位や実車速の算出のために、走行機体2には、測位装置としてGNSS受信機49が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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