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公開番号
2023014953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-31
出願番号
2021138422
出願日
2021-07-19
発明の名称
電動車椅子
出願人
個人
代理人
主分類
A61G
5/10 20060101AFI20230124BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用者が車椅子に乗ったまま、下半身の衣服を脱着し、用便をすることができ、また、介助の必要な使用者が車椅子で外出をしたのち、屋内に入る前に自ら車椅子の車輪を清掃することができ、介助者がいなくても、清潔な状態で車椅子を屋内に入れることができる電動車椅子を提供する。
【解決手段】車椅子本体を昇降させることができる昇降機能付きメインシャフト2a、2cと、膝を支える膝置き昇降ユニットを備える。また、臀部を支える座面7aがシャッター様の構造となっており、左右に開放することができ、開放した状態でも一部が座面7aに残るため、臀部は残った座面7aで支えられる。さらに、車椅子全体を支えることができる固定脚5aと、固定脚5aを下降させ地面200に接地することで車椅子全体を持ち上げることができる固定脚昇降シャフトを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
4つの車輪が独立して駆動可能な4輪駆動の電動車椅子において、
使用者の身体を支える車椅子本体を昇降させるための昇降装置を備えており、
車椅子の座面は使用者の膝を支える部分と、
両太ももをそれぞれ支える二つの部分の、計3つに分割されていて、そのうち、使用者の膝を支える部分には、使用者の膝部を独立して昇降可能な昇降装置を備え、
両太ももを支える部分は座面の中央から両側に向かって開くシャッター様の構造であり、
かつ、背もたれ部分には使用者の上体の角度を自在に変更可能なリクライニング装置を備えていること
を特徴とする電動車椅子。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
4つの車輪が独立して駆動可能な4輪駆動の電動車椅子において、
前後の車輪の車輪固定部に備えられた伸縮ユニットを介して接続された固定脚を有し、
前記の伸縮ユニットを伸ばすことで固定脚を接地させ、車輪を地面から持ち上げることができること、
を特徴とする電動車椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通常は介助の必要な使用者が、介助を受けずに自らトイレで用便することができる電動車椅子に関する。
また、介助の必要な使用者が、介助を受けずに自ら車椅子の車輪清掃ができ、屋内と屋外の両方で使用できる電動車椅子に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、便座を有する電動車椅子に座ったまま下半身の衣服を脱着しそのまま専用トイレで用便をすることができる電動車椅子が提供されている。
また、従来の車椅子は、屋内と屋外とで共用することを特段考慮されたものは見受けらない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5354432号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上述した従来の技術においては、車椅子に応じた専用トイレを必要とするため、使用する場所が限定されたり、健常者と同じトイレを共用したりすることができない。
また、車椅子を屋外で使用したのちに屋内で使用するためには、車輪清掃を行って屋外で車輪に付着した汚れを落とすことが望ましいが、介助の必要な使用者が自ら車輪清掃を行うことは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明では第一の発明として、使用者の膝を支える部分を、昇降装置を用いて上昇させるとともに、背もたれの角度を倒すことにより、使用者の臀部を座面から離すことができる手段を採用する。
また、シャッター様の座面を左右に開くことで、使用者の臀部の下面を便器に向かって開放することができる手段を採用する。
【0006】
また、第二の発明として、車椅子に備えてある固定脚を下降させて接地させることにより、車輪を地面から浮かせるという手段を採用する。
【発明の効果】
【0007】
上記発明によれば、介助の必要な使用者が車椅子に乗ったまま、自ら下半身の衣服を脱着し、用便をすることが可能となる。
また、介助の必要な使用者が車椅子で外出をしたのち、屋内に入る前に自ら車輪を清掃することができるため、介助者がいなくても、清潔な状態で車椅子を屋内に入れることができる。
この結果、通常は介助の必要な使用者が、介助者が居なくても自ら行動できる機会が増え、これまでよりも有意義な生活を送ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施例において、例えば図4のような便器上に車椅子を停車させた側面図である。
第一の実施例において、例えば図4のような便器の上に車椅子を停車させ、便座高さまで下降させた側面図である。
第一の実施例において、背もたれ角度下降、膝部上昇により、座面と臀部との間に隙間ができた状態を示す側面図である。
便器(一般的に使用されているのもで可)
第一の実施例において、車椅子本体を上昇させた時の車輪の半分を透過させた、昇降ユニットの側面図である
第一の実施例において、車椅子本体を下降させた時の車輪の半分を透過させた、昇降ユニットの側面図である
第二の実施例において、車椅子の車輪を地面から浮かせた側面図である。
第二の実施例において、車椅子の車輪を地面から浮かせた時の車輪の半分透過させた側面図である。
第一、第二の実施例において、車椅子の通常使用時の状態を示す側面図である。
第一の実施例において、車椅子本体を上昇させた時の昇降ユニット、車輪の図である。
第一の実施例において、車椅子本体を下降させた時の昇降ユニット、車輪の図である。
第二の実施例において、車椅子の車輪を地面から浮かせた時の昇降ユニット、車輪の図である。
第一の実施例において、シャッター様の座面を閉じた図である。
第一の実施例において、シャッター様の座面を左右に開き、臀部を乗せ、便座の高さまで下降した時の図である。
第一、第二の実施例において、車椅子を座れる状態にした時の、上から見た平面図である。
第一の実施例において、例えば図4のような便器上に車椅子を停車させた時の上から見た平面図である。
第二の実施例において、車輪を地面から浮かせた時の車椅子の正面図である。
第一の実施例において、例えば図4のような便器の上に車椅子を停車させ、便座高さまで下降させた正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第一の実施例)
以下、図面を参照して、本発明に係る電動車椅子の第一の実施形態について説明する。
【0010】
図1に示す電動車椅子において、1はベースプレートであり、2a~2dの昇降機能付きメインシャフト受けと結合されている。車輪6a~6dは、車輪固定部4a,4bに固定されており、全て駆動輪である。
図5、図6に示すように、昇降機能付きメインシャフト3a~3dは、車輪固定部4a、4bと昇降機能付きメインシャフト受け2a~2dの間に設けられており、昇降機能付きメインシャフト3a~3dを伸縮させることによって、車椅子本体の高さを昇降させることができる。
図3に示すように、背もたれ12は、角度を起こしたり、倒したりすることがでる。膝置き15は、膝置き昇降ユニット14a、14bを伸縮させることで、昇降させる事ができる。また、背もたれ12と連動させることもできる。
図13、図14に示すように座面7a,7bはシャッター様の構造であり、座面の中央から両側に向かって所定の位置まで開くことができる。これにより、使用者の臀部の下面を便器に向かって開放することができる。
通常使用時は、図8のように車椅子本体の高さ及び、膝置きは上昇させず、シャッター様の座面は閉じて、背もたれを起こした状態で使用することとする。
(【0011】以降は省略されています)
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