TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
DM通知
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2023014719
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-31
出願番号
2021118844
出願日
2021-07-19
発明の名称
ホットメルト組成物
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C08L
53/02 20060101AFI20230124BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 本発明が解決しようとする課題は、0℃以下の低温環境下においても粘着性を有しており、塗布作業性が良好で、金属に付着しても容易に除去可能であるホットメルト組成物を提供する。
【解決手段】 未水添スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、を含有し、未水添スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が20重量%未満の未水添スチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が20重量%以上のスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含むことを特徴とするホットメルト組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
未水添スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、を含有し、
未水添スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が20重量%未満の未水添スチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が20重量%以上の未水添スチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含むことを特徴とするホットメルト組成物。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
未水添スチレン系ブロック共重合体(A)が、スチレン-イソプレン-スチレンブロック共重合体であることを特徴とする請求項1記載のホットメルト組成物。
【請求項3】
繊維質基材に用いられることを特徴とする請求項1又は2記載のホットメルト組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホットメルト組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、ホットメルト組成物は、無溶剤で環境に優しく、短時間で硬化可能で、非常に扱いやすい材料であることから、製造現場における作業環境を改善することが可能である。そのため、ホットメルト組成物は、自動車・電機などの精密分野のほか、建築分野など幅広く用いられている。
【0003】
過去に、出願人は、スチレン系ブロックコポリマー、熱変形温度若しくはガラス転移点が120℃以上のポリフェニレンエーテル樹脂または変性ポリフェニレンエーテル樹脂、非晶性ポリオレフィン、粘着付与樹脂並びに老化防止剤を少なくとも含有し、200℃での溶融粘度が30Pa・s以下であることを特徴とするホットメルト組成物を発明した(特許文献1)。この組成物は、ポリオレフィン系素材に対する密着性、接着性に優れるとともに、耐熱性、耐熱老化性が良好であり、しかも200℃付近での溶融粘度が低いことから、塗工性、吐出性が良好で作業性に優れるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-099795号公報
【0005】
従来から、包装分野においては、包装資材やその内容物によって、各種接着剤が使い分けられているが、非常に扱いやすい材料であり、乾燥工程を必要とせず、25℃程度の常温における接着安定性に優れていることから、特にホットメルト組成物を用いる例が増加しつつある。
【0006】
例えば、封筒のような繊維質基材において封緘用として用いる場合、0℃以下の低温環境下においても粘着性を有していなければならず、また塗布作業性の向上のため一定水準の溶融粘度が必要とされたり、その後の後片付けのため金属製塗布器から容易に当該組成物を除去可能であることが求められたりしていることから、改善の余地があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、0℃以下の低温環境下においても粘着性を有しており、塗布作業性が良好で、金属に付着しても容易に除去可能であるホットメルト組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、未水添スチレン系ブロック共重合体(A)と、粘着付与剤(B)と、を含有し、未水添スチレン系ブロック共重合体(A)として、スチレン含有割合が20重量%未満の未水添スチレン系ブロック共重合体(a1)と、スチレン含有割合が20重量%以上のスチレン系ブロック共重合体(a2)と、を含むことを特徴とするホットメルト組成物である。
【発明の効果】
【0009】
本発明にかかるホットメルト組成物は、0℃以下の低温環境下においても粘着性を有しており、塗布作業性が良好で、金属に付着しても容易に除去可能であるという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<未水添スチレン系ブロック共重合体>
本発明では、未水添スチレン系ブロック共重合体(A)を用いる。当該(A)成分は、本発明にかかるホットメルト組成物のベースポリマーとして用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ユニチカ株式会社
筐体
1か月前
株式会社クラレ
成形体
10日前
株式会社日本触媒
樹脂組成物
3日前
東レ株式会社
多孔質フィルム
1か月前
東レ株式会社
ポリエステル組成物
21日前
東洋紡株式会社
熱可塑性樹脂シート
27日前
東洋紡株式会社
熱可塑性樹脂シート
27日前
AGC株式会社
組成物
15日前
株式会社日本触媒
重合体含有組成物
2か月前
東ソー株式会社
リサイクル樹脂組成物
今日
東レ株式会社
樹脂組成物および成形品
10日前
JNC株式会社
シリコーン樹脂組成物
1か月前
東亞合成株式会社
硬化性組成物
1か月前
東亞合成株式会社
硬化性組成物
1か月前
三洋化成工業株式会社
耐薬品性向上剤
1か月前
松本油脂製薬株式会社
粒子及びその用途
14日前
東洋紡株式会社
樹脂組成物、成形封止材
27日前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物及び加硫ゴム
1か月前
アイカ工業株式会社
光硬化性樹脂組成物
1か月前
東邦化学工業株式会社
ウレタン系注入剤
2か月前
積水化学工業株式会社
発泡体
今日
東レ株式会社
樹脂組成物およびその成形品
1か月前
東レ株式会社
樹脂組成物およびその成形品
1か月前
大倉工業株式会社
光学フィルムの製造方法
15日前
田岡化学工業株式会社
エポキシ樹脂組成物
14日前
積水化学工業株式会社
発泡体
今日
NOK株式会社
EPDM組成物
15日前
グンゼ株式会社
フィルム
1か月前
東ソー株式会社
導電性高分子溶液の製造方法
1か月前
株式会社日本触媒
硫黄含有重合体の製造方法
15日前
長瀬産業株式会社
難燃剤造粒物
9日前
長瀬産業株式会社
フィラー造粒物
14日前
株式会社アーケム
照明器具用パッキン材
1か月前
長瀬産業株式会社
フィラー造粒物
14日前
旭化成株式会社
箱型成形体
1か月前
続きを見る
他の特許を見る