TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2023014573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-31
出願番号2021118586
出願日2021-07-19
発明の名称刈込機
出願人株式会社やまびこ
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類A01G 3/04 20060101AFI20230124BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ブレードがロックした際、ユーザーが正逆切替レバー等の追加的な操作を行わなくても(通常運転で)、モータを逆回転させて、切刃を枝等から解放させることができる刈込機を提供する。
【解決手段】電動モータ50と、該電動モータ50により回転駆動されるブレード駆動用ギア61と、該ギア61に設けられた偏心カム62と、相対的に摺動自在に対接する一対のブレードと、を備え、偏心カム62で一対のブレードをその長手方向に沿って相対的に逆方向に往復移動させ、一対のブレードに間隔をあけて突設された切刃24を擦り合わせるようにされ、ブレードを駆動させるためのトリガーレバー43と、トリガーレバー43の入力に基づいて電動モータ50の回転駆動を制御する制御回路(制御装置)80と、を備え、制御回路(制御装置)80は、トリガーレバー43の入力毎に電動モータ50の回転方向を切り替える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
電動モータと、
該電動モータにより回転駆動されるブレード駆動用ギアと、
該ギアに設けられた偏心カムと、
相対的に摺動自在に対接する一対のブレードと、を備え、
前記偏心カムで前記一対のブレードをその長手方向に沿って相対的に逆方向に往復移動させ、前記一対のブレードに間隔をあけて突設された切刃を擦り合わせるようにされた刈込機であって、
前記ブレードを駆動させるためのトリガーレバーと、
前記トリガーレバーの入力に基づいて前記電動モータの回転駆動を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記トリガーレバーの入力毎に前記電動モータの回転方向を切り替えることを特徴とする刈込機。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記トリガーレバーの入力に基づく前記電動モータの起動時に前記電動モータへの印加電力を通常動作時よりも上げることを特徴とする請求項1に記載の刈込機。
【請求項3】
前記電動モータはホイール付き電動モータであることを特徴とする請求項1に記載の刈込機。
【請求項4】
前記ホイールはアウターロータであることを特徴とする請求項3に記載の刈込機。
【請求項5】
前記制御装置は前記ブレードのロックを検知することを特徴とする請求項1に記載の刈込機。
【請求項6】
前記制御装置は、前記ブレードのロックを検知したとき、前記電動モータを停止する、前記ブレードのロックをユーザーに報知する、前記電動モータをロック検知毎に連続して逆回転させる、又は、前記電動モータの印加電力を通常動作時よりも上げる制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の刈込機。
【請求項7】
前記制御装置は前記ブレードのロックを検知しないことを特徴とする請求項1に記載の刈込機。
【請求項8】
前記制御装置は、前記トリガーレバーの入力時に、前記電動モータの回転が停止している場合、前記電動モータの回転方向を反転させ、前記電動モータの回転が停止していない場合、前記電動モータの回転方向を反転させないことを特徴とする請求項1に記載の刈込機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈込機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
生垣や植木の刈り込みや剪定に用いられるヘッジトリマー、バリカン等の刈込機は、本体ケース内の駆動源により回転駆動されるブレード駆動用ギアと、該ギアの一面側に設けられた上下の偏心円板からなるカム(偏心カム)と、相互に摺動自在に対接する上下で対をなすブレードとを備え、偏心カムで細長い上下のブレードをその長手方向に沿って相互に(相対的に)逆方向に往復移動させてそれらに櫛歯状に設けられた切刃を擦り合わせることにより刈り込みや剪定等を行うように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
従来の刈込機としては、駆動源としての電動モータ(以下、単にモータと称する場合がある)の正逆切替レバーの操作を検出して、モータの回転方向を切り替える制御回路部を備え、正逆切替レバーの操作を検出した場合、モータの回転方向を切り替えて、上下のブレード(上刃及び下刃)の駆動する方向を逆方向にするものがある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-193598号公報
特開2011-250773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の刈込機においては、刈り込みや剪定を行っているときに切刃が太い枝やフェンス、鉄筋等の堅いものに引っ掛かってブレードがロックした場合に、切刃を枝等から解放させるために、ユーザーが都度、正逆切替レバーを操作する必要があり、ユーザーにとっては煩わしさや使い勝手の悪さを感じるという問題がある。
【0006】
本発明は、前記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ブレードがロックした際、ユーザーが正逆切替レバー等の追加的な操作を行わなくても(通常運転で)、モータを逆回転させて、切刃を枝等から解放させることができる刈込機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明に係る刈込機は、基本的に、電動モータと、該電動モータにより回転駆動されるブレード駆動用ギアと、該ギアに設けられた偏心カムと、相対的に摺動自在に対接する一対のブレードと、を備え、前記偏心カムで前記一対のブレードをその長手方向に沿って相対的に逆方向に往復移動させ、前記一対のブレードに間隔をあけて突設された切刃を擦り合わせるようにされた刈込機であって、前記ブレードを駆動させるためのトリガーレバーと、前記トリガーレバーの入力に基づいて前記電動モータの回転駆動を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記トリガーレバーの入力毎に前記電動モータの回転方向を切り替えることを特徴としている。
【0008】
好ましい態様では、前記制御装置は、前記トリガーレバーの入力に基づく前記電動モータの起動時に前記電動モータへの印加電力を通常動作時よりも上げてもよい。
【0009】
他の好ましい態様では、前記電動モータはホイール付き電動モータであってもよい。
【0010】
他の好ましい態様では、前記ホイールはアウターロータであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

JNC株式会社
防虫ネット
8日前
個人
エアレーション付属器具
14日前
個人
ハイブリッド鶏糞乾燥器
14日前
井関農機株式会社
コンバイン
今日
個人
電気柵用支柱補助具
11日前
井関農機株式会社
作業車両
12日前
井関農機株式会社
作業車両
今日
井関農機株式会社
作業車両
13日前
ライオン株式会社
ウエットシート
14日前
みのる産業株式会社
移植装置
12日前
井関農機株式会社
作物収穫車両
12日前
井関農機株式会社
乗用型走行車両
4日前
井関農機株式会社
乗用型走行車両
今日
株式会社グリーンライフ
ペットサークル
13日前
株式会社J―bot
鳥獣忌避装置
12日前
APEX JAPAN株式会社
草刈機
1日前
株式会社トクヤマ
忌避組成物、および忌避方法
11日前
株式会社クボタ
圃場貯水システム
6日前
株式会社クボタ
圃場貯水システム
6日前
松下工業株式会社
給餌装置
14日前
株式会社クボタ
圃場貯水システム
6日前
個人
害獣捕獲装置および複数害獣捕獲装置
12日前
日本精機株式会社
作業車両、作業車両の制御方法
12日前
メガバス株式会社
リールシートおよび釣竿
13日前
大日本除蟲菊株式会社
浴室の細菌、カビ防除方法
5日前
株式会社YAMAMOTO
猛禽類用ケージ
6日前
株式会社ブルーボード
魚釣り用リール
12日前
株式会社ブルーボード
魚釣り用リール
12日前
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
13日前
株式会社シマノ
ルアー
14日前
株式会社プランテックス
育植装置及び栽培装置
5日前
株式会社クボタケミックス
圃場水管理システム
8日前
インフォリーフ株式会社
鳥インフルエンザ感染予防装置
1日前
日本ワイドクロス株式会社
害虫防除ネット
1日前
住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社
駆虫用首輪
13日前
株式会社クボタ
自動走行水田作業機
12日前
続きを見る