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公開番号2023014513
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-31
出願番号2021118499
出願日2021-07-19
発明の名称移動パネル固定保持装置
出願人株式会社泉陽商会
代理人個人
主分類E05D 15/00 20060101AFI20230124BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】移動パネルを、容易・迅速かつ確実に、固定保持できるパネル固定保持装置を提供する。
【解決手段】移動パネルPの下方の左右角部に配設される固定保持装置K,Kであり、手動レバー7によって、弾性ブロック体4Aを有する制動杆体4を、上下方向に作動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上方レール(1)から吊下げられた矩形板状の移動パネル(P)を、所定の移動位置で固定保持するための移動パネル固定保持装置であって、
上記移動パネル(P)の下端面(3)から下方へ突出させて床面(2)に圧接自在な制動杆体(4)と、
該制動杆体(4)を常時下方へ弾発付勢するガスダンパ(5)と、
上記ガスダンパ(5)の下方への弾発付勢力に抗して上記制動杆体(4)を上昇させる手動レバー(7)付きのリンク機構(10)と、
該リンク機構(10)の手動レバー(7)を操作して、上記制動杆体(4)を上昇させて最上昇状態となった際に、該最上昇状態を維持する最上昇ロック機構(15)と、
を具備したことを特徴とする移動パネル固定保持装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
上記手動レバー(7)は、上記移動パネル(P)の左右各側面(11)から内方に収納した状態から、手動にて、側外方へ大きく揺動突出状となって、上記リンク機構(10)から上記最上昇ロック機構(15)に肩替りして、制動杆体(4)の最上昇状態によって、移動パネル(P)が移動可能状態となると共に、上記手動レバー(7)を、上記移動パネル(P)の左右の側面(11)の内方に収納した状態に復元した際に、上記最上昇ロック機構(15)が制動杆体(4)の最上昇状態を維持し続けるように構成した請求項1記載の移動パネル固定保持装置。
【請求項3】
上記リンク機構(10)は、上端に被係止部(17)を有する縦方向の長尺帯板(18)を備え、
上記最上昇ロック機構(15)は、下方から上昇してくる上記被係止部(17)に係脱自在に係止する爪部(15A)を有すると共に、一軸心(L
16
)廻りに揺動自在なロック爪片(16)と、該ロック爪片(16)を一軸心(L
16
)廻りに揺動させる弾発付勢力を付与して上記被係止部(17)への係止状態を保つためのスプリング(25)とを、
具備している請求項2記載の移動パネル固定保持装置。
【請求項4】
矩形板状の移動パネル(P)の下方の左右角部の各々に配設されている請求項1,2又は3記載の移動パネル固定保持装置。
【請求項5】
上記手動レバー(7)を一枚の金属板材から形成し、該金属板材製の手動レバー(7)が、収納・突出自在な一本の直線状スリット(9)が、上記移動パネル(P)の左右の側面板(11Z)に形成されている請求項4記載の移動パネル固定保持装置。
【請求項6】
側面視が縦長矩形状であり、側外方へ開口状の略コの字型の横断面形状である金属板製ケーシング(20)を、有し、
上記ガスダンパ(5)とリンク機構(10)とロック機構(15)は、予め上記ケーシング(20)内に組込まれ、ユニットとして、上記移動パネル(P)の側端縁に、固設されるよう構成した請求項1,2,3,4又は5記載の移動パネル固定保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動パネルを固定保持する装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
大空間(オープンスペース)を、たびたび間仕切り変更したいという要望があったり、又は、オープンオフィス内で一枚のパネル(映写用白板)を移動させて所望位置に固定して使用し、その後、別の位置に移動してパネル(映写用白板)を固定して使用したい等の要望がある。
【0003】
天井等の上方にレールを配設して、移動パネルを、そのレールに沿って、移動させ、所定位置に停止し、不意に移動パネルが動くこと、及び、揺れることを防ぐために、従来、床面を押圧するシャフトを、コイルバネやネジにて、下方へ押付ける構造のものが、提案されている(特許文献1,2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3007256号公報
特開平7-317187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の移動壁の下圧接部材では、圧接ゴムを下端面に付設し、コイルバネにて弾発的に床面を圧接保持させる構成であるが、最近のように、移動パネルが肉厚で重量の大なるものが増えつつあり、所望の位置に安定して固定することができないという欠点、及び、移動から固定(又はその逆)の切替えが、容易でないという欠点もあった。
【0006】
また、上記特許文献2に記載の移動壁(パネル)の固定用ジャッキでは、上下の調整代(上下寸法)は大きく優れてはいる。
しかし、所定床面に移動壁(パネル)を固定する作業、及び、別の場所へ移動させるためにリリースする作業が、容易でない。即ち、ロックナットを作業工具(スパナ)にて一旦緩めて、次に、シャフトを手で回転しつつ上下動させ、その後、ロックナットを作業工具(スパナ)にて締付けねばならない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明は、上方レールから吊下げられた矩形板状の移動パネルを、所定の移動位置で固定保持するための移動パネル固定保持装置であって;上記移動パネルの下端面から下方へ突出させて床面に圧接自在な制動杆体と;該制動杆体を常時下方へ弾発付勢するガスダンパと;上記ガスダンパの下方への弾発付勢力に抗して上記制動杆体を上昇させる手動レバー付きのリンク機構と;該リンク機構の手動レバーを操作して、上記制動杆体を上昇させて最上昇状態となった際に、該最上昇状態を維持する最上昇ロック機構と;を具備している。
【0008】
また、上記手動レバーは、上記移動パネルの左右各側面から内方に収納した状態から、手動にて、側外方へ大きく揺動突出状となって、上記リンク機構から上記最上昇ロック機構に肩替りして、制動杆体の最上昇状態によって、移動パネルが移動可能状態となると共に、上記手動レバーを、上記移動パネルの左右の側面の内方に収納した状態に復元した際に、上記最上昇ロック機構が制動杆体の最上昇状態を維持し続けるように構成した。
【0009】
また、上記リンク機構は、上端に被係止部を有する縦方向の長尺帯板を備え;上記最上昇ロック機構は、下方から上昇してくる上記被係止部に係脱自在に係止する爪部を有すると共に、一軸心廻りに揺動自在なロック爪片と、該ロック爪片を一軸心廻りに揺動させる弾発付勢力を付与して上記被係止部への係止状態を保つためのスプリングとを;具備している。
【0010】
また、矩形板状の移動パネルの下方の左右角部の各々に配設されている。
また、上記手動レバーを一枚の金属板材から形成し、該金属板材製の手動レバーが、収納・突出自在な一本の直線状スリットが、上記移動パネルの左右の側面板に形成されている。
また、側面視が縦長矩形状であり、側外方へ開口状の略コの字型の横断面形状である金属板製ケーシングを、有し;上記ガスダンパとリンク機構とロック機構は、予め上記ケーシング内に組込まれ、ユニットとして、上記移動パネルの側面に、固設されるよう構成した。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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