TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023014501
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-31
出願番号2021118476
出願日2021-07-19
発明の名称洗車装置
出願人エムケー精工株式会社
代理人
主分類B60S 3/06 20060101AFI20230124BHJP(車両一般)
要約【課題】複数のセンサでドアミラーの位置を求め、さらにその複数のセンサの検出結果を照合することで、確実にドアミラーを検出できる洗車装置を提供する
【解決手段】洗車装置10は、車両Cに対して前後に相対移動可能な本体部11と、車両Cを検出する第1センサ部29および第2センサ部30と、第1センサ部29および第2センサ部30の検出結果を照合し、照合結果に基づき洗車処理装置の駆動を制御する制御部31と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄対象となる車両を跨ぐように門型状に形成されたフレームを有し、車両に対して相対的に前後移動可能な本体部と、
対向する第一投光部と第一受光部を有し、該第一投光部と該第一受光部の間で車両を検出する車両検出部と、
光信号を発する第二投光部と、該光信号の反射を受光可能な第二受光部を有し、該光信号の反射により車両側面の凸部の有無及び位置を検出可能な凸部検出部と、
前記車両検出部及び前記凸部検出部の両検出部の検出データを照合し、照合結果に基づき洗車処理装置の駆動を制御する洗車制御部と、
を備える洗車装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記車両検出部は前記フレームの脚部に設けられ、
前記凸部検出部は前記フレームの梁部に設けられ、前記第二投光部は鉛直方向に光信号を発する
ことを特徴とする請求項1記載の洗車装置。
【請求項3】
前記車両検出部と前記凸部検出部は、ともに前記フレームの脚部に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の洗車装置。
【請求項4】
前記洗車制御部は、前記車両検出部で検出した車両の部分を基準として、該基準から予め設定された距離範囲内において、前記凸部検出部が凸部を検出したかどうかに応じて洗車処理装置を制御可能な
請求項1~3のいずれか一項に記載の洗車装置。
【請求項5】
前記洗車制御部は、前記車両検出部が検出した車両が予め定められた大きさを超えている場合に、前記車両検出部及び前記凸部検出部の両検出部の検出データを照合しない
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の洗車装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗車装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されている通り、従来の洗車装置では、車両の側方から車両の上面輪郭を検出し、その輪郭に沿って洗浄ブラシや乾燥ノズルを駆動する方式がとられていた。この方式においては、車両の輪郭は上面部しか検出していないものだから、ブラシなどの洗浄体を車両側面に沿って精度良く駆動することは困難であった。ことドアミラーに関しては、ブラシの接触で破損しやすい装備品であることもあり、付近で大幅な回避動作をとらざるを得ず、従って大きな洗い残し箇所となっていた。
【0003】
車両の全体像を検出可能な車両検出装置としては、特許文献2の装置が知られている。特許文献2に記載されている車両検出装置は、門型ゲートの上部に測距センサを備え、この門型ゲートが被洗浄車両を跨いで移動するのに伴い車体・測距センサ間の距離を検出する。さらに各検出時点における検出結果がゲートの進行方向をX軸、ゲート上辺部の長手方向をY軸、車体の高さ方向をZ軸としたXYZ座標空間内において座標として求められる。この座標の集合を車形データとして洗車ブラシや乾燥ノズルの制御に用いることを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-170220
特開平06-273134
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ブラシで破損しやすいドアミラーを検出し洗浄するには、特許文献2のように一種類のセンサのみで車高方向から車両を検出するだけでは確実といえなかった。
【0006】
そこで本発明の一目的は、複数のセンサでドアミラーの位置を求め、さらにその複数のセンサの検出結果を照合することで、確実にドアミラーを検出できる洗車装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一解決手段に係る洗車装置は、洗浄対象となる車両を跨ぐように門型状に形成されたフレームを有し、車両に対して相対的に前後移動可能な本体部と、対向する第一投光部と第一受光部を有し、該第一投光部と該第一受光部の間で車両を検出する車両検出部と、光信号を発する第二投光部と、該光信号の反射を受光可能な第二受光部を有し、該光信号の反射により車両側面の凸部の有無及び位置を検出可能な凸部検出部と、前記車両検出部及び前記凸部検出部の両検出部の検出データを照合し、照合結果に基づき洗車処理装置の駆動を制御する洗車制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
一解決手段によれば、複数のセンサでドアミラーの位置を求め、さらにその複数のセンサの検出結果を照合することで、確実にドアミラーを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る洗車装置の模式的な正面図である。
図1に示す洗車装置の模式的な側面図である。
図1に示す洗車装置の制御系のブロック図である。
図1に示す洗車装置による車両上面検出の説明図である。
図1に示す洗車装置による車両検出結果の照合の説明図である。
本発明の他の実施形態に係る洗車装置の模式的な正面図である。
図6に示す洗車装置の模式的な側面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
回転ペダル
29日前
個人
運転支援画像
2か月前
個人
タイヤ止め装置
2か月前
個人
タイヤウォーマー
1か月前
個人
指定位置照射装置
1か月前
個人
上方スライドドア
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
18日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
自動車の駆動システム
10日前
個人
自動車のヘッドライト
2日前
個人
向かい風エンジン装置
2か月前
マツダ株式会社
下部車体構造
1か月前
個人
アクセル誤操作防止装置
1か月前
株式会社ユピテル
電子装置等
8日前
井関農機株式会社
水田作業機
2日前
日本精機株式会社
液晶表示装置
3か月前
個人
タイヤ自動給気装置
2か月前
日本精機株式会社
情報提示装置
1か月前
日本化薬株式会社
係止具
2か月前
株式会社フコク
弾性車輪
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
株式会社小糸製作所
灯具
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
新明和工業株式会社
荷受台
1か月前
株式会社アイシン
減衰装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
29日前
新明和工業株式会社
荷受台
1か月前
個人
車両用レインバイザー
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
3か月前
株式会社小糸製作所
固定構造
1か月前
株式会社SUBARU
電動車
1か月前
個人
ホバークラフト用スカート構造
2か月前
Flag Counter
続きを見る