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公開番号2023014449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-31
出願番号2021118373
出願日2021-07-19
発明の名称鳥用おむつ及び鳥用おむつの装着方法
出願人個人,個人
代理人個人
主分類A01K 45/00 20060101AFI20230124BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
簡易に装着し鳥の糞尿を回収することができる鳥用おむつ及び鳥用おむつの装着方法の提供。
【解決手段】
鳥用おむつ1は、本体部2と、ベルト部3と、袋体と、を有する。本体部2は、鳥の脚部の周囲を覆い、係合部21と、係合部に係合可能な被係合部と、を有し、脚部を通すための脚挿入孔2aが形成される。脚挿入孔2aには、一部が開放されることにより脚部を通過させる開放部2bが規定される。係合部21と被係合部との係合によって開放部2bが閉じられ、係合部21と被係合部の係合が解除されることにより開放部2bが開放される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
鳥の脚部の周囲を覆い、係合部と、前記係合部に係合可能な被係合部と、を有し、前記脚部を通すための脚挿入孔が形成された本体部と、
前記本体部に接続されるベルト部と、
前記本体部及びベルト部の少なくとも一方に着脱可能に接続され前記鳥の糞尿を受けとめる袋体と、を有し、
前記脚挿入孔には、一部が開放されることにより前記本体部を前記鳥に装着する時に前記脚部を通過させる開放部が規定され、
前記係合部と前記被係合部との係合によって前記開放部が閉じられ、前記係合部と前記被係合部の係合が解除されることにより前記開放部が開放されることを特徴とする鳥用おむつ。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ベルト部は前記本体部に着脱可能に接続され、
前記本体部は、前記ベルト部の一端部又は他端部が取付可能な第1ベルト取付部と、前記一端部又は前記他端部が取付可能であって前記第1ベルト取付部と同一平面上に位置する第2ベルト取付部と、をさらに有し、
前記一端部が前記第1ベルト取付部に取り付けられたとき、前記他端部は前記第2ベルト取付部に取り付けられることにより、前記本体部及び前記ベルト部が前記鳥に装着され、
前記一端が前記第2ベルト取付部に取り付けられたとき、前記他端部は前記第1ベルト取付部に取り付けられることにより、前記本体部及び前記ベルト部が前記鳥に装着されることを特徴とする請求項1に記載の鳥用おむつ。
【請求項3】
前記本体部は、前記脚挿入孔の間に設けられた袋取付部をさらに有し、
前記袋体は、前記ベルト部と、前記袋取付部と、に取り付けられ、
前記袋体には、前記糞尿を吸収する吸収材と、前記吸収材の周囲を覆う防水材と、が挿入されることを特徴とする請求項2に記載の鳥用おむつ。
【請求項4】
前記本体部及び前記ベルト部は、展開すると平面状となり、
前記係合部と、前記被係合部と、は異なる面に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の鳥用おむつ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の鳥用おむつを準備する工程と、
前記開放部を介して前記脚部を前記脚挿入孔に挿入する工程と、
前記係合部と前記被係合部とを係合する工程と、
前記ベルト部と前記本体部とを接続することにより、前記鳥の腰部の周囲に前記ベルト部と前記本体部を取り付ける工程と、
前記袋体の内部に前記糞尿を吸収する吸収材を挿入する工程と、
前記袋体を前記本体部及び前記ベルト部の少なくとも一方に取り付ける工程と、を有することを特徴とする鳥用おむつの装着方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥用おむつ及び鳥用おむつの装着方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、鶏、アヒル、鴨、シチメンチョウなどの鳥類がペットとして屋内で飼育されている。鳥類は、通常の犬猫と異なりトイレのしつけができないため、糞尿が垂れ流しとなってしまい床面が汚れてしまっていた。そこで、鳥に装着するための鳥ペット用おむつによって糞尿の飛散を防いでいる(特開2015-112093号公報)。従来の鳥ペット用おむつでは、2つの穴に鳥の脚を通して装着する本体部と、取り外し可能なおむつから構成される。おむつには芯が設けられていて、内部に適度な空間を作るとともに垂れ下がりを防止している。
【0003】
他の鳥用オムツでは、前身頃と、背あてと、両者を繋ぐ肩ひもと、を有している(実用新案登録第3123328号)。鳥用オムツは、鳥の頭部を肩ひもの間に内側から通し、前身頃を鳥の腹側に沿わせ、背あてを留めることにより鳥に装着される。肩ひもの長さが調節可能となっているため、鳥の体形に合わせたサイズ調整が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-112093号公報
実用新案登録第3123328号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の鳥ペット用おむつは穴に脚を通すことで装着するため、鳥を一度持ち上げなければならず、装着時の負担があった。特に、鶏やシチメンチョウなどのサイズの大きな鳥類に装着する場合は、持ち上げる際に暴れるなどの問題があった。また、脚は鳥の急所であるため脚を穴に通す際におむつが脚に触れることにより鳥が嫌がって暴れていた。
【0006】
特許文献2の鳥用オムツでは、鳥の頭部を肩ひもの内側から通すように装着するため、鶏冠がある鳥の場合は、鶏冠が障害となっていた。また、インコ等の小型の鳥類には装着可能だが、鳥類には適していなかった。
【0007】
そこで、本発明は、簡易に装着し鳥の糞尿を回収することができる鳥用おむつ及び鳥用おむつの装着方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために第1の発明は、鳥の脚部の周囲を覆い、係合部と、前記係合部に係合可能な被係合部と、を有し、前記脚部を通すための脚挿入孔が形成された本体部と、前記本体部に接続されるベルト部と、前記本体部及びベルト部の少なくとも一方に着脱可能に接続され前記鳥の糞尿を受けとめる袋体と、を有し、前記脚挿入孔には、一部が開放されることにより前記本体部を前記鳥に装着する時に前記脚部を通過させる開放部が規定され、前記係合部と前記被係合部との係合によって前記開放部が閉じられ、前記係合部と前記被係合部の係合が解除されることにより前記開放部が開放されることを特徴とする鳥用おむつを提供している。
【0009】
第2の発明では、第1の発明に記載された鳥用おむつであって、前記ベルト部は前記本体部に着脱可能に接続され、前記本体部は、前記ベルト部の一端部又は他端部が取付可能な第1ベルト取付部と、前記一端部又は前記他端部が取付可能であって前記第1ベルト取付部と同一平面上に位置する第2ベルト取付部と、をさらに有し、前記一端部が前記第1ベルト取付部に取り付けられたとき、前記他端部は前記第2ベルト取付部に取り付けられることにより、前記本体部及び前記ベルト部が前記鳥に装着され、前記一端が前記第2ベルト取付部に取り付けられたとき、前記他端部は前記第1ベルト取付部に取り付けられることにより、前記本体部及び前記ベルト部が前記鳥に装着されることを特徴としている。
【0010】
第3の発明では、第2の発明に記載された鳥用おむつであって、前記本体部は、前記脚挿入孔の間に設けられた袋取付部をさらに有し、前記袋体は、前記ベルト部と、前記袋取付部と、に取り付けられ、前記袋体には、前記糞尿を吸収する吸収材と、前記吸収材の周囲を覆う防水材と、が挿入されることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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