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公開番号2023013781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-26
出願番号2021118195
出願日2021-07-16
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20230119BHJP(電気通信技術)
要約【課題】入出力の仕様が異なるコントローラ制御部とエンジン制御部とで情報を受け渡すことができるようにする。
【解決手段】画像データを取得するコントローラ制御部と、印刷処理を行うエンジン制御部と、前記コントローラ制御部とエンジン制御部との間を中継する中継部とを備え、前記中継部は、前記コントローラ制御部と通信可能な第1の入出力部を介して前記コントローラ制御部から前記画像データとコマンドを受信し、受信した前記画像データと前記コマンドを、前記エンジン制御部と通信可能な第2の入出力部を介して前記エンジン制御部に送信し、前記エンジン制御部は、前記中継部を介して受信した前記画像データと前記コマンドに基づいて前記印刷処理を行う。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
画像データを取得するコントローラ制御部と、
印刷処理を行うエンジン制御部と、
前記コントローラ制御部と前記エンジン制御部との間を中継する中継部と
を備え、
前記中継部は、前記コントローラ制御部と通信可能な第1の入出力部を介して前記コントローラ制御部から前記画像データとコマンドを受信し、受信した前記画像データと前記コマンドを、前記エンジン制御部と通信可能な第2の入出力部を介して前記エンジン制御部に送信し、
前記エンジン制御部は、
前記中継部を介して受信した前記画像データと前記コマンドに基づいて前記印刷処理を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
スリープ機能と、
前記コントローラ制御部から前記エンジン制御部へ、第1の値又は第2の値を示すスリープ復帰条件信号を通知する為のスリープ復帰条件信号線と
を備え、
スリープ復帰時に、前記エンジン制御部は、前記コントローラ制御部から通知された前記スリープ復帰条件信号が前記第1の値を示す場合、前記印刷処理の為のウォーミングアップを実施せず、前記スリープ復帰条件信号が前記第2の値を示す場合、前記ウォーミングアップを実施する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
スリープ復帰時に、前記コントローラ制御部から前記エンジン制御部に通知された前記スリープ復帰条件信号が前記第1の値を示す場合、前記中継部の復帰処理と並行して、前記エンジン制御部が前記ウォーミングアップを実施する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ウォーミングアップは、
定着器の温度を所定温度まで加熱する動作である
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記中継部は、
前記第1の入出力部を介して前記コントローラ制御部から前記コマンドを受信し、受信した前記コマンドを、前記第2の入出力部を介して前記エンジン制御部に送信するコマンド制御部と、
前記第1の入出力部を介して前記コントローラ制御部から前記画像データを受信し、受信した前記画像データを、前記第2の入出力部を介して前記エンジン制御部に送信する印刷制御部と
を有する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コマンド制御部は、
前記コントローラ制御部から受信した前記コマンドが、正常なコマンドでない場合、当該コマンドを前記エンジン制御部に送信しない
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記コントローラ制御部が実装されたコントローラ基板と、
前記エンジン制御部が実装されたエンジン基板と
を備え、
前記中継部は、
前記コントローラ基板と前記エンジン基板のどちらかに実装されている
ことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタなどの画像形成装置では、画像形成部の制御を行うエンジン制御部と、当該エンジン制御部に画像データとコマンドを送信するコントローラ制御部とを備え、それぞれが独立して起動するように構成されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-55650号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コントローラ制御部とエンジン制御部とを独立して起動させる為には、コントローラ制御部とエンジン制御部とを別々のハードウェアによって実装することになるが、コントローラ制御部とエンジン制御部とでハードウェアの仕様(具体的には入出力の仕様)が異なっていると、コントローラ制御部とエンジン制御部との間で各種情報(画像データとコマンドなど)を直接受け渡すことができない。
【0005】
この為、従来の画像形成装置では、コントローラ制御部側とエンジン制御部側とでハードウェアの仕様(具体的には入出力の仕様)を合わせなければならないという問題を有していた。
【0006】
本発明は以上の点を考慮したものであり、入出力の仕様が異なるコントローラ制御部とエンジン制御部とで情報を受け渡すことができるようにした画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、画像データを取得するコントローラ制御部と、印刷処理を行うエンジン制御部と、前記コントローラ制御部と前記エンジン制御部との間を中継する中継部とを備え、前記中継部は、前記コントローラ制御部と通信可能な第1の入出力部を介して前記コントローラ制御部から前記画像データとコマンドを受信し、受信した前記画像データと前記コマンドを、前記エンジン制御部と通信可能な第2の入出力部を介して前記エンジン制御部に送信し、前記エンジン制御部は、前記中継部を介して受信した前記画像データと前記コマンドに基づいて前記印刷処理を行う。
【0008】
こうすることで、入出力の仕様が異なるコントローラ制御部とエンジン制御部とが、中継部を介して通信可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、入出力の仕様が異なるコントローラ制御部とエンジン制御部とで情報を受け渡すことができるようにした画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態による画像形成システムの構成を示す図である。
第1の実施の形態による中継FWの役割を示す図である。
第1の実施の形態の画像形成システムによる印刷時の動作手順を示すフローチャートである。
第2の実施の形態による画像形成システムの構成を示す図である。
第2の実施の形態の画像形成装置によるスリープ復帰時の動作手順を示すフローチャートである。
第2の実施の形態の画像形成印刷によるスリープ復帰時の動作のタイミングチャートである。
第1の実施の形態の画像形成装置によるスリープ復帰時の動作のタイミングチャートである。
第2の実施の形態の画像形成装置によるスリープ復帰条件信号の設定手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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