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公開番号
2023013622
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-26
出願番号
2021117940
出願日
2021-07-16
発明の名称
情報処理システム
出願人
株式会社エアークローゼット
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0645 20230101AFI20230119BHJP(計算;計数)
要約
【課題】衣類の賃貸サービスのビジネスを拡大する。
【解決手段】サーバ1は、賃貸管理部11と、真贋検品部12と、品質検品部13とを備える。賃貸管理部11は、役務のフローのうち、衣類SUがユーザに対して賃貸される出荷工程S3から返却荷受工程S6において、衣類SUのタグIDと、ユーザを特定可能なユーザ情報とを含む情報を、賃貸情報として生成して管理する。真贋検品部12は、返却荷受工程S6において、タグリーダTRにより衣類SUの品質タグに縫い付けられたRFIDタグTGから読み取られたタグIDと、賃貸情報とに基づいて、返却された衣類SUがユーザに賃貸されたものと同一か否かの判定(真贋検品)を行う。品質検品部13は、返却荷受工程S6において、衣類SUに生じているダメージの種類(汚れ、やぶれ、ほつれ等)及び程度(軽度、重度等)を示す情報をダメージ情報として取得することで、衣類SUの品質検品を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
識別子を含む情報を無線送信可能なタグが付された衣類についてユーザへ賃貸する役務の提供において、前記タグから無線送信された前記情報を受信することで前記識別子を読み取る読取装置と、
前記役務の管理をする情報処理装置と、
を含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記役務のフローのうち、前記衣類が前記ユーザに対して賃貸される賃貸工程において、前記識別子と、前記ユーザを特定可能なユーザ情報とを含む情報を、賃貸情報として生成して管理する賃貸情報管理手段と、
前記フローのうち、前記ユーザから返却された前記衣類が受け付けられる返却工程において、前記読取装置により読み取られた前記識別子と、前記賃貸情報とに基づいて、返却された前記衣類が前記ユーザに賃貸されたものと同一であるか否かの判定を行うことで、真贋検品を行う第1検品手段と、
前記返却工程において、返却された前記衣類に生じているダメージの種類及び程度を示す情報をダメージ情報として取得することで、当該衣類の品質検品を行う第2検品手段と、
前記フローのうち前記賃貸工程及び前記返却工程を管理すると共に、前記第1検品手段による真贋検品が成功した場合、前記第2検品手段により取得された前記ダメージ情報に基づいて前記衣類のメンテナンス方法を決定して、前記フローを、前記返却工程から、前記衣類がメンテナンスされるメンテナンス工程に遷移させて管理する工程管理手段と、
を備える、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記ユーザに賃貸された前記衣類はN個(Nは2以上の整数値)であり、
前記N個の前記衣類毎に夫々、衣類状態について、当該衣類が前記ユーザに賃貸されている間には賃貸状態として管理し、当該衣類が前記ユーザに買い取られた場合には販売済状態として管理し、当該衣類がメンテナンスされている場合にはメンテナンス中として管理する衣類状態管理手段、
を前記情報処理装置はさらに備え、
前記N個の前記衣類のうちM個(MはN未満の整数値)が販売済状態である場合、前記第1検品手段は、返却された前記衣類が前記ユーザに賃貸されたものと同一であるという結果の個数が、(N-M)個であるか否かの判断もさらに行う、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記読取装置は、さらに、前記フローのうち所定工程が開始される場所又は前記衣類状態を所定状態に遷移させる場所に夫々設置されており、
前記工程管理手段は、さらに、前記フローのうち前記所定工程が開始される場所に設置された前記読取装置により前記識別子が読み取られた場合、当該識別子により特定される前記衣類についての前記フローを当該所定工程に遷移させて管理し、
前記衣類状態管理手段は、さらに、前記衣類状態を前記所定状態に遷移させる場所に設置された前記読取装置により前記識別子が読み取られた場合、当該識別子により特定される前記衣類についての前記衣類状態を当該所定状態に遷移させて管理する、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記ユーザの状態について、前記衣類が前記ユーザに賃貸されている間には賃貸状態として管理し、前記第1検品手段による前記真贋検品が成功した場合には、前記賃貸状態から、次回に賃貸する衣類の選定が可能になる選定待機状態に遷移させて管理するユーザ状態管理手段、
を前記情報処理装置はさらに備える、
請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記タグは、対洗濯性のリネン用RFIDタグであり、
当該タグは、前記衣類に直接縫い付けられている、
請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記タグは、前記衣類の品質タグと同じ位置に直接縫い付けられている、
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記ユーザについて、前記役務が利用される毎に、賃貸された前記衣類に関する情報、賃貸期間を含む賃貸に関する情報、及び、前記第1検品手段及び前記第2検品手段の夫々の結果を含む情報を、ユーザ履歴情報として管理するユーザ履歴管理手段と、
前記ユーザ履歴情報に基づいて、前記ユーザのパーソナルデータを生成するパーソナルデータ生成手段と、
を前記情報処理装置はさらに備える、
請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の情報処理はステム。
【請求項8】
前記ユーザ履歴情報には、さらに、前記役務を前記ユーザが利用した回数が含まれている、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記識別子で特定可能な前記衣類について、前記役務が利用される毎に、当該衣類に関する情報、賃貸期間を含む賃貸に関する情報、及び、前記第1検品手段及び前記第2検品手段の夫々の結果を含む情報を、当該識別子と対応付けて衣類履歴情報として管理する衣類履歴管理手段、
を前記情報処理装置はさらに備える、
請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記衣類履歴情報には、さらに、当該衣類が入庫された日付も含まれる、
請求項9に記載の情報処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばアパレル業界等では、従来から、RFIDタグを利用した衣類の販売管理が行われている(例えば特許文献1参照)。
販売対象の商品に取り付けられるRFIDタグは、販売後、ユーザにより取り外されることが前提のため、通常、提げタグ(商品と独立した紙タグを紐状の留め具で止めたもの)に埋め込んだ状態で利用されることが一般的である。
近年、衣類の販売だけなく、RFIDタグを利用したレンタル(賃貸)事業も徐々に開始されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-228137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のRFIDタグは、衣類からの取り外しが容易であるため、貸出先で別の衣類にタグを付け替えられる等の不正行為が行われる可能性がある。
また、貸出中の衣類の状況が変化した場合、例えば貸出中の衣類が汚れたり、劣化したときに、それが貸出先で生じたものか、貸出以前の段階(出荷段階や配送段階)に生じたものか、衣類が返却された以降に生じたものかが追跡できない。
さらに、管理上、賃貸中の複数の衣類の中からいくつかの衣類を購入したい、という貸出先のユーザの要望に応じることが難しい。
このような懸念材料が衣類の賃貸サービスのビジネスが拡大しない要因となっている。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、衣類の賃貸サービスのビジネスを拡大することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様である情報処理システムは、
識別子を含む情報を無線送信可能なタグが付された衣類についてユーザへ賃貸する役務の提供において、前記タグから無線送信された前記情報を受信することで前記識別子を読み取る読取装置と、
前記役務の管理をする情報処理装置と、
を含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記役務のフローのうち、前記衣類が前記ユーザに対して賃貸される賃貸工程において、前記識別子と、前記ユーザを特定可能なユーザ情報とを含む情報を、賃貸情報として生成して管理する賃貸情報管理手段と、
前記フローのうち、前記ユーザから返却された前記衣類が受け付けられる返却工程において、前記読取装置により読み取られた前記識別子と、前記賃貸情報とに基づいて、返却された前記衣類が前記ユーザに賃貸されたものと同一であるか否かの判定を行うことで、真贋検品を行う第1検品手段と、
前記返却工程において、返却された前記衣類に生じているダメージの種類及び程度を示す情報をダメージ情報として取得することで、当該衣類の品質検品を行う第2検品手段と、
前記フローのうち前記賃貸工程及び前記返却工程を管理すると共に、前記第1検品手段による真贋検品が成功した場合、前記第2検品手段により取得された前記ダメージ情報に基づいて前記衣類のメンテナンス方法を決定して、前記フローを、前記返却工程から、前記衣類がメンテナンスされるメンテナンス工程に遷移させて管理する工程管理手段と、
を備える。
【0007】
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理システムに対応する方法及びプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、衣類の賃貸サービスのビジネスを拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る情報処理システムの適用により提供される衣類の賃貸に関する業務フロー(本サービス)の一例を示す図である。
本サービスを提供するために適用される情報処理システムの一実施形態の構成図である。
図1の情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図3のサーバにおいて、衣類の賃貸に関する処理を実現するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
サーバの商品DBの一例を示す図である。
サーバのユーザDBの一例を示す図である。
サーバのレンタルDBの一例を示す図である。
図1の業務フローのうち、サーバで実行される処理の流れを説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理システムにより提供される衣類賃貸サービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の業務フローを説明する。
図1は、本発明の情報処理システムにより提供される本サービスの業務フローを示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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