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公開番号
2023013174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-26
出願番号
2021117157
出願日
2021-07-15
発明の名称
警報装置
出願人
大成建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20230119BHJP(車両一般)
要約
【課題】工事現場への入場頻度の高低に関わらず、入場する全ての車両に対して容易に取り付けられて、それぞれの車両に予め装備されている点灯機の照度を高くしたり、発音機の音量を大きくすることのできる警報装置を提供する。
【解決手段】警報装置80は、センサ60と警報機50とを備え、センサ60は、車両の備える点灯機もしくは発音機の近接位置に着脱自在に取り付けられ、警報機50は、センサ60から送信される検知信号を受信する受信部24、受信部24が検知信号を受信した際に警報光および/または警報音を発する発信部20,30、及び電池電源部16a、16bを備え、車両に着脱自在に取り付けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の備える点灯機もしくは発音機の近接位置に着脱自在に取り付けられる、センサと、
前記センサから送信される検知信号を受信する受信部、該受信部が該検知信号を受信した際に警報光および/または警報音を発する発信部、及び電池電源部を備え、前記車両に着脱自在に取り付けられる、警報機と、を有することを特徴とする、警報装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記センサと前記警報機が、伸縮自在なコードにて前記検知信号を送受信自在に繋がれていることを特徴とする、請求項1に記載の警報装置。
【請求項3】
前記センサと前記警報機はいずれも、前記車両に磁着されるマグネットを備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の警報装置。
【請求項4】
前記警報機は、前記受信部と前記発信部を装備するボックスを備え、
前記ボックスの外面には、前記警報光の発光と前記警報音の発音をそれぞれ作動可能もしくは作動停止とするスイッチが設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の警報装置。
【請求項5】
前記ボックスの外面には、前記発信部を構成するライトとブザーが装備され、
少なくとも、前記ライトと前記ブザーと前記スイッチが防水仕様であることを特徴とする、請求項4に記載の警報装置。
【請求項6】
車両の備える前記点灯機がバックライトであり、前記発音機がバックブザーであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の警報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、警報装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
工事現場においては、重機やトラックといった複数種の車両が頻繁に稼働し、車両同士の接触災害や車両と作業員との接触災害の防止が課題の一つとなっている。中でも、重機等の車両が後退する際の接触災害は、他の車両や作業員が運転者の死角に存在し得ることから、接触災害の多くの割合を占めている。
車両には、自身の後退を周囲に知らせるためのバックライト(点灯機の一例で後退灯)やバックブザー(発音機の一例)が装備されており、バックライトが点灯し、バックブザーが鳴ることによって、運転者の死角に存在する作業員や車両は速やかに退避することが可能になる。しかしながら、例えばトンネル工事現場等のように、大きな騒音環境下や薄暗い照度環境下においては、車両から発せられるバックライトの照度やバックブザーの音量が不十分であることも往々にしてあり、このような場合に接触災害が発生し得る。
そこで、例えば工事現場への入場頻度の高い車両に対して、当該工事現場の騒音環境や照度環境に対応したバックライトやバックブザーを電気的に接続することは実現可能ではあるものの、この措置(改造)には手間と時間を要することから、特に工事現場への入場頻度の低い車両に対して講じられ難いものとなる。
【0003】
以上のことから、工事現場への入場頻度の高低に関わらず、入場する全ての車両に対して、それぞれの車両に予め装備されている点灯機の照度を高くしたり、発音機の音量を大きくすることのできる警報装置が望まれる。
【0004】
ここで、特許文献1には、バリケードを築くことや誘導員をおくことなく、重機の動作中に、重機やその一部が危険ゾーンに入ることを防止する、重機の作業域監視システムである危険監視システムが提案されている。より具体的には、この危険監視システムは、移動物体及び移動物体近傍を撮像して映像信号を出力する撮像装置と、撮像装置からの映像信号を入力して映像信号の1フレーム毎に移動物体と背景を分離するとともに背景を複数のゾーンに分割し、かつ、移動物体の輪郭の少なくとも一部が所定のゾーンに位置した際に特定ゾーン侵入信号を出力する画像処理装置とを備えている。この画像処理装置は、特定ゾーンを設定する特定ゾーン設定器と、画像処理装置からの特定ゾーン侵入信号を受けて警報信号を出力する警報信号発生装置とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平7-175992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の危険監視システムは、撮像装置が移動物体等を撮像して映像信号を出力し、画像処理装置がこの映像信号から移動物体と背景を分離し、背景が複数に分割された所定のゾーンに移動物体が位置した際に特定ゾーン侵入信号を出力するといった、極めて複雑なシステムであることから、システムの構築コストが高価になり、上記するように、工事現場への入場頻度の高低に関わらず、入場する全ての車両に対してこのようなシステムを適用することは現実的でない。
さらに、このシステムでは、入場する車両に予め装備されている点灯機の照度を高くしたり、発音機の音量を大きくすることはできない。
【0007】
本発明は、工事現場への入場頻度の高低に関わらず、入場する全ての車両に対して容易に取り付けられて、それぞれの車両に予め装備されている点灯機の照度を高くしたり、発音機の音量を大きくすることのできる警報装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成すべく、本発明による警報装置の一態様は、
車両の備える点灯機もしくは発音機の近接位置に着脱自在に取り付けられる、センサと、
前記センサから送信される検知信号を受信する受信部、該受信部が該検知信号を受信した際に警報光および/または警報音を発する発信部、及び電池電源部を備え、前記車両に着脱自在に取り付けられる、警報機と、を有することを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、いずれも車両に対して着脱自在に取り付けられるセンサと警報機を備え、センサにて検知される、車両の点灯機や発音機から発せられる光や音に関する検知信号が警報機に送信されて当該光や音が増強された警報光や警報音を発することにより、工事現場に入場する全ての車両に簡易に取り付けることができ、各車両の備える点灯機や発音機の光や音を工事現場の状況に応じて所望に増強させることができるため、工事現場における接触災害を効果的に防止することが可能になる。
また、電池電源部にてセンサや警報機の電源が確保(内蔵)されていることから、外部電源を不要にして警報装置を車両に取り付けておくことにより、工事現場内に車両が稼働している間は警報装置も常時作動可能な状態にできる。
【0010】
ここで、工事現場における車両には、各種重機やトラック、一般車両等、様々な工事関連の移動体が含まれる。
これらの車両が工事現場に入場する際に、各車両に対して本態様の警報装置が工事管理者等から貸与され、各車両の所定位置(例えばバックライト近傍位置等)に警報装置が設置され、各車両が工事現場から退場する際に警報装置を外して工事管理者等に返還することができる。返還された警報装置の電池電源部は、次の工事日までに充電しておいたり、新規の電池に取り替えておくことにより、あらたな警報装置の作動が可能になる。
(【0011】以降は省略されています)
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