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公開番号2023012937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-26
出願番号2021116706
出願日2021-07-14
発明の名称電子機器、プログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類B60R 1/12 20060101AFI20230119BHJP(車両一般)
要約【課題】専門業者による取付工事をしなくても視界の妨げとならずに適切な方向の画像を撮影可能なドライブレコーダーを提供する。
【解決手段】ドライブレコーダー1は、ハーフミラー11の背面に液晶ディスプレイ13を収容する本体ケース20を備え、背面側には、運転席側となる左端にカメラユニット30が車両前方にレンズを向けた状態となる様に取り付けられている。カメラユニット30は、P1~P6の6つの位置のいずれかにレンズを向けた状態とできる様に、上下左右に回動可能であると共に、これら6位置でレンズの向きを選択的に固定する嵌合用の凹凸をレンズ体とレンズホルダに備えている。ルームミラーに対しては、背面の上下クランパ51,52で上下から挟み付ける様に取り付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段による表示内容を表示可能な電子機器であって、
前記表示手段にはカメラで撮影した映像を表示する機能を備え、
前記鏡面に反射して視認される像と、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像との、位置のずれを低減させる調整を行うための調整機能を備えること
を特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記調整機能としては、前記カメラから出力される映像を入力して、その入力したカメラの映像に対して前記位置のずれを低減させる自動的な調整を加えた後、手動で設定された調整内容を適用した前記位置のずれを低減させる調整を加える機能を備えること
を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記調整機能は、前記位置のずれを低減させる調整を行うためのパラメータに基づき調整を行う機能を備え、当該パラメータを予め複数設定しておき、当該設定に要するユーザの操作回数よりも少ない回数で、前記複数設定されたパラメータのうちいずれのパラメータを適用した調整を行うかをユーザに選択させ、選択されたパラメータが適用された位置のずれを低減させる調整を行う機能を備えること
を特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記調整機能は、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分に対するユーザの指の接触を検知して、当該指の接触に基づき、前記鏡面に反射して視認される像と、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像との、位置のずれを低減させる調整を行う機能を備えること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
【請求項5】
前記鏡面の方向が変わった可能性があることを検知する機能を備え、前記鏡面の方向が変わったので前記位置のずれが発生している可能性があること、前記位置ずれの再調整、または、前記鏡面の方向をもとに戻す必要があることの、少なくともいずれか1つを報知する機能を備えること
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子機器。
【請求項6】
前記調整手段は、前記鏡面の方向の変位を検出して、前記鏡面に反射して視認される像と、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像との、位置のずれを低減させる調整する機能を備えること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
【請求項7】
当該電子機器には、当該電子機器の向きの変位に応じて撮影される範囲が変位する第2カメラ(例えば前方撮影カメラ)を備え、
前記調整手段は、前記第2カメラの映像の変位に応じて、前記位置のずれを調整する機能を備えること
を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
【請求項8】
前記カメラの方向が変わった可能性があることを検知する機能を備え、前記カメラの方向が変わったので前記位置のずれが発生している可能性があること、前記位置ずれの再調整または、前記カメラの方向をもとに戻す必要があることの、少なくともいずれか1つを報知する機能を備えること
を特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電子機器。
【請求項9】
前記カメラの方向の変位を検出して、前記鏡面に反射して視認される像と、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像との、位置のずれを低減させる調整する機能を備えること
を特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電子機器。
【請求項10】
前記調整手段は、設定された当該電子機器と前記カメラとの位置関係に応じて、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像の範囲を自動的に調整する機能を備えること
を特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両における状況を撮影する電子機器、プログラム等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フロントガラスの内面に貼り付ける様にして装着するタイプのドライブレコーダー(特許文献1)や、ルームミラー一体型としたドライブレコーダーが知られている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
特開2006-321423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の様にフロントガラスに貼り付けるタイプのドライブレコーダーは、取り付け場所に困ったり視界の妨げとなる問題があった。
そこで、本発明は、従来の電子機器等よりも優れた電子機器等を提供することを目的とする。
【0005】
本願の発明の目的はこれに限定されず、本明細書および図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」と記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正または分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1. 鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段による表示内容を表示可能な電子機器であって、前記表示手段にはカメラで撮影した映像を表示する機能を備え、前記鏡面に反射して視認される像と、前記鏡面の少なくとも一部に重ねて前記表示手段に表示される部分の前記カメラの像との、位置のずれを低減させる調整を行うための調整機能を備える電子機器とするとよい。
【0007】
このようにすれば、ユーザは、鏡面に反射して視認される像と、鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段に表示される部分のカメラの像との、位置のずれが、より低減された像を視認できる。例えば、鏡面に反射して視認される像と、鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段に表示される部分のカメラの像との重なりあった部分に見えるそれぞれの像の位置のずれを、従来よりも気にならないようにすることできる。例えば、鏡面に反射して視認される像と、表示手段に表示される像とがずれてしまい、見づらくなることを低減できる。例えば、鏡面に反射して視認される像と、鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段に表示される部分のカメラの像の2つの像(以下単に2つの像とも称する)が重なって視認される箇所についての違和感を低減させることが可能となる。例えば2つの像が全く異なる範囲を映す像となる場合、視認される像はぐちゃぐちゃに2つの像が混ざった像となってしまうが、これを軽減させることが可能となる。
【0008】
2つの像はその全部が重なるように構成してもよいが、その一部が重なるように構成するとよい。その一部が重なる構成としては、鏡面の全体範囲の内部にカメラの像の表示画面を有する表示手段を設けるとよい。2つの像が重なり合っている部分の違和感を軽減できるとともに、2つの像が重なり合わない部分の像と2つの像が重なり合う部分との境界部分の像の連続性のずれを低減することができ、この境界部分の違和感を軽減できる。
【0009】
鏡面の少なくとも一部に重ねて表示手段に表示させる構成としては、例えば、鏡面をハーフミラーとし、ハーフミラーの背面に表示手段の表示画面を配置する構成とするとよい。ハーフミラーの背面に表示手段の表示画面の範囲は、ハーフミラーの範囲よりも小さな範囲とするとよい。
【0010】
位置のずれとしては、例えば、2つの像の上下左右のいずれかの位置のずれまたはこれらの位置のずれの組み合わせとするとよい。また位置のずれとしては、2つの像の大きさのずれとするとよい。また位置のずれとしては、2つの像の少なくともいずれか一方の像の歪みによるずれとするとよい。またこれらの組み合わせのずれとするとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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