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公開番号2023012897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-26
出願番号2021116645
出願日2021-07-14
発明の名称画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 9/08 20060101AFI20230119BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】捺染トナーを用いて媒体に転写する画像の画質を高める。
【解決手段】画像形成装置1は、捺染色材及び結着樹脂を含む捺染トナーと、捺染トナーを用いて捺染トナー像を媒体としての印刷媒体P上に形成する現像装置11とを設け、捺染トナーのゲル分率は1.4~3.0[%]であるようにする。
【選択図】図11


特許請求の範囲【請求項1】
昇華性色材及び結着樹脂を含む捺染トナーと、
前記捺染トナーを用いて捺染トナー像を媒体上に形成する画像形成部と
を備え、
前記捺染トナーのゲル分率は1.4~3.0[%]である
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記媒体への前記捺染トナーの形成量を、0.63[mg/cm

]以下とした
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記媒体への前記捺染トナーの形成量を、0.56[mg/cm

]以下とした
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記媒体への前記捺染トナーの形成量を、0.38[mg/cm

]以上とした
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記昇華性色材は、ブラックである
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記昇華性色材は、捺染イエロー色材、捺染マゼンタ色材及び捺染シアン色材を少なくとも含む
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成部は、捺染カラートナーを用いて捺染カラートナー像を前記媒体上に形成する複数のカラー画像形成部を有し、
前記捺染カラートナーのゲル分率よりも前記捺染トナーのゲル分率が低い
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記捺染カラートナーは、
捺染イエロー色材及び結着樹脂を含む捺染イエロートナーと、捺染マゼンタ色材及び結着樹脂を含む捺染マゼンタトナーと、捺染シアン色材及び結着樹脂を含む捺染シアントナーとを少なくとも1つ以上有する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記捺染トナーに対する前記昇華性色材の含有率は、13.6[%]以上である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施の形態は画像形成装置に関し、例えば電子写真方式のプリンタに適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置(プリンタとも呼ばれる)として、コンピュータ装置等から供給される画像に基づき、トナー(現像剤とも呼ばれる)を用いて画像形成ユニットによりトナー像を形成して紙等の媒体に転写し、これに熱及び圧力を加えて定着させることにより、印刷処理を行うものが広く普及している。画像形成装置では、一般的なカラー印刷を行う場合、例えばシアン、マゼンタ、イエロー及びブラック等の各色のトナー(以下これらをカラートナーと呼ぶ)が使用される。
【0003】
また画像形成装置においては、トナー像を媒体に形成し、そのトナー像を該媒体から他媒体に転写させることにより、該他媒体に画像を形成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに近年、トナーとして昇華性を有する捺染トナーを用いる画像形成装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-141869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、そのような捺染トナーを用いてトナー像を媒体に形成し、そのトナー像を該媒体から他媒体に転写させる場合、昇華性を有する捺染トナーにより他媒体に画像を形成するときに、捺染トナーに含まれる樹脂により品質不良が発生する可能性があった。
【0006】
本開示の実施の形態は以上の点を考慮してなされたもので、捺染トナーを用いて媒体に転写する画像の画質を高め得る画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため本開示の実施の形態の画像形成装置においては、昇華性色材及び結着樹脂を含む捺染トナーと、捺染トナーを用いて捺染トナー像を媒体上に形成する画像形成部とを設け、捺染トナーのゲル分率は1.4~3.0[%]であるようにした。
【0008】
本開示の実施の形態は、捺染トナーを用いて目標濃度に対して十分なトナー形成量を確保しつつ樹脂残り発生面積率を抑制することができ、他媒体に転写させる際に他媒体に樹脂残りが発生する面積率を低減できる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施の形態によれば、捺染トナーを用いて媒体に転写する画像の画質を高め得る画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の構成を示す左側面図である。
画像形成ユニット及び定着器の構成を示す左側面図である。
アイロンプレス装置の構成を示す図である。
樹脂残りの様子を示す図である。
捺染トナー各色における染料含有率及び樹脂残り発生頻度を示す表である。
捺染トナー各色における染料含有率と樹脂残り発生頻度との関係を示すグラフである。
捺染ブラックトナー層厚と樹脂残り発生頻度とを示す表である。
捺染ブラックトナー層厚と樹脂残り発生頻度との関係を示すグラフである。
捺染トナー各色の染料含有率と樹脂高分子成分量との関係を示すグラフである。
捺染ブラックトナーゲル分率、樹脂残り発生面積率及び目標濃度を達成するためのトナー形成量を示す表である。
捺染ブラックトナーゲル分率と樹脂残り発生面積率との関係を示すグラフである。
捺染ブラックトナーゲル分率と目標濃度を達成するためのトナー形成量との関係を示すグラフである。
捺染トナー各色のゲル分率を示すグラフである。
ゲル分率測定の工程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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