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公開番号
2023012802
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-26
出願番号
2021116494
出願日
2021-07-14
発明の名称
消毒装置
出願人
個人
代理人
主分類
A61L
2/02 20060101AFI20230119BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
本発明は、小型軽量で容易に運搬可能で、複雑な表面形状を有する場所にも設置可能で、消毒対象物体が複雑な表面形状を有する場合でも、特別に取り扱い操作を意識することなく、容易に安全かつ適切に消毒することを可能にする、消毒装置を提供する。
【解決手段】
柔軟性を有するシートに点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構を配置して、設置場所が複雑な表面形状を有する場合や消毒対象物体が複雑な表面形状を有する場合でもその形に添って任意に変形可能にし、また、消毒対象物体に接近した場合は動作するようにし、また、人が接近した場合と長時間連続動作した場合は動作を停止可能にしたことにより、容易に安全かつ適切に消毒作用を有するエネルギーを照射することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
消毒装置であって、柔軟性を有するシートの第一主面に、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構が配置されていることを特徴とする消毒装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前柔軟性を有するシートは伸縮性を持っていることを特徴とする請求項1に記載の消毒装置。
【請求項3】
配線は柔軟性を持っていることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の消毒装置。
【請求項4】
前記配線は伸縮性を持っていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項5】
前記柔軟性を有するシートの第一主面に、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構と共に、物体の接近を検出可能な機構が配置されており、物体の接近を検出したとき、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構が動作する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項6】
前記柔軟性を有するシートの第一主面に、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構と共に、人の接近を検出可能な機構が配置されており、人の接近を検出したとき、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構が停止する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項7】
前記柔軟性を有するシートの第一主面に、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構と共に、長時間の連続動作を検出可能な機構が配置されており、長時間の連続動作を検出したとき、点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構が停止する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項8】
少なくとも前記点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構は、周囲をスペーサーで囲まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項9】
少なくとも前記点状の消毒作用を有するエネルギーを発する機構は、防水性を有する材料で覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の消毒装置。
【請求項10】
前記防水性を有する材料は柔軟性を持っていることを特徴とする請求項9に記載の消毒装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は消毒装置に関し、小型軽量で容易に運搬可能で、複雑な表面形状を有する場所にも設置可能で、細菌やウィルスなどに汚染された消毒対象物体が複雑な表面形状を有する場合でも、特別に取り扱い操作を意識することなく、容易に安全かつ適切に消毒することを可能にする、消毒装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、消毒装置においては、紫外線、熱、超音波などの消毒作用を有するエネルギーを照射するものがあるが、これらの装置は大型のものが多く、また、安全かつ適切に使用するには取り扱い操作方法の学習も必要で、小型軽量で容易に運搬でき、特別に操作を意識することなく容易に使用できるものが求められている。
【0003】
小型軽量化に関しては、特許文献1のように個人が外出先でも使用可能にしたものがある。
【0004】
また、消毒対象物体の形状への対応に関しては、特許文献2のように長尺の棒状の紫外線を発する機構を複数本平行に配置し、短尺方向に変形可能にし、柱状の消毒対象物体の形状に合わせて湾曲面や複合平面状に変形させ、容易に消毒可能にしたものがある。
【0005】
また、消毒作用を有するエネルギーは、人体の皮膚や粘膜に炎症を起こし、また物体の表面を痛めることがあり、必要最小限の照射になるように、頻繁に照射をオン、オフする必要がある。この問題を解決したものには、特許文献3のように、接触を感知して作動するセンサーと連動して消毒作用を有するエネルギー照射をオン、オフするものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-175041号公報
特開2017-091916号公報
特許6244326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されている消毒装置は、小型軽量で携帯可能だが、消毒装置本体を手に持ち、消毒作用を有するエネルギー機構を有する面を意識的に注意しながら消毒対象物体に向けなければならず、また、消毒対象物体が多面体や曲面体を有する場合は、適切に消毒作用を有するエネルギーを照射することが難しい。
【0008】
特許文献2に開示されている消毒装置は、一方向に変形可能だが、設置場所や消毒対象物体が複数の多面体や曲面体が多用された複雑な形状を有する場合は設置や使用が難しい。
【0009】
特許文献3に開示されている消毒装置は、消毒対象物体と接触した場合のみ作動する機構を有し、消毒対象物体と接触した場合にのみ消毒作用を有するエネルギーを照射するが、消毒対象物体と面で接触しなければならず、消毒装置が汚染されてしまう。
【0010】
また、消毒作用を有するエネルギーは、人体の皮膚や粘膜に炎症を起こすことがあり、人が接近した場合は速やかに照射を停止する必要がある。それ故に必要最小限の照射になるように、頻繁に照射をオン、オフする必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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