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公開番号
2023012546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-25
出願番号
2022179528,2021130744
出願日
2022-11-09,2017-03-09
発明の名称
オレキシン-2受容体アンタゴニストを用いてうつ病を治療する方法
出願人
ヤンセン ファーマシューティカ エヌ.ベー.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/506 20060101AFI20230118BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】うつ病に罹患しているか又はうつ病と診断された対象を治療する方法を提供する。
【解決手段】治療を必要とする対象に、有効量の、式(I)の化合物又はその医薬として許容される塩若しくは水和物を投与することを含み、当該化合物が、睡眠前に投与される、方法とする。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
うつ病に罹患しているか又は該うつ病と診断された対象を治療する方法であって、この
ような治療を必要とする対象に、有効量の、式(I)の化合物:
JPEG
2023012546000021.jpg
57
128
(式中、
R
1
は、C
1~4
アルキルであり、
R
2
は、C
1~4
アルキルであり、
R
3
は、H又はハロゲンであり、
R
4
は、H又はC
1~4
アルコキシである)、
又はその医薬として許容される塩若しくは水和物を投与することを含み、
前記化合物が、睡眠前に投与される、方法。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記対象が、不眠障害に罹患しておらず、該不眠障害と診断されてもいない、請求項1
に記載の方法。
【請求項3】
R
3
がハロゲンである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
R
3
がフッ素である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
R
4
がHである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
R
4
がC
1~4
アルコキシである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
R
4
がメトキシである、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
R
3
がHである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
R
1
がCH
3
である、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
R
2
がCH
3
である、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、参照により本明細書に組み込まれる、2016年3月10日に出願された米国
特許仮出願第62/306,487号に対する優先権を主張する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
(発明の分野)
本開示は、特に、うつ病の治療方法を目的とする。
【背景技術】
【0003】
オレキシン(ヒポクレチンとしても知られている)は、脳弓周囲領域、視床下部背内側
部、及び外側視床下部におけるニューロンによって発現される神経ペプチドである(de
Lecea et al.,1998;Proc.Natl. Acad.Sci.
U.S.A.95,322~327;Sakaurai et al,1998,Cel
l 92,573~585)。オレキシン作動性ニューロンは、他の視床下部核、視床正
中室傍、脳幹核、腹側被蓋領域、及び側坐核外皮を含む脳の多くの領域に投射する。(P
eyron et al.,1998,J.Neurosci.18,9996~100
16)オレキシン-A又はオレキシン-Bのいずれかに分類されるオレキシン神経ペプチ
ドは、7回膜貫通Gタンパク質結合受容体オレキシン-1(OX1R)及びオレキシン-
2(OX2R)に結合する(de Lecea et al.,1998;Proc.N
atl.Acad.Sci.U.S.A.95,322~327;Sakaurai e
t al,1998,Cell 92,573~585)。オレキシン-Aは、OX1R
及びOX2Rについて非選択的であるが、オレキシン-Bは、OX2Rに対してより高い
親和性を示す(Sakaurai et al,1998,Cell 92,573~5
85)。オレキシン受容体アンタゴニストは、単一オレキシン受容体(SORA)又は二
重受容体アンタゴニスト(DORA)として分類される。
【0004】
活動的な覚醒中に発火を表す視床下部オレキシン作動性ニューロンは、ノンレム睡眠中
は実質的に無変化であり、レム睡眠中には一時的な発火を示す(Lee,2005,J.
Neuroscience 25(8):6716~6720;Takahashi,2
008,Neuroscience,153:860~870)。この活動パターンは、
オレキシンが内因性の強力な覚醒(目覚め)促進ペプチドであるという考えを支持する。
また、単一ユニット記録を使用する研究では、OX含有ニューロンが、報酬欲求行動中に
優先的に活性化されることが示されている(Hassani et al.,2016.
J Neuroscience 36(5):1747~1757)。しかし、オレキシ
ンは、気分障害患者の一部で発生する過剰覚醒(例えば、過覚醒、不安、身体の緊張、興
奮、及び/又は過剰の反芻)において役割を果たしているという仮説も立てられている。
今日まで、選択的OXR2アンタゴニストの内因的抗うつ活性は臨床的に調査されたこと
がないと考えられる。
【0005】
当該技術分野において既知であるとおり、大うつ病性障害(MDD)と診断された対象
におけるうつ病の症状を臨床的に有意に改善するには、現在利用可能な抗うつ剤による治
療の開始後4~6週間かかり得る。したがって、MDD対象が、より短い期間、特に2週
間以下の抗うつ剤療法から恩恵を受けるとは予測されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
うつ病の有効な治療を提供するという、大きな、満たされていない医学的必要性が存在
する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一般的な説明及び以下の詳細な説明は、例示及び説明のためだけのものであり、添付の
特許請求の範囲に規定されている本開示の範囲を限定するものではない。本開示の他の態
様は、本明細書において提供される本開示の詳細な説明を考慮することで当業者に明らか
になるであろう。
【0008】
一態様では、うつ病に罹患しているか又はうつ病であると診断された対象を治療する方
法が提供される。これら方法は、有効量の式(I)の化合物又はその医薬として許容され
る塩(式中、R
1
~R
4
は、本明細書に定義される)を、このような治療を必要とする対
象に投与することを含み、式(I)の化合物は、睡眠前に投与される。
【0009】
JPEG
2023012546000001.jpg
57
128
【0010】
別の態様では、本明細書に記載される方法に従って治療される対象は、不眠障害に罹患
しても、診断されてもいない。
(【0011】以降は省略されています)
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