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公開番号2023012539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-25
出願番号2022178036,2019547008
出願日2022-11-07,2018-10-04
発明の名称経鼻B型肝炎ワクチン組成物およびその製造方法
出願人東興薬品工業株式会社,公益財団法人東京都医学総合研究所,国立感染症研究所長,国立大学法人 鹿児島大学,国立大学法人愛媛大学
代理人個人,個人
主分類A61K 39/29 20060101AFI20230118BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】皮下投与など他の投与経路による併用を必要とせず、毒性の懸念があるアジュバント等の補助成分を含まない、より簡便な経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物およびその製造方法、並びにB型肝炎の治療と予防方法を提供する。
【解決手段】B型肝炎抗原およびカルボキシビニルポリマーを含有するゲル基剤を含み、B型肝炎の予防および治療に適用できることを特徴とする、経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(i)B型肝炎表面抗原(HBs抗原)とB型肝炎ヌクレオキャプシド抗原(HBc抗原)の両方またはどちらか一方、および
(ii)噴霧性能を付加するために外部からせん断力を与えて処理したカルボキシビニルポリマーを含有するゲル基剤
を含む、経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
(i)のB型肝炎ワクチンが1種の抗原当り0.01~10mg/mLである請求項1に記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項3】
0.1w/v%から1.0w/v%のカルボキシビニルポリマーを含有する、請求項1または2に記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項4】
噴霧性能としての、(1)製剤粒度分布範囲、(2)噴霧密度均一性、および/または(3)噴射角度制御を付加するために外部からせん断力を与えて処理したカルボキシビニルポリマーを含有するスプレー投与ゲル基剤を用いた請求項1~3のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項5】
0.5w/v%から2.0w/v%のカルボキシビニルポリマーを含有するゲル基剤を用い、噴霧性能としての、(1)製剤粒度分布範囲、(2)噴霧密度均一性、および/または(3)噴射角度制御を付加するために外部からせん断力を与えて処理したカルボキシビニルポリマーを含有するスプレー投与ゲル基剤を得た後、HBs抗原とHBc抗原を含むウイルス原液とストレスを与えることなく短時間で均一に混和して得られる、請求項1~4のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項6】
カルボキシビニルポリマーを含有する基剤に外部からせん断力を与えて、(1)製剤粒度分布において製剤平均粒子径が50μmから120μmの範囲、粒度分布が10μmから100μmの範囲に50%以上であり、(2)噴霧密度に偏りのない均等なフルコーンとなり、(3)噴射角度が30°から70°の範囲に制御した噴霧性能を付加されたスプレー投与ゲル基剤を用いて製造する請求項1~5のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項7】
カルボキシビニルポリマーを含有する基剤に外部からせん断力を与えて、(1)製剤粒度分布において製剤平均粒子径が70μmから100μmの範囲、粒度分布が10μmから100μmの範囲に60%以上であり、(2)噴霧密度に偏りのない均等なフルコーンとなり、(3)噴射角度が40°から60°の範囲に制御した噴霧性能を付加されたスプレー投与ゲル基剤を用いて製造する請求項1~5のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項8】
ポンプ機能を有しないスプレー可能なデバイスを用いて噴霧投与を可能とするために、(1)製剤粒度分布範囲、(2)噴霧密度均一性、(3)噴射角度制御を付加するために外部からせん断力を与えて処理したカルボキシビニルポリマーを含有するスプレー投与ゲル基剤を用いた請求項1~7のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物を、それを必要とする対象に、各鼻孔から鼻腔内粘膜に粘稠な製剤を噴霧可能とするデバイスを用いて投与することを含むB型肝炎の予防および/または治療方法。
【請求項10】
B型肝炎を治療および/または予防するための請求項1~8のいずれかに記載の経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物の使用。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、B型肝炎の予防および治療に用いる経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物、ならびにその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することによって発症する肝炎であり、HBVは血液や体液を介して感染する。HBVの肝細胞への持続感染は、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌を引き起こす。
【0003】
B型慢性肝炎(CHB)の治療には現在、インターフェロン製剤(IFN)と核酸アナログ製剤(NA)が主に使用されているが、IFNは免役を強めてウイルスの増殖抑制を効果的に持続させる有効例もあるが、一般的にHBV排除率が低く、またその強い副作用も大きな問題であった。一方、NAは、約95%の高いHBV排除率を示すが、根治はしないため生涯の服用が必要となり、コンプライアンス、医療経済上の大きな問題が残り、また長期にわたる使用で耐性をもったウイルスの出現の可能性の問題も報告されている。そのため、CHBに対する新たな治療方法の開発が求められていた。
【0004】
一方、HBV感染予防としては、日本では感染リスクの高い者(HBVキャリア家族、医療従事者)を対象に予防ワクチン投与を行い、HBVキャリアの大幅な減少に一定の成果を上げてきている。一方、CHBの治療としても、HBVワクチンによる免疫治療の試行が行われてきたが、十分な治療効果が得れるまでには至っていない。
【0005】
本発明者らは、HBVには複数の抗原が存在し、その中で中和抗体を誘導するHBs抗原(B型肝炎表面抗原)に着目し、免疫治療を試みてきた。また、近年の研究の進歩により、HBVの増殖抑制と排除にはHBc抗原(B型肝炎ヌクレオキャプシド抗原)に対する獲得免疫が寄与することが明らかとなっている。
そのような中、キューバ生体工学研究所(CECMED)は、HBs抗原とHBc抗原の2種類の抗原を含む経鼻用治療ワクチンを開発し、バングラデシュにて臨床試験が行われ、HeberNasvac(登録商標、非特許文献1)として商品化に成功している。しかしながら、その投与方法は、経鼻投与だけでは免疫応答が不十分なため、皮下投与も併用する2サイクルの接種が必要とされ、経鼻用としての完全な粘膜ワクチンとはなっていない。
【0006】
以上のように、治療および予防目的としたHBVワクチンで、汎用性に優れた経鼻用ワクチン製剤が次世代B型肝炎ワクチンとして切望されていたが、実際その免疫応答が十分に得られないことから、その完全な実現には至っていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
WO2007/123193
【非特許文献】
【0008】
HeberNasvac 添付文書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、皮下投与など他の投与経路による併用を必要とせず、毒性の懸念があるアジュバント等の補助成分を含まない、より簡便な経鼻粘膜スプレー投与用B型肝炎ワクチン組成物およびその製造方法、並びにB型肝炎の治療と予防方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記問題点に鑑み、鋭意検討した結果、噴霧性能を付加するために外部からせん断力を与えて処理したカルボキシビニルポリマーからなる経鼻粘膜スプレー投与ゲル基剤をHBs抗原とHBc抗原の2種類の抗原により、アジュバントを用いることなく、経鼻投与だけでヒトに対して免疫誘導能を十分に高められることを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、以下に示す通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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