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公開番号2023012521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-25
出願番号2022176270,2018237072
出願日2022-11-02,2018-12-19
発明の名称車両下部構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62D 25/20 20060101AFI20230118BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】クロスメンバの屈曲変形を抑制する。
【解決手段】フロアパネル1の下面の車両幅方向側部に設けられ、車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ2と、左右一対のサイドメンバ2間に設けられる電源部材3と、車両幅方向に延び、左右一対のサイドメンバ2を連結するクロスメンバ4とを備え、クロスメンバ4は、電源部材3が固定される閉断面構造の本体部41と、サイドメンバ2に固定されるフランジ部42を有している車両下部構造において、サイドメンバ2とフランジ部42とは、ブラケット部材6を介して固定され、ブラケット部材6とクロスメンバ4とが組み合わされることにより閉断面部S1が形成され、閉断面部S1は車両幅方向で本体部41とフランジ部42との境界領域Rを跨ぐ位置に配置され、ブラケット部材6は車両幅方向内側の位置でクロスメンバ4に固定されるクロスメンバ側固定部61を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フロアパネルの下面の車両幅方向側部に設けられ、車両前後方向に延びる左右一対のサ
イドメンバと、該左右一対のサイドメンバ間に設けられる電源部材と、車両幅方向に延び
、前記左右一対のサイドメンバを連結するクロスメンバとを備え、
前記クロスメンバは、前記電源部材が固定される閉断面構造の本体部と、前記サイドメ
ンバに固定されるフランジ部を有している車両下部構造において、
前記サイドメンバと前記フランジ部とは、ブラケット部材を介して固定されるとともに
、該ブラケット部材と前記クロスメンバとが組み合わされることにより閉断面部が形成さ
れ、
前記閉断面部は、車両幅方向で前記本体部と前記フランジ部との境界領域を跨ぐ位置に
配置され、
前記ブラケット部材は、車両幅方向内側の位置で前記クロスメンバに固定されるクロス
メンバ側固定部を有していることを特徴とする車両下部構造。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ブラケット部材は、前記サイドメンバの下面に固定されるサイドメンバ側固定部と
、該サイドメンバ側固定部の車両幅方向内側端部から前記クロスメンバ側固定部まで延び
、車両幅方向内側へ向かって下方に傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする請求項
1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記傾斜面は、前記サイドメンバ側固定部から前記クロスメンバ側固定部へ向かって延
びる稜線を有し、該稜線は、車両前後方向に間隔を空けて前記傾斜面の前後部に設けられ
ていることを特徴とする請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記クロスメンバは、前記本体部と前記フランジ部との境界領域において、車両幅方向
内側へ向かって湾曲する湾曲部を有し、該湾曲部は、前記傾斜面と車両幅方向で重なる位
置に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記サイドメンバは、断面略U字状に形成され、前記サイドメンバの内部には、前記サ
イドメンバと前記クロスメンバを固定する固定部材と、前記サイドメンバの左右両側壁を
連結するリンフォースメントが設けられ、前記固定部材の上部は、前記リンフォースメン
トに接合され、前記固定部材の下部は、前記サイドメンバの下面に接合されていることを
特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記ブラケット部材と前記フランジ部との間には、前記サイドメンバと前記クロスメン
バとの固定を補助する固定補助部材が設けられていることを特徴とする請求項1~5のい
ずれかに記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド自動車等の車両では、駆動用バッテリなどの電源部材が搭載
されており、該電源部材は、レイアウトの都合上、車体フロアの下方などの車両下部に設
けられている。そのため、電気自動車やハイブリッド自動車等においては、特に車両側突
時の衝撃荷重に対する電源部材の破損を避ける措置を施す必要がある。
そこで、従来の車両の中には、電池を支持するバッテリフレーム(クロスメンバ)をア
ンダーメンバ(サイドメンバ)に固定するフランジ部に延性部材を設けることにより、側
突時の衝撃荷重が加わった場合に、バッテリフレームのフランジ部から底部までの破損を
抑制する構造が取られているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-80117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の車両下部構造は、側突時にバッテリフレームのフランジ
部から底部までを屈曲変形させる構造であるので、十分な荷重分散や荷重吸収を行うこと
ができず、衝突物の車両内側への侵入量を増加させるおそれがあった。そのため、従来の
車両下部構造は、重要部品である電源部材の破損を抑制する構造として改善する余地があ
った。
【0005】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、クロスメンバと
組み合わされて特定の位置に閉断面部を形成するブラケット部材を設けることにより、側
突時の衝撃荷重を効率良くクロスメンバに伝達して分散させ、クロスメンバの屈曲変形を
抑制することが可能な車両下部構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、フロアパネルの下面の車両幅
方向側部に設けられ、車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバと、該左右一対のサ
イドメンバ間に設けられる電源部材と、車両幅方向に延び、前記左右一対のサイドメンバ
を連結するクロスメンバとを備え、前記クロスメンバは、前記電源部材が固定される閉断
面構造の本体部と、前記サイドメンバに固定されるフランジ部を有している車両下部構造
において、前記サイドメンバと前記フランジ部とは、ブラケット部材を介して固定される
とともに、該ブラケット部材と前記クロスメンバとが組み合わされることにより閉断面部
が形成され、前記閉断面部は、車両幅方向で前記本体部と前記フランジ部との境界領域を
跨ぐ位置に配置され、前記ブラケット部材は、車両幅方向内側の位置で前記クロスメンバ
に固定されるクロスメンバ側固定部を有している。
【発明の効果】
【0007】
上述の如く、本発明に係る車両下部構造は、フロアパネルの下面の車両幅方向側部に設
けられ、車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバと、該左右一対のサイドメンバ間
に設けられる電源部材と、車両幅方向に延び、前記左右一対のサイドメンバを連結するク
ロスメンバとを備え、前記クロスメンバは、前記電源部材が固定される閉断面構造の本体
部と、前記サイドメンバに固定されるフランジ部を有しており、前記サイドメンバと前記
フランジ部とは、ブラケット部材を介して固定されるとともに、該ブラケット部材と前記
クロスメンバとが組み合わされることにより閉断面部が形成され、前記閉断面部は、車両
幅方向で前記本体部と前記フランジ部との境界領域を跨ぐ位置に配置され、前記ブラケッ
ト部材は、車両幅方向内側の位置で前記クロスメンバに固定されるクロスメンバ側固定部
を有している。
したがって、本発明の車両下部構造においては、クロスメンバと組み合わされて特定の
位置に閉断面部を形成するブラケット部材により、側突時に車両外側からサイドメンバに
加わる衝撃荷重が吸収され、クロスメンバの本体部とフランジ部との間の屈曲変形や折れ
が抑制されるとともに、車両幅方向の荷重がサイドメンバからブラケット部材を介してク
ロスメンバに効率良く伝達されて分散されることになるので、重要部品である電源部材を
側突時の衝撃荷重から効果的に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る車両下部構造において、フロアパネル、サイドメンバ及びクロスメンバ等の全体を車両下方から示す斜視図である。
図1におけるZ部を拡大して示す斜視図である。
図2におけるA-A線断面図である。
図2におけるB-B線断面斜視図である。
図2におけるC-C線断面図である。
本発明の実施形態に係る車両下部構造において、クロスメンバ、ブラケット部材及び固定補助部材の位置関係を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る車両下部構造におけるブラケット部材を上方から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
なお、図において、矢印Fr方向は車両前方を示し、矢印I方向は車両幅方向内側を示
している。また、矢印X方向は車両幅方向を示し、矢印Y方向は車両前後方向を示してい
る。
【0010】
図1~図7は本発明の実施形態に係る車両下部構造を示すものである。本実施形態の車
両下部構造は、図1~図5に示すように、車両幅方向及び車両前後方向に展開するフロア
パネル1の下面の車両幅方向側部に設けられ、車両前後方向に延びる左右一対のサイドメ
ンバ2と、これら左右一対のサイドメンバ2間に設けられ、フロアパネル1の下方に搭載
される電源部材(駆動用バッテリ、電池パック等)3と、車両幅方向に延び、左右一対の
サイドメンバ2を連結する複数本のクロスメンバ4とを備えており、該クロスメンバ4は
、電源部材3の車両下方に位置し、車両前後方向に間隔を空けて配置されている。なお、
サイドメンバ2の車両幅方向外側には、車両前後方向に延びる左右一対のサイドシル5が
設けられている。
本実施形態のクロスメンバ4は、電源部材3が固定部Dで固定される閉断面構造の本体
部41と、サイドメンバ2に固定されるフランジ部42を有している。本体部41は、ク
ロスメンバ4の車両幅方向の中間部分に位置しており、上下に間隔を空けて配置される上
下一対のメンバ体41a,41bを有している。フランジ部42は、クロスメンバ4の車
両幅方向の外側端部に位置しており、車両後方視で本体部41の車両幅方向外側の開口端
を塞ぐように、上下一対のメンバ体41a,41bに接合されている。
(【0011】以降は省略されています)

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