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公開番号2023012518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-25
出願番号2022176104,2020151731
出願日2022-11-02,2015-03-30
発明の名称増強された特性を有する粉末を生産するための改良噴霧乾燥方法
出願人ホビオネ インターナショナル エルティーディー
代理人個人
主分類A61K 9/14 20060101AFI20230118BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】増強されたバルク密度及び材料特質を有する非晶質固体分散物を生産するための改良噴霧乾燥方法を提供する。
【解決手段】a)1以上の活性医薬成分(API)、1以上の賦形剤、又はこれらの混合物;及び少なくとも1つの溶媒を含む溶媒系を含む、供給混合物を提供する工程;b)該供給混合物を、噴霧乾燥器チャンバを備える噴霧乾燥装置に送り込む工程;c)微粒子化ノズルを用いて該供給混合物を液滴へと微粒子化する工程;d)該液滴を乾燥用ガスで乾燥させて粒子を生産する工程;e)1以上の第二ガス流を、該噴霧乾燥装置内の複数の位置の少なくとも1つにおいて、該噴霧乾燥装置へと送り込む工程;及びf)該粒子を該噴霧乾燥器チャンバから回収する工程、を含む、噴霧乾燥方法。噴霧領域に干渉せずに噴霧乾燥器の複数の位置の少なくとも1つにおいて少なくとも1つの追加の流れを導入することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
噴霧乾燥方法であって:
a. 供給混合物を提供する工程であって、該供給混合物が:
1以上の活性医薬成分(API)、1以上の賦形剤、又はこれらの混合物;及び少なく
とも1つの溶媒を含む溶媒系を含む、前記工程;
b. 該供給混合物を、噴霧乾燥器チャンバを備える噴霧乾燥装置に送り込む工程;
c. 微粒子化ノズルを用いて該供給混合物を液滴へと微粒子化する工程;
d. 該液滴を乾燥用ガスで乾燥させて該1以上のAPI;1以上の賦形剤、又はこれらの混
合物の粒子を生産する工程;
e. 1以上の第二ガス流を、該噴霧乾燥装置内の複数の位置の少なくとも1つにおいて、
該噴霧乾燥装置へと送り込む工程;及び
f. 該粒子を該噴霧乾燥器チャンバから回収する工程、を含む、前記噴霧乾燥方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記供給混合物が1以上の活性医薬成分及び1以上の賦形剤を含む、請求項1記載の噴
霧乾燥方法。
【請求項3】
前記1以上のAPI、前記1以上の賦形剤、又は該1以上のAPI及び1以上の賦形剤の非晶質固
体分散物を生産することを含む、請求項1又は2記載の噴霧乾燥方法。
【請求項4】
前記1以上の賦形剤が1以上のポリマーを含む、請求項1、2、又は3のいずれか1項記載の
噴霧乾燥方法。
【請求項5】
前記1以上の賦形剤が、N-ビニルラクタム、N-ビニルラクタムのコポリマー、セルロー
スエステル、セルロースエーテル、ポリアルキレンオキシド、ポリアクリレート、ポリメ
タクリレート、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、酢酸ビニルポリマー、オリ
ゴ糖、多糖、N-ビニルピロリドンのホモポリマー、N-ビニルピロリドンのコポリマー、N-
ビニルピロリドン及び酢酸ビニルのコポリマー、N-ビニルピロリドン及びプロピオン酸ビ
ニルのコポリマー、ポリエチレングリコール/ポリビニルカプロラクタム/ポリ酢酸ビニル
のグラフトコポリマー(例えば、Soluplus(登録商標))、ポリビニルピロリドン、ヒドロ
キシアルキルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシアルキルアルキル
セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、フタル酸セルロース、コハク酸セル
ロース、酢酸フタル酸セルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、コハ
ク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、エチレンオキシド及びプロピ
レンオキシドのコポリマー、メタクリル酸/アクリル酸エチルコポリマー、メタクリル酸/
メタクリル酸メチルコポリマー、メタクリル酸ブチル/2-ジメチルアミノエチルメタクリ
レートコポリマー、ポリ(アクリル酸ヒドロキシアルキル)、ポリ(メタクリル酸ヒドロ
キシアルキル)、アクリル酸アルキルクロスポリマー(例えば、Permulen(登録商標)、C
arbopol(登録商標))、ジビニルグリコールで架橋されたアクリル酸ポリマー(例えば、N
oveon(登録商標))、ゼラチン、ゼラチン、酢酸ビニル及びクロトン酸のコポリマー、部
分加水分解されたポリ酢酸ビニル、カラギーナン、ガラクトマンナン、高粘度ガム、キサ
ンタンガム、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1~4のいずれか1項記載の噴霧乾燥
方法。
【請求項6】
請求項1の工程e.が存在しない対応する噴霧乾燥方法と比較して、増加したバルク密度
を有する非晶質固体分散物を生産するための、請求項1~5のいずれか1項記載の噴霧乾燥
方法。
【請求項7】
前記噴霧乾燥器チャンバが円筒状の上側部分及び錐体状の下側部分を備える、請求項1
~6のいずれか1項記載の噴霧乾燥方法。
【請求項8】
前記粒子を前記噴霧乾燥器チャンバから回収する工程f.が、該粒子を該噴霧乾燥器チャ
ンバに接続された容器中に回収することを含む、請求項1~7のいずれか1項記載の噴霧乾
燥方法。
【請求項9】
前記粒子を前記噴霧乾燥器チャンバから回収する工程f.が、該粒子を該噴霧乾燥器チャ
ンバに接続されたサイクロン又はフィルタバッグの使用を通じて回収することを含む、請
求項1~8のいずれか1項記載の噴霧乾燥方法。
【請求項10】
前記粒子を前記噴霧乾燥器チャンバから回収する工程f.が、該粒子が該噴霧乾燥器チャ
ンバに接続されたサイクロン又はフィルタバッグを通過して、該サイクロン又はフィルタ
バッグに接続された容器へと入ることを含む、請求項9記載の噴霧乾燥方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は乾燥方法の技術分野におけるものである。より詳細には、本発明は活性医薬成
分(API)、薬物生産物中間体及び薬物生産物に適用される噴霧乾燥の技術分野における
ものである。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
医薬品産業で使用される噴霧乾燥器の従来の操作においては、乾燥用ガスが単独で使用
されて乾燥が行われ、乾燥された粉末はサイクロン及び/又はフィルタバッグへとガスの
作用により輸送される[Masters, K.の文献、「噴霧乾燥の手引き(Spray drying handboo
k.)」 (1991)]。所望の特質(例えば、密度、粒度)を得るために要求される乾燥条件は
しばしば方法の処理量を制限し、かつ/又は望ましい溶媒/水含有量よりも高い溶媒/水含
有量を有する材料を結果として生じ、このことは詳細には非晶質固体分散物の処理におい
て、安定性の問題を提示し得る。また、非常に処理量の高い供給溶液の使用は、水のよう
な高沸点の溶媒を噴霧乾燥する際に、しばしば凝縮の問題及び器材壁での材料の集積をも
たらす。
【0003】
噴霧乾燥分散物(SDD)において、活性医薬成分(API)はポリマーマトリックス中に分
子的に分散している。該ポリマーは薬物の非晶質形態及び準安定形態を安定化させ、また
、溶液/生物学的流体中での該APIの過飽和を維持し、それにより生物学的利用能を増加さ
せるために、使用される。噴霧乾燥方法における本来的な溶媒の使用は、可塑性付与効果
、及び該乾燥方法の間の非晶質固体分散物のガラス転移温度(Tg)の対応する望ましくな
い低下の一因となる。該Tgは非晶質固体分散物の最も重要な特質の1つであるが、それはT
gが本質的に該APIの分子可動性と関連し得、かつ噴霧乾燥分散物製剤が生産物の保存期間
にわたって結晶化を防ぐに十分なだけ安定であるかどうかを示す特性の1つであるためで
ある。
【0004】
医薬的方法における噴霧乾燥工程の下流での典型的な操作には、ブレンド、ローラー圧
縮及び打錠又はカプセル充填がある。SDD材料が大きな操作上の困難を伴うことなく下流
の器材中を流れ、そこで処理される能力は、粉末特性、すなわち粒度、密度並びに成分及
び器材の間の結合力-粘着力の均衡と密接に関連している。流れを改善する大まかな戦略
は、粒度及び密度の両方を可能な限り大きくするべきであることを示している。最良の事
例を仮定すると、粉末はまた直接圧縮するアプローチが可能となるように、必要な圧縮性
(バルク密度及びタップ密度の間の関係により示される)を有する。
【0005】
噴霧乾燥に関する文献には、壁への集積を減少させる目的で方法手順に追加の流体流を
加えるいくつかの例が含まれる。例えば、米国特許出願第5596817号では、乾燥用チャン
バの上端では高速度の流速のガスを、かつチャンバの壁付近では低速度の流速のガスを注
入し、効率的な吹き飛ばし効果を可能とすることにより、生産物の堆積を最小限にする方
法が開示されている。また、米国特許出願第3895994号では、シリンダ壁上の生産物の堆
積物及び該堆積物の高温帯への再循環を、噴霧乾燥器のシリンダの噴射端の周囲に配列さ
れた入口から周縁的なガス流を導入し、前記シリンダ内を渦巻かせることにより、最小化
する噴霧乾燥方法が開示されている。しかしながら、これらの特許はいずれも、活性医薬
成分及びポリマーの非晶質固体分散物を生産するための噴霧乾燥に関連する問題を、具体
的に論じてはいない。これらの特許における追加のガス流は単に噴霧乾燥器の壁に形成さ
れる固体堆積物を最小化するために使用され、増強された粉末特性を提供するためには使
用されない。
【0006】
また、最新技術として、改変された噴霧乾燥機構を使用して粉末特性を最適化した、い
くつかの例が挙げられる。例えば、欧州特許出願第0387950号には、所定のバルク密度の
噴霧乾燥生産物を得るための装置が開示されている。ノズルが乾燥した粒子材料を伴うガ
スを供給するチューブにより囲まれている。ガス-固体懸濁物及び噴霧器の間の衝突の比
率及び速度により、粉末のバルク密度を制御することが可能となる。WO 2011/154014には
、チャンバに供給される乾燥用ガスを、1以上の溶媒蒸気中に富化させて、粒子の特性、
すなわち粒子の密度及び溶媒含有量を調節する噴霧乾燥方法が開示されている。
【0007】
米国特許出願第8337895号には、液滴の乾燥を調節し、活性成分の表面での富化を増進
するための湿度及び温度の制御された調節帯、及び該調節帯を出る液滴を乾燥させるため
の乾燥帯を含む、主に吸入生産物用に意図される方法が開示されている。該調節帯は、該
調節帯中の条件を制御するための、例えば湿潤空気入口を通じた湿度制御、及び/又は温
度制御装置を備え、そのために該液滴は調節帯において乾燥器におけるよりも緩徐に乾燥
する。本開示に従って、乾燥動力学を使用して、表面活性成分の表面での拡散を促進し、
乾燥粉末製剤の製造の間に非晶質から結晶への変換を促進することができる。
【0008】
要約すると、最新技術においては、器材壁への生産物の堆積を防ぐ戦略、又は追加の溶
媒の導入による粉末特性の調節又は微粒子化及び方法手順の構成の顕著な変更が開示され
ているのみである。
【0009】
本発明の発明者らは、方法の処理量、収量及びより重要なものとして生産物の品質、詳
細にはその非晶質含有量を損なうことなく、より高いバルク密度を有する材料を生産する
ことが可能な、より単純な噴霧乾燥方法が必要とされていることを認識している。詳細に
は、本発明者らは活性医薬成分及びポリマーの非晶質固体分散物の生産のための噴霧乾燥
方法について、増加したバルク密度、より低いガラス転移温度及びより低い残存溶媒含有
量のような増強された粉末特性を有する噴霧乾燥された粒子を生産することが必要とされ
ていることを認識している。さらに、本発明者らは単純な噴霧乾燥方法によりそのような
特性を有する噴霧乾燥粉末を提供することが必要とされていることを認識している。先行
技術における噴霧乾燥生産物の特性を改善しようとする試みは公知であるが、これらの方
法は複雑であり、典型的に乾燥用ガス中での他からの溶媒の使用、又はアトマイザーの近
傍への固体材料の導入(WO2011/154014及びEP0387950)、又は隔離した調節用チャンバ及
び乾燥用チャンバのような噴霧乾燥器中の複数のチャンバによる制御乾燥動力学の使用(
US8337895)を伴う。本明細書中に開示された発明は、先行技術に確認された欠点を克服
するものである。
【発明の概要】
【0010】
(発明の概要)
本発明の態様に従って、噴霧乾燥方法であって:
a. 供給混合物を提供する工程であって、該供給混合物が:
1以上の活性医薬成分(API)、1以上の賦形剤、又はこれらの混合物;及び少なく
とも1つの溶媒を含む溶媒系を含む、前記工程;
b. 該供給混合物を、噴霧乾燥器チャンバを備える噴霧乾燥装置に送り込む工程;
c. 微粒子化ノズルを用いて該供給混合物を液滴へと微粒子化する工程;
d. 該液滴を乾燥用ガスで乾燥させて該1以上のAPI;1以上の賦形剤、又はこれらの混
合物の粒子を生産する工程;
e. 1以上の第二ガス流を、該噴霧乾燥装置内の複数の位置の少なくとも1つにおいて、
該噴霧乾燥装置へと送り込む工程;
f. 該粒子を該噴霧乾燥器チャンバから回収する工程、を含む、前記噴霧乾燥方法が提
供される。
(【0011】以降は省略されています)

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