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公開番号2023012089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-25
出願番号2021115528
出願日2021-07-13
発明の名称保持具
出願人東都興業株式会社
代理人個人
主分類A01G 9/14 20060101AFI20230118BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】シートを劣化させることなくホース等の簡易構造物の付属部品をパイプ材へ容易に結束できる保持具の提供する。
【解決手段】本発明における保持具1は、複数のパイプ材P1を組み合わせて形成される骨組Bと骨組Bの外面に定着されるシートS1,S2とを有して内部に室Rを形成する簡易構造物Gにおけるパイプ材P1を側方から把持する把持部2と、把持部2に接続されて簡易構造物Gに付属する付属部品Hを保持する保持部3とを備え、把持部2がパイプ材P1を把持すると把持部2の先端2a1,2b1は、パイプ材の室外側端よりも室内側に配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のパイプ材を組み合わせて形成される骨組と前記骨組の外面に定着されるシートとを有して内部に室を形成する簡易構造物における前記パイプ材を側方から把持する把持部と、
前記把持部に接続されて、前記簡易構造物に付属する付属部品を保持する保持部とを備え、
前記把持部が前記パイプ材を把持すると、前記把持部の室外側端は、前記パイプ材の室外側端よりも室内側に配置される
ことを特徴とする保持具。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記把持部は、前記パイプ材の室内外へ貫通する方向における中央より室外側に当接する一対の側片と、前記側片同士を連結するとともに前記パイプ材の室内側端に当接する底片とを有する
ことをと特徴とする請求項1に記載の保持具。
【請求項3】
前記側片の先端同士が互いに接近する方向に傾いた姿勢で底片に接続されており、側片の先端間の開口幅がパイプ材の外径未満である
ことを特徴とする請求項2に記載の保持具。
【請求項4】
前記保持部は、前記把持部に基端が接続されるフックであって、
前記フックの先端は、前記把持部と遠ざかる方向へ湾曲する湾曲面を有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の保持具。
【請求項5】
前記把持部と前記フックは、1本の線材で形成される
ことを特徴とする請求項4に記載の保持具。
【請求項6】
前記フックは、先端に前記線材を折り曲げ成型によって形成される湾曲部を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の保持具。
【請求項7】
前記付属部品は、前記シートの室内側面に結露した水を収集する収集具に接続されるホースであって、
前記フックの先端と前記把持部との間の距離は、前記ホースの外径未満である
ことを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の保持具。
【請求項8】
前記フックの内周と前記底片の外周との間の最大距離は、前記ホースの外径未満である
ことを特徴とする請求項7に記載の保持具。
【請求項9】
前記パイプ材は、断面円形であって、
前記保持部は、C形状であって、
前記把持部は、前記保持部の両端からそれぞれ延長されて互いに対向する把持片を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の保持具。
【請求項10】
前記各把持片は、前記保持部の両端からそれぞれ立ち上がる直線部と、前記直線部から延びて互いに対向する円弧状部とを有する
ことを特徴とする請求項9に記載の保持具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保持具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
奥行方向に並べて配置されるアーチパイプと各アーチパイプに奥行方向に沿って水平に架け渡される母屋パイプとを備えた骨組と、骨組に取り付けられたシート定着フレームを介して骨組の外面に定着されるシートとを備えたビニールハウス等の簡易構造物にあっては、シートの室内面に結露した水が室内で栽培中の植物に落下すると、室内で栽培されている植物の根腐れ、病気、生育不良や品質不良を引き起こすため、付属部品として結露した水を収集する収集具と、収集具に一端が接続されて収取具で採取した水を室外へ排出するホースとを備えている。
【0003】
ホースは、連棟型ビニールハウスではビニールハウス間の谷部に設けられる谷桶に収集具で採取した水を排出するようになっており、谷桶を介して結露した水を室外へ排出している。
【0004】
このように、簡易構造物では、結露対策として付属部品として収集具とホースとを備えることが多い。収集具は、桶状であって骨組に対して奥行方向に直列して架け渡される複数の長尺な露受フレームの互いに向きあう端部同士に嵌合して簡易構造物に設置されている。また、収集具は、下端に内方へ通じるノズルを備えており、ホースの一端の内方にノズルを差し込むことでホースに接続される。
【0005】
ホースの他端は、前述したように谷桶内に配置されるが、可撓性であるために何ら支持されていないと谷桶から脱落してしまうため、骨組を構成するパイプ材にホースの途中を結束しておく必要がある。ホースのパイプ材への結束には、一般的に番線や結束バンドを用いて行われている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-84900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このような簡易構造物で植物を栽培する場合、室内の温度を植物の栽培に適した温度に調節する必要があるので、ビニールハウスの谷部に開口部を設けてあり、開口部を覆うシートを巻上げることで開口部を開放して室内換気を行えるようになっている。
【0008】
詳しくは、前記開口部を覆うシートの下端に巻取軸が取り付けられており、巻取軸を回転駆動することで当該シートを巻き上げることで開口部を開放して室内の換気を行うことができ、室内換気が不要な場合には取付軸を逆回転させてシートを展開して開口部を閉鎖することができる。巻取軸でシートを巻き上げる際には、取付軸の外周にロール状に巻き上げられたシートがアーチパイプ上を谷部から屋根側へ向かって回転しながら上方へ移動し、シートを展開する際には、ロール状のシートがアーチパイプ上を屋根側から谷部へ向かって移動する。
【0009】
ここで、前述した通り、ホースが谷桶から脱落しないようにホースをアーチパイプに結束する必要があるが、アーチパイプにおけるホース結束部分は、前記開口部に臨むアーチパイプの谷桶の至近部分となることが多い。そして、アーチパイプへのホースの結束は、番線や結束バンドを用いてパイプごとホースを外側から縛る格好で行われるため、アーチパイプの開口部に臨む上端に番線や結束バンドによる突条が形成されることになる。
【0010】
よって、開口部を開閉する際には、取付軸の外周に巻かれたロール状のシートがアーチパイプ上を上下に移動するので、ロール状のシートが開口部を開閉する度にホースを結束する番線や結束バンドによる突条に乗り上げることになるので、シートを傷つけて劣化させてしまう問題がある。
(【0011】以降は省略されています)

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