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公開番号2023011407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-24
出願番号2021115242
出願日2021-07-12
発明の名称電源装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H02M 3/155 20060101AFI20230117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部品点数を削減して、小型化を図った電源装置を提供する。
【解決手段】DC/DCコンバータ41が、半導体スイッチS1を有し、半導体スイッチS1をオンオフすることにより入力電圧を変換する。半導体スイッチS2が、主電源2とDC/DCコンバータ41の入力との間に接続される。半導体スイッチS3が、半導体スイッチS2とDC/DCコンバータ41の入力との接続点と、バックアップ電源3との間に接続される。制御部42は、通常時は半導体スイッチS2及び半導体スイッチS3をオンし、主電源2に異常が発生したとき半導体スイッチS2をオフすると共に半導体スイッチS3をオンする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1スイッチを有し、前記第1スイッチをオンオフすることにより入力電圧を変換するDC/DCコンバータと、
主電源と前記DC/DCコンバータの入力との間に接続された第2スイッチと、
前記第2スイッチと前記DC/DCコンバータの入力との接続点と、バックアップ電源との間に接続された第3スイッチと、を備えた、
電源装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電源装置であって、
前記主電源は、バッテリを有し、
前記バックアップ電源は、電気二重層キャパシタを有する、
電源装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電源装置であって、
通常時は前記第2スイッチ及び前記第3スイッチをオンし、前記主電源に異常が発生したとき前記第2スイッチをオフすると共に前記第3スイッチをオンする制御部を備えた、
電源装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動車バッテリの小型化、耐久回数改善、寿命、瞬間的な負荷電流供給の要求により、大容量の電気二重層キャパシタ(EDLC:electric double-layer capacitor)を自動車に搭載することが提案されている(特許文献1)。上記EDLCは、バックアップ電源に用いられたり、通常のバッテリと同様に、電動モータ、セルモータの駆動源、回生エネルギーの回収に用いられたりする。
【0003】
上述したEDLCをバックアップ電源として用いられた一例として、図2に示す電源装置が考えられている。同図に示すように、電源装置100は、バッテリ21を有する主電源2と、EDLC31を有するバックアップ電源3と、のそれぞれに対応してDC/DCコンバータ401、402が設けられている。また、主電源2とバックアップ電源3との間にスイッチS10が設けられている。DC/DCコンバータ401、402は、チョークコイルL1と、平滑コンデンサC1と、平滑コンデンサC1に並列接続されたスイッチS11と、チョークコイルL1と入力との間に接続されたスイッチS12と、を有している。
【0004】
通常動作時は、スイッチS10、DC/DCコンバータ401のスイッチS12をオンして、DC/DCコンバータ402のスイッチS12をオフする。また、主電源2に対応して設けられたDC/DCコンバータ401を動作させて、主電源2から負荷5に電源を供給する。また、バックアップ電源3に対応して設けられたDC/DCコンバータ402の動作は停止する。スイッチS10がオンされているため、主電源2からバックアップ電源3へ電源供給が行われ、バックアップ電源3が充電される。
【0005】
一方、主電源2に異常が発生すると、スイッチS10、DC/DCコンバータ401のスイッチS12をオフ、DC/DCコンバータ402のスイッチS12をオンする。また、バックアップ電源3に対応して設けられたDC/DCコンバータ402を動作させて、バックアップ電源3から負荷5に電源を供給する。また、主電源2に対応して設けられたDC/DCコンバータ401の動作は停止する。スイッチS10がオフされているため、主電源2からバックアップ電源3への電源供給が遮断される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-23093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した図2に示す比較例では、主電源2、バックアップ電源3毎にDC/DCコンバータ401、402を設ける必要があるため、部品点数が増加する。このため、バックアップ要求が増加すると部品の増加、電流容量増加による機能サイズが大型化する、という問題があった。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を削減して、小型化を図った電源装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電源装置は、下記[1]を特徴としている。
[1]
第1スイッチを有し、前記第1スイッチをオンオフすることにより入力電圧を変換するDC/DCコンバータと、
主電源と前記DC/DCコンバータの入力との間に接続された第2スイッチと、
前記第2スイッチと前記DC/DCコンバータの入力との接続点と、バックアップ電源との間に接続された第3スイッチと、を備えた、
電源装置であること。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、部品点数を削減して、小型化を図った電源装置を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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