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公開番号
2023010491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-20
出願番号
2021133013
出願日
2021-07-08
発明の名称
「仕事・勉強部屋時間貸しサービス」
出願人
個人
代理人
主分類
G06Q
50/16 20120101AFI20230113BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、住宅およびマンション・アパートの空き家や空き部屋を対象とし、仕事・勉強部屋を利用したい顧客がインターネットを利用して入退室時の開錠を行い、所有者が空室管理はデータベース化した業務ツールをインターネットで管理し、利用者への使用料課金を行うことにより、住宅市場に空き家・空き部屋の解消を図る「仕事・勉強部屋時間貸しサービス」を提供する。
【解決手段】 住宅およびマンション・アパートの空き家や空き部屋を対象として、仕事・勉強部屋を利用したい顧客へスマートフォンを利用することで入退室時の開錠ができ、所有者はデータベース化した業務ツールをインターネットで管理ができ、顧客に会わずして利用料の課金を行い、家および部屋を時間貸しすることができる。また、所有者に住宅およびマンション・アパートの空き家・空き部屋の新しい活用法を提供し、空き家・空き部屋の解消を促進することを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
住宅およびマンション・アパートの所有者が、空き家や空き部屋を、仕事・勉強部屋を利用したい顧客を対象として、仕事・勉強部屋を提供することを特徴とするサービス。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
既存のドアノブの鍵を利用せず、ドアの内側にインターネットを介して鍵の突起物が出たり引っ込んだりする電気式の開閉鍵を利用することで、仕事・勉強部屋を利用希望者が、住宅およびマンション・アパートの空き家や空き部屋を、鍵の受け渡しを必要としないことを特徴とするサービス。
【請求項3】
月単位の賃貸契約では利用条件が合わず月極での賃貸契約が難しい物件を、インターネットを介して時間や日単位で貸すために、入退室管理できる仕組みを提供することを特徴とするサービス。
【請求項4】
利用者がインターネット経由で予約システムから物件のドアの開錠が行えることを提供することを特徴とするサービス。
【請求項5】
利用者がインターネットから予約システムで利用料金の決済が完了していることを条件として物件の入口ドアを開錠することを提供することを特徴にしたサービス。
【請求項6】
住居の管理者がインターネットを介した管理システムで貸したい金額を設定することで、利用者が予約することができることを提供することを特徴にしたサービス。
【請求項7】
サービスの利用にあたっては、1から6などの請求項に、サーバCPU、複数の情報メモリ装置、インターネット上に形成されたIP-VPN(Internet Protocol Virtual Private Network)からなるネットワークを介した顧客の予約システムと決済システムおよび利用時の解錠と施錠システムの機能を提供する機能を設けたことを特徴とする。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空き家や空き部屋を仕事や勉強をする空間を利用したい顧客に時間貸しで提供するために、物理的な鍵の管理を不要としインターネットを介して開錠や課金管理ができるビジネスモデルに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、賃貸住居という商品は一般の商品とは異なり、長期的に借りることを目的としている。立地条件や賃料を考慮して賃貸料金に顕著な差異が発生する商品であり、賃貸希望者の好みや経済能力によって契約条件が変わるものであり、駅から遠いことや日当たりが悪いことなどの欠点により要望に合わず契約に至らず、空き家・空き部屋になる場合がある。東京都政策企画室によれば東京都の人口は2025年をピークに減少傾向になる。そのため空き家や空き部屋が増加する可能性が増加する。都心部では駅近辺にリモートワーク用カフェはあるが、カフェという特性により駅近辺となり、自宅がある住宅地域にはリモートワーク用のカフェはほとんどない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
(イ)住宅およびマンション・アパートの部屋を賃貸で契約するには、所有者は賃貸契約のために家または部屋の管理を委託する不動産仲介業者に鍵を渡す必要があった。
(ロ)空き家やマンション、アパートの空き部屋を利用するには、金属で生成された鍵やカードキーを渡し、利用後に鍵を返却する形式である。そのため鍵の受け渡しと返却には対面にて手渡しで行う必要がある。
(ハ)住宅というものは、長期的に借りることを目的としているため、立地条件や賃料により借り手の好みによって借りられない物件が発生している。
(二)借りる側である顧客は、立地条件や日当たり広さを考慮した総合的判断を行い、納得した物件を借りるため、賃貸契約に至らない物件が発生し、空間を利用したいという潜在需要があるだけで実際の市場は眠ったままである。
(ホ)借り手のいない物件は人の出入りがないことから室内の空気が密閉され、外気を入れない状態になるため、物件自体が痛みやすくなり老朽化の原因となる。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
勉強や仕事をする場所として図書館があるが、飲み物を飲みながらでもなく、他の人との会話にも邪魔される事がなく集中できるからである。一般的にコアワーキングスペースが主流となっているが、人の出入りも多いために人の動きによる雑音が多く、自宅から離れた駅付近もしくは別の駅まで移動する必要があるという欠点がある。
そこで、狭い空間を利用した仕事部屋や勉強部屋を時間貸しで空間を利用することにより、顧客は集中できる場所を駅近辺だけでなく自宅に近い住宅地域でも利用が可能になる。利用の利便性についてもインターネットを介した利用申込画面から顧客がいつでも空いている場所の予約ができ、室内に設置したインターネットと接続されたドアの鍵の開錠を行える。
本発明は、以上の構成によりなる仕事・勉強部屋時間貸しサービスである。
【発明の効果】
【0005】
(イ)空き家や空き部屋を別の目的に活用することができ、不動産市場の活性化が期待できる。
(ロ)駅から遠い物件に対しても、空間活用という概念を付与することが可能となり、賃貸で契約をするためにどのように工夫して契約をすれば良いかということに固執せず別の方法での活用を可能とすることで、住居空間の価値の考え方を変えることができる。
(ハ)住宅への投資を行うという事業に資金を循環することで経済活動が活性化して景気浮揚効果が期待できる。
(ニ)利用者がいる入退室することで部屋の換気が行われ、物件の老朽化防止につながる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
賃貸不動産物件というものは、従来月極料金の二年契約で行うことが業界の慣習となっている。当然ながら、長期の契約になることから、借り手はその物件の良し悪しを見定め、自分の経済事情に見合う金額の物件を探すことになる。そのため、所有者が貸したい料金が高く借り手がつかない物件や、駅から遠い日当たりが悪いなどの理由で借り手がつかない物件が発生する。所有者としては資産を眠らせておくわけにはいかないので、賃料を安くして借り手が来るのを待ち不動産仲介業者の営業力に委ねている。
一方で、仕事や勉強の場所を求めている一般顧客は、オフィスビルを改造したワーキングスペースや、カフェ、図書館を利用しているが、その場所は都心や駅近辺の利用者が多い場所であるため利用者は、自宅から移動して利用している。本サービスは駅から少し離れた住宅街でも提供が可能なため、より安価な価格で場所の提供が可能で利用者の利便性も高くなる。
住宅街にある居住空間を仕事や勉強に利用したい顧客に提供するため、防犯上の対策も必要となるが、インターネットを介し監視カメラ・防犯カメラを室内と室外に設置することで防犯対策を講じる。また、男性用、女性専用などカテゴリーを分けることで犯罪の予防も行い安心した仕事や勉強の空間を提供する。物件には机、椅子というような仕事や勉強をするための備品など、他との差別化を図るためにドリンクを無料提供するなど、何を設置するかは各物件所有者の自由裁量である。
場所の提供は物件の所有者であり、所有者は事前にインターネットで物件情報と利用料金を時間や日単位で設定する。利用者はインターネットを通じて空き状況と予約ができ、決済まで完了していれば利用日時に到着完了の操作をすることで室内の鍵が電動で解錠する。
本発明は以上のような構造である。
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