TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2023010341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-20
出願番号2021114415
出願日2021-07-09
発明の名称電源装置
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02M 3/28 20060101AFI20230113BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】各々が配線を介して端子台に接続されている複数の外部装置の1つがショート破壊した場合であっても、ショート破壊した外部装置に接続されている配線の延焼を防止可能な電源装置を提供すること。
【解決手段】電源装置が、相互に電気的に接続されている複数の端子台を備える。各端子台が、配線を介して外部装置と接続可能であると共に、接続された外部装置に電流を供給可能に構成されている。各端子台が、接続された外部装置に電流を供給する電流供給回路と、電流供給回路を介して外部装置に供給される最大電流を設定する電流設定部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相互に電気的に接続されている複数の端子台を備え、
前記端子台が、配線を介して外部装置と接続可能であると共に、接続された前記外部装置に電流を供給可能に構成されている電源装置であって、
前記端子台が、
接続された前記外部装置に電流を供給する電流供給回路と、
前記電流供給回路を介して前記外部装置に供給される最大電流を設定する電流設定部と
を有する、電源装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記電流設定部が、
前記電流供給回路に設けられ、抵抗値を変更可能な可変抵抗器と、
前記可変抵抗器の抵抗値を変更可能な操作部と
を有する、請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記電流設定部が、
前記電流供給回路に並列に設けられ、相互に抵抗値が異なる複数の抵抗器と、
複数の前記抵抗器のいずれか1つを選択する選択部と
を有する、請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記選択部が、複数の前記抵抗器の1つがそれぞれ配置された複数の回路を切り替えるスイッチで構成されている、請求項3に記載の電源装置。
【請求項5】
前記電流設定部が、
前記電流供給回路を流れる電圧を設定する電圧設定部と、
前記電圧設定部を制御して前記外部装置に供給される最大電流を設定する制御装置と
を有する、請求項1に記載の電源装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の端子台を備える電源装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の出力側端子台を備えた電源装置が開示されている。各出力側端子台は、配線を介して負荷に対して電圧および電流を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-87302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、前記電源装置では、各出力側端子台は相互に電気的に接続され、各出力側端子台に接続される負荷に供給される電流に応じて配線の太さが変更される。例えば、供給される電流が異なる複数の負荷が電源装置に接続されている場合、線径が細い配線が接続されている負荷がショート破壊すると、他の負荷に供給されるはずの電流がショート破壊した負荷に接続されている配線に集中するおそれがある。他の負荷に供給される電流が1つの配線に集中すると、この配線を流れる電流が許容量を超えてしまい、その結果、配線が延焼するおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、複数の端子台の各々に配線を介して接続されている外部装置の1つがショート破壊した場合であっても、ショート破壊した外部装置に接続されている配線の延焼を防止可能な電源装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の電源装置は、
相互に電気的に接続されている複数の端子台を備え、
前記端子台が、配線を介して外部装置と接続可能であると共に、接続された前記外部装置に電流を供給可能に構成されている電源装置であって、
前記端子台が、
接続された前記外部装置に電流を供給する電流供給回路と、
前記電流供給回路を介して前記外部装置に供給される最大電流を設定する電流設定部と
を有する。
【発明の効果】
【0007】
前記態様の電源装置によれば、複数の端子台の各々に配線を介して接続されている外部装置の1つがショート破壊した場合であっても、ショート破壊した外部装置に接続されている配線の延焼を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る電源装置を示す正面図。
図1の電源装置の回路図。
図1の電源装置の第1変形例を示す正面図。
図3の電源装置の回路図。
図1の電源装置の第2変形例を示す正面図。
図5の電源装置の回路図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態及び変形例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」などを含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
【0010】
本開示の一実施形態の電源装置1は、図1に示すように、相互に電気的に接続されている複数の端子台2を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
発電装置
19日前
個人
災害対応型人力発電システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
15日前
トヨタ自動車株式会社
捻り装置
15日前
星和電機株式会社
導体部捩り治具
19日前
日本電産株式会社
モータ調整方法
19日前
リンナイ株式会社
電動機駆動装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
ロータコア
8日前
株式会社はや
蓄電・放電システム
13日前
株式会社神戸製鋼所
回転電機
19日前
株式会社不二越
電力変換装置
19日前
中国電力株式会社
電柱監視システム
14日前
ダイハツ工業株式会社
電動ユニット
15日前
ニチコン株式会社
スイッチング電源
18日前
株式会社プロテリアル
発電装置及び発電方法
5日前
株式会社今仙電機製作所
電力変換装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
19日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
12日前
河村電器産業株式会社
車両充電システム
15日前
個人
下水管等内部設置する送電線用絶縁電気線
4日前
株式会社明電舎
回転子
1日前
株式会社ニッセイ
モータ付き減速機
13日前
トヨタ自動車株式会社
コイル体の製造方法
15日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
15日前
株式会社アクトリー
太陽光発電装置
15日前
株式会社キッズウェイ
太陽光蓄電システム
15日前
株式会社キッズウェイ
蓄電池監視システム
15日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
11日前
株式会社マキタ
電動作業機
19日前
メガ環境エネルギー株式会社
高速多重回転発電装置
15日前
株式会社デンソー
電力変換装置
14日前
株式会社デンソー
電力変換装置
5日前
株式会社IHI
非接触給電設備
13日前
シンフォニアテクノロジー株式会社
回転電機
12日前
日本電産株式会社
モータ
8日前
日本電産株式会社
モータ
8日前
続きを見る