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公開番号2023009695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-20
出願番号2021113179
出願日2021-07-07
発明の名称撮影装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20230113BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 カメラが自撮り棒に取り付けられている際に他の撮影方法と異なる制御を行いたい場合、まずは自撮り棒に取り付けられていることを判定しなければならない。
【解決手段】 撮像装置の角度揺れを検出して角速度信号を出力する角度ぶれ検出手段と、撮像装置の並進揺れを検出して速度信号を出力する並進ぶれ検出手段と、角速度信号と速度信号を比較して撮像装置の振れの回転中心位置を算出する回転中心位置算出手段と、フォーカス距離情報を取得するフォーカス距離取得手段と、前記回転中心位置と前記フォーカス距離情報に基づき、撮像装置が自撮り棒に取り付けられているかを判定する自撮り棒判定手段により撮像装置を構成する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置の角度ぶれを検出して角速度信号を出力する角度ぶれ検出手段と、
撮像装置の並進ぶれを検出して速度信号を出力する並進ぶれ検出手段と、
角速度信号と速度信号を比較して撮像装置のぶれの回転中心位置を算出する回転中心位置算出手段と、
フォーカス距離情報を取得するフォーカス距離情報取得手段と、
を有し、
前記回転中心位置と前記フォーカス距離情報に基づき、撮像装置が把持部に取り付けられているかを判定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
さらに、
前記角速度信号のある帯域以外を遮断する第1の帯域遮断フィルタと、
前記速度信号のある帯域以外を遮断する第2の帯域遮断フィルタと、を有し、
前記回転中心位置算出手段は帯域遮断された角速度信号と帯域遮断された速度信号を比較して撮像装置の振れの回転中心位置を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記並進ぶれ検出手段は、前記撮像装置の加速度を検出し加速度信号を積分して速度信号を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記並進ぶれ検出手段は、前記撮像装置で撮影された複数の画像から検出された動きベクトルと前記角速度信号の差分から速度信号を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記角度ぶれ検出手段は、光軸に直交するX軸回りのPitch軸と、光軸とX軸に直交するY軸回りのYaw軸の角度ぶれを検出し、
前記並進ぶれ検出手段は、前記X軸と前記Y軸の並進ぶれを検出し、
前記回転中心位置算出手段は、Pitch軸とY軸およびYaw軸とX軸をそれぞれ比較してPitch軸とYaw軸それぞれの回転中心位置を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記Pitch軸と前記Yaw軸それぞれの回転中心位置がともに撮像装置の前方にある、かつ、前記Pitch軸と前記Yaw軸それぞれの回転中心位置と撮像装置の距離が所定値よりも長い、かつ、フォーカス距離が所定値よりも短い場合に撮像装置が把持部に取り付けられていると判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
撮影者が撮像装置の取り付けられた把持部を意図的に振った場合に、撮像装置を把持部装着時専用の制御に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はデジタルカメラやデジタルビデオ等の光学機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
撮影者が自分を撮影(以下「自撮り」)していることを、回転可能な表示モニタの角度情報と焦点距離情報から検出できるカメラが特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-125628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術のカメラでは回転可能な表示モニタの角度情報と焦点距離情報から自撮り判定を行っている。先行技術のカメラは自撮りであることはわかるが、カメラを自撮り棒に取り付けて撮影しているのか手持ちで撮影しているのかを判別できない。カメラを自撮り棒に取り付けている際に他の撮影方法と異なる制御を行いたい場合、まずはカメラが自撮り棒に取り付けられていることを判定しなければならない。
【0005】
本発明の目的は、カメラ(撮影装置)が自撮り棒に取り付けられて撮影していることを判定することが出来る撮影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の撮影装置は、撮像装置の角度ぶれを検出して角速度信号を出力する角度ぶれ検出手段と、撮像装置の並進ぶれを検出して速度信号を出力する並進ぶれ検出手段と、角速度信号と速度信号を比較して撮像装置のぶれの回転中心位置を算出する回転中心位置算出手段と、フォーカス距離情報を取得するフォーカス距離取得手段と、前記回転中心位置と前記フォーカス距離情報に基づき、撮像装置が自撮り棒に取り付けられているかを判定する自撮り棒判定手段とにより撮像装置を構成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カメラが自撮り棒に取り付けられて撮影していることを判定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
撮影装置の模式図である。
自撮り棒判定のための構成を示すブロック図である。
回転中心位置算出の詳細を示すブロック図である。
自撮り棒判定を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【発明を実施するための形態】
第1実施例
【0009】
図1は撮像装置11が自撮り棒である把持部12に取り付けられている状態を表している。光軸13に直交する一平面上で互いに直交した軸をなすように、X軸およびY軸を定め、それぞれの軸回りの回転軸をPitch軸(X軸回り)、Yaw軸(Y軸回り)とする。
【0010】
角度ぶれ検出手段11bは撮像装置11に加わるPitch軸とYaw軸の角度ぶれを検出する。
(【0011】以降は省略されています)

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