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公開番号2023009598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-20
出願番号2021113012
出願日2021-07-07
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/02 20210101AFI20230113BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替える。
【解決手段】撮像素子126の被写体側において光軸C1上に光学フィルタ252を含む撮像ユニット250が配置される。切り替えボタン200に応じて、振動伝達部材350は、撮像ユニット250に対して離間(非接触)状態となって振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝えない第1状態と、撮像ユニット250に対して接触状態となって振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝える第2状態とに遷移する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
被写体像を光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子の被写体側において、撮像光軸上に配置された光学部材と、
駆動されることで振動を発生させる振動デバイスと、
前記光学部材および前記振動デバイスの少なくとも一方に対して離間し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝えない第1状態と、前記光学部材および前記振動デバイスの双方に対して接触し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝える第2状態と、に遷移する伝達部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記振動デバイスは、所定の操作が検知されたことに応じて振動を発生させることで、前記伝達部材を介することなくユーザに対して操作感を与えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1状態に対応する第1位置と前記第2状態に対応する第2位置とに変位する操作部材と、
前記振動デバイスを駆動する駆動手段と、を有し、
前記駆動手段は、前記操作部材が前記第2位置に変位したことが検知されたことに応じて前記振動デバイスを駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記伝達部材は弾性部材であり、
前記操作部材は、前記第1位置にあるときには前記伝達部材を押圧せず、
前記操作部材は、前記第2位置にあるときには前記伝達部材を押圧して撓ませることで前記第2状態にすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記操作部材において、ユーザに操作される部分と、前記伝達部材を押圧する部分との間に、振動を減衰させる減衰部材が介在することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記伝達部材は、前記振動デバイスとは常に接触しており、
前記伝達部材は、前記操作部材が前記第1位置にあるときには前記光学部材と接触せず、前記操作部材が前記第2位置にあるときには前記光学部材と接触することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第2状態においては、前記伝達部材は前記撮像光軸方向と略平行な方向において前記光学部材を付勢することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記振動デバイスの振動方向は前記撮像光軸方向と略平行であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記光学部材は矩形であり、
前記第2状態における前記伝達部材と前記光学部材との接触長さは、前記光学部材の一辺の長さ以上であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第2状態においては、前記伝達部材と前記光学部材とは、前記撮像光軸方向から見て前記撮像素子を避けた領域で接触することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置には、撮像光軸上に光学フィルタ(光学部材)として光学ローパスフィルタや赤外吸収フィルタ等が配置されるものがある。これらの光学フィルタの表面に塵埃等の異物が付着すると撮影画像の品位が低下する。これを回避するため、特許文献1では、光学フィルタを振動デバイスで振動させることにより、光学フィルタの表面に付着した塵埃等の異物を除去するいわゆるダストリダクション(以下、DLと称する)機能を設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-157139号公報
特開2014-164172号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、振動デバイスは光学フィルタと物理的に常に接続状態にあるので、振動デバイスが発生させた振動は光学フィルタに常に伝わる。従って、光学フィルタへの振動の伝達の有無を切り替えることはできない。
【0005】
一方、ユーザに操作感を与えるために振動デバイスを設ける撮像装置も開示されている。例えば特許文献2には、レリーズボタンの表面やグリップ部等に複数の振動デバイスを配置し、ユーザ操作に応じて振動デバイスを振動させることで、ユーザに操作感を付与する。
【0006】
本発明は、振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子の被写体側において、撮像光軸上に配置された光学部材と、駆動されることで振動を発生させる振動デバイスと、前記光学部材および前記振動デバイスの少なくとも一方に対して離間し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝えない第1状態と、前記光学部材および前記振動デバイスの双方に対して接触し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝える第2状態と、に遷移する伝達部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
カメラシステムの斜視図である。
カメラシステムのブロック図である。
ベースユニットの正面側の斜視図、背面側の分解斜視図を示す図である。
切り替えボタンと検知部の正面図、図4(a)のA-A線に沿う断面図である。
切り替えボタン、振動伝達部材および撮像ユニットの正面図、図5(a)のB-B線に沿う断面図である。
変形例における振動伝達部材を駆動する部分の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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