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公開番号
2023008723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-19
出願番号
2021131817
出願日
2021-07-05
発明の名称
特許文献集合の分析方法
出願人
個人
代理人
主分類
G06Q
50/18 20120101AFI20230112BHJP(計算;計数)
要約
【課題】特定の特許文献集合の文献項目の中から文献項目別文献件数時系列マップに描けば課題で指定する文献集計期間において、特定の文献件数時系列動向を示す文献項目を検出する分析方法を提供する。
【解決手段】方法は、文献項目別文献件数時系列マップにおいて隣接している二個の文献集計区間の文献件数を結ぶ直線の勾配の符号は前記隣接している二個の文献集計区間に対応する年代が新しい文献集計区間の文献件数から年代が古い文献集計区間の文献件数を差引いた文献件数(以下差分件数と記載)の符号に一致していることより、指定する文献集計期間において一連の隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折線を構成している各直線の勾配の符号に対応する各差分区間の差分件数の符号が指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされている特許文献分析装置で実行する特定の特許文献集合(以下特定の文献集合と記載)の分析方法において、
前記特許文献分析ソフトを用いて、横軸は前記特定の文献集合に含まれる特許文献の出願年、又は公開・公表年を指標とした文献集計対象期間を等分割して作成した単位文献集計区間(以下該単位文献集計区間を単に文献集計区間と記載、該文献集計区間が連続して複数個連なっている文献集計区間は文献集計期間と記載する)名が記載してある文献集計区間軸、縦軸は前記特定の文献集合に含まれている特定の文献項目(特許分類、又は出願人、又はキーワード)の文献件数時系列変化を読み取るための文献件数軸で構成されている文献項目別文献件数時系列マップを作成、該マップを観察して分析対象とする文献集計期間を決定、該決定した文献集計期間の前記文献項目別文献件数時系列マップの数値テーブルを観察して分析対象とする文献項目の範囲を決定、以上決定した分析対象の分析集計期間と分析対象の文献項目で構成される前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列マップの数値テーブルを前記表計算ソフトの任意のシート上に転写して前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表を作成、
該特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表に、縦軸は該表の文献項目軸と同一、又は共用の文献項目軸、横軸は前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表の文献集計区間軸の隣接している二個の文献集計区間で年代が新しい文献集計区間の文献件数から年代が古い文献集計区間の文献件数を差引いた文献件数(以下差分件数と記載)を記載する差分区間名を時系列に記載した差分区間軸とするマトリクス表を付け加えて文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートを作成、該テンプレートの横軸の差分区間と縦軸の文献項目が交わる任意のセルに下記に記載する「差分件数算出式」を記載、さらに、該「差分件数算出式」を前記文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートの文献項目軸の文献項目と差分区間軸の差分区間が交わるセルの全てに転写して前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表を作成、
「差分件数算出式」
「前記文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートの任意の文献項目の任意の差分区間のセルに記載する差分件数算出式は、該差分区間のセルに対応する文献集計区間軸の隣接している二個の文献集計区間の年代が新しい文献集計区間の文献件数(セル1の文献件数)から年代が古い文献集計区間の文献件数(セル2の文献件数)を差引いた数式を前記テンプレートの行、列番号で表現した数式(セル1-セル2)が前記差分件数算出式である。」
該前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の文献項目の中から文献項目別文献件数時系列マップに描けば課題で指定する文献集計期間において隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折線を構成している各直線の勾配の符号が課題で指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する方法として、
前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の前記課題で指定する文献集計期間において文献項目別文献件数時系列マップに描けば隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ各直線の勾配の符号に対応する各差分区間の文献項目別差分件数の符号が前記課題で指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する方法で課題に適合している文献項目を検出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
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【請求項2】
請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表に記載の文献項目の中から、文献項目別文献件数時系列マップに描けば課題で指定する文献集計期間で、隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折線を構成している各直線の勾配の符号が課題で指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する具体的方法として、
一回目の前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の文献項目行の並べ替えを、該並べ替えの文献項目行の対象範囲は前記課題で指定する文献項目行、並べ替えのキーワードは前記課題で指定している文献集計期間にある任意の隣接する二個の文献集計区間に対応する差分区間の差分件数として昇順、又は降順に並べ替え、該並び替えた差分件数の大きさ(該大きさをNと記載する)の範囲、N≧1 N=0 N≦-1により該並び替えに使用した差分件数が記載されているセルを三つのグループに層別、該層別したセルのうち、少なくとも課題に適合するセルに層別毎に決めてある層別色を施す、
二回目以降の前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の文献項目行の並び替えは、該並び替えの対象文献項目行は当並び替えの直前に実施した文献項目行の並び替えで前記課題に適合している差分件数の符号を有した文献項目行、並び替えのキーワードは前記課題で指定している文献集計期間にある隣接する二個の文献集計区間のうち今までの並び替えで使用していない隣接する二個の文献集計区間に対応する差分区間の差分件数として昇順、又は降順に並べ替え、該並び替えた差分件数の大きさ(該大きさをNと記載する)の範囲、N≧1、N=0、N≦-1により該並び替えに使用した差分件数が記載されているセルを三つのグループに層別、該層別したセルのうち、少なくとも課題に適合しているセルに層別毎に決めてある層別色を施す、以上の一連の作業を前記課題で指定している文献集計期間にある全ての隣接する二個の文献集計区間に対応する差分区間の差分件数に対し実施、該一連の作業が完了した前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の中から前記課題に適合する文献項目を検出する方法は、前期課題で指定する文献集計期間に対応する差分区間のセルの層別色の時系列配列が前記課題で基準としている文献項目の課題で指定している文献集計期間に対応する差分区間のセルの層別色の時系列配列と同一の文献項目を検出するという方法で適合文献項目を検出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
【請求項3】
請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表に記載の文献項目の課題で指定する文献集計期間において、文献項目別文献件数時系列マップに描けば隣接する二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折れ線の始点と終点の文献集計区間の文献件数を結ぶ文献項目別直線の勾配(以下平均勾配と記載)を前記文献項目別文献件数時系列マップに描かずに求める方法は、前記文献項目別折線の終点に対応する文献集計区間の文献項目別文献件数から始点に対応する文献集計区間の文献項目別文献件数を差引いた文献件数を前記課題で指定している文献集計期間に存在している文献集計区間の個数から1を差引いた値で除した値を文献項目別平均勾配として算出する、又は前記各折れ線を構成している各直線の終点と始点に対応する前記請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の差分区間軸の差分区間の文献項目別差分件数を合計した差分件数を前記課題で指定している文献集計期間に存在している差分区間の個数で除した値を文献項目別平均勾配として算出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
【請求項4】
請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表に記載の文献項目の課題で指定する文献集計期間において文献項目別文献件数時系列マップに描けば隣接している三個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ各直線を連結してできる折れ線の凸部の方向を前記文献項目別文献件数時系列マップに描かずに判定する方法は、前記請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の前記課題で指定する文献集計期間において隣接している三個の文献集計区間に対応する隣接する二個の差分区間の年代の新しい差分区間の差分件数から年代の古い差分区間の差分件数を差引いた差分件数(差分の差分件数)が正の場合は前記折れ線の凸は下向き、負の場合は前記折れ線の凸は上向き、ゼロの場合は前記折れ線は一直線となるという判定を下すことを特徴とする特許文献集合の分析方法。
【請求項5】
請求項1に記載の特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の差分件数が記載されているセルを、該セルに記載されている差分件数の大きさ(以下Nと記載)、N≧1、N=0、N≦-1により三種類に層別、該層別したセルに層別毎に決めてある異なる層別色を施して特定の文献集合の視覚分析用文献項目別文献件数・差分件数時系列表を作成、該特定の文献集合の視覚分析用文献項目別文献件数・差分件数時系列表の文献項目の中から文献項目別文献件数時系列マップに描けば課題で指定する文献集計期間で、隣接する二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折線を構成している各直線の勾配の符号が課題で指定している前記各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出、該検出した課題に適合している文献項目の中から前記課題に適合する文献項目を検出するために実施した文献項目行の並び替えに使用した差分区間に隣接している一連の差分区間において文献項目別差分件数の符号が課題で指定する符号と一致している文献項目を検出する方法として前記隣接している一連の差分区間の文献項目別差分件数が記載されているセルに施されている層別色を観察することで課題に適合する文献項目を検出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
特定の特許文献集合の中から萌芽技術の探索、新規参入出願人の探索、コア技術の文献件数がV字転換した時のV字転換に寄与した要素技術の探索等の検出方法に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特定の特許文献集合の中から所望する文献件数時系列動向を示す特許分類、出願人等を検出する一般的な方法は特許マップ作成ソフト、例えばインパテック(株)のパテントマップEXZのような特許マップ作成ソフトを使用して特許マップを作成、該特許マップを観察して所望する件数時系列動向を示す特許文献を検出しているのが実状である。
【0003】
前記特許マップを観察して所望する件数時系列動向を探索する方法は、分析対象の特許文献集合の文献件数が多い場合や検討したい文献項目の文献件数が桁違いに差がある場合では多数の特許マップを作成する必要があり多大な工数を要するという不都合がある。
【0004】
特許マップの観察に頼らない方法で特定の特許文献集合の中から特許文献項目の件数が単調増加傾向や単調減少傾向を示す特許文献項目を検出する方法が記載されている特許文献として特許文献1、2がある。
【0005】
特許文献1、2は共に、特定の特許文献集合の中から、文献項目別件数時系列マップに描けば特定の文献集計区間で文献件数の時系列推移が単調増加、又は単調減少、又は水平である文献項目を検出する方法として、文献件数の時系列動向がゼロ以外の勾配を有する直線となるダミーとの相関係数を算出し、該相関係数の値を評価基準として、単調増加、単調減少、水平の判定をしているが、この方法では相関係数を用いているので、分析対象とする文献集計区間は三個以上であること、文献件数が多くなると相関係数の算出が煩わしいという不都合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6380871号公報
特願2018-213309
【0007】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特定の特許文献集合の中から特定の出願人、特許分類、キーワード(以下これらを総称して文献項目と記載)が記載されている文献件数の時系列変化が増加傾向になったり、減少傾向になったり、V字型になったりする文献項目を特許マップに描くことなく、分析可能の最少文献集計区間の個数は二個、前記直線となるダミー文献項目と相関係数は使用せずに検出する方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本願の発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0010】
本願請求項1に係わる特許文献集合の分析方法は、
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされている特許文献分析装置で実行する特定の特許文献集合(以下特定の文献集合と記載)の分析方法において、
前記特許文献分析ソフトを用いて、横軸は前記特定の文献集合に含まれる特許文献の出願年、又は公開・公表年を指標とした文献集計対象期間を等分割して作成した単位文献集計区間(以下該単位文献集計区間を単に文献集計区間と記載、該文献集計区間が連続して複数個連なっている文献集計区間は文献集計期間と記載する)名が記載してある文献集計区間軸、縦軸は前記特定の文献集合に含まれている特定の文献項目(特許分類、又は出願人、又はキーワード)の文献件数時系列変化を読み取るための文献件数軸で構成されている文献項目別文献件数時系列マップを作成、該マップを観察して分析対象とする文献集計期間を決定、該決定した文献集計期間の前記文献項目別文献件数時系列マップの数値テーブルを観察して分析対象とする文献項目の範囲を決定、以上決定した分析対象の分析集計期間と分析対象の文献項目で構成される前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列マップの数値テーブルを前記表計算ソフトの任意のシート上に転写して前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表を作成、
該特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表に、縦軸は該表の文献項目軸と同一、又は共用の文献項目軸、横軸は前記特定の文献集合の文献項目別文献件数時系列表の文献集計区間軸の隣接している二個の文献集計区間で年代が新しい文献集計区間の文献件数から年代が古い文献集計区間の文献件数を差引いた文献件数(以下差分件数と記載)を記載する差分区間名を時系列に記載した差分区間軸とするマトリクス表を付け加えて文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートを作成、該テンプレートの横軸の差分区間と縦軸の文献項目が交わる任意のセルに下記に記載する「差分件数算出式」を記載、さらに、該「差分件数算出式」を前記文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートの文献項目軸の文献項目と差分区間軸の差分区間が交わるセルの全てに転写して前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表を作成、
「差分件数算出式」
「前記文献項目別文献件数・差分件数時系列表のテンプレートの任意の文献項目の任意の差分区間のセルに記載する差分件数算出式は、該差分区間のセルに対応する文献集計区間軸の隣接している二個の文献集計区間の年代が新しい文献集計区間の文献件数(セル1の文献件数)から年代が古い文献集計区間の文献件数(セル2の文献件数)を差引いた数式を前記テンプレートの行、列番号で表現した数式(セル1-セル2)が前記差分件数算出式である。」
該前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の文献項目の中から文献項目別文献件数時系列マップに描けば課題で指定する文献集計期間において隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ直線を連結してできる折線を構成している各直線の勾配の符号が課題で指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する方法として、
前記特定の文献集合の文献項目別文献件数・差分件数時系列表の前記課題で指定する文献集計期間において文献項目別文献件数時系列マップに描けば隣接している二個の文献集計区間の文献項目別文献件数を結ぶ各直線の勾配の符号に対応する各差分区間の文献項目別差分件数の符号が前記課題で指定している各直線の勾配の符号と一致している文献項目を検出する方法で課題に適合している文献項目を検出することを特徴とする特許文献集合の分析方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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