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公開番号
2023008450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-19
出願番号
2021112016
出願日
2021-07-06
発明の名称
容器の閉鎖蓋構造
出願人
個人
代理人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20230112BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】液垂れが生じず、液切れが良い容器の閉鎖蓋構造を提供する。
【解決手段】容器の開口蓋を、柔らかな樹脂材で開口溝よりも大寸法の厚みを有する一次射出成型品とした厚み部分外周囲を、二次射出成型時に外周リングとして加圧して開口部を閉鎖する閉鎖蓋とした。この厚み部分に設けた閉鎖蓋により、内容物の抽出の容易化と液垂れを防止する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出口部材(5)の肉厚(4)よりも幅狭の溝幅(2)であって、無負荷時に間隙を有する開口溝孔(1)を、吐出口部材(5)の中央部に肉厚(4)方向に開口していることを特徴とする
容器の閉鎖蓋構造。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
吐出口部材(5)の外周囲を、加圧力を有する外周リング(6)で覆って一体化したことを特徴とする
請求項1記載の容器の閉鎖蓋構造。
【請求項3】
中央部に溝幅(2)と溝長(3)から成る米字状の開口溝孔(1)を吐出口部材(5)に設け、溝幅(2)よりも大寸法の肉厚(4)とした吐出口部材(5)を、一次射出成形品として柔らかな樹脂材で構成し、該、吐出口部材(5)の肉厚(4)外周囲に二次射出成形品である樹脂材を注入加圧して外周リング(6)とし、外周リング(6)の製造時加圧力により米字状の開口溝孔(1)を隙間無くつぶした閉鎖口(7)としていることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の容器の閉鎖蓋構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性を有する容器の口元に取付けられる容器蓋であって、高粘度、あるいは中粘度の内容物を押し出す際は口元が開いて内容物を押し出し、容器への加圧が無くなると液垂れ防止のために瞬時に口元を閉鎖する閉鎖蓋に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ドレッシング、ソース、ケチャップ等の液体調味料や、オリーブオイル等の食用油や蜂蜜等の高粘度液体食品、シャンプー、リンス、コンデショナー、台所用液体洗剤等、中粘度や高粘度の液体は、収納する容器から注出した後、いつまでも内容物が糸を引くように出口から流れ続け、液切れ出来ない問題があった。液切れしないと、内容物が容器周囲に垂れて汚してしまい、見かけ上や衛生上に不具合を有していた。
【0003】
従来構成では、吐出口を薄肉厚のゴム板材とし、ゴム板材の中央部に切込みを入れ切込み部の面強度で容器内圧を受け止め、切込み部の開閉で内容物の吐出と閉鎖を行なっており、切込み長さを大きく長くすると開きやすいが閉じにくいものとなり、切込み長さを小さく短くすると開きにくい閉じ容易の吐出口と成っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭50-146960号公報
特開2018-76101号公報
【0005】
特許文献1で示すものは、明細書第2頁第14行~同第3頁代17行目に記載の如く、「弁(14)は、ゴム等の比較的薄い円状の弾性板からなり、その中央部に十字状の貫通切込み(15)が透設され、・・・・貫通切込み(15)の周囲に、円状の半栽切込み(16)が形成されている。
・・・・・弁(14)自体の強度により、容器本体(10)に収容された液体洗剤は弁(14)を通して流出しない。そして、・・・容器本体(10)が圧縮され、弁(14)自体の強度に抗して貫通切込み(15)を下方に膨出し、流路を形成して液体洗剤が抽出口(11)より抽出する。
・・・半栽切込み(16)部分が開き、貫通切込み(15)の膨出を容易にし、外気の容器本体(10)内への吸い込みがきわめて簡単に行なわれる。すなわち、容器本体(10)の復元力に大きな力を要せず、若干の復元力があれば、外気の吸い込みが可能である。」としている。
【0006】
特許文献2で示すものも同様思想であり、スリット(211)を液止弁(21)とし、容器本体(1)を加圧することで内容物を押し出す点は同じである。
構成特徴は、液止弁(21)をスリットで分離する複数の液止弁体(212)にしたり、スリットの隣り合う液止弁体(212)を高さ方向段違いにしたりと、構成の変化を色々考えているものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1も2も、本願発明も、その求めている作用・効果は同じである。ただ、構成を変えることで、従来構造よりも液垂れが生じず、液切れが良いものを求めている。
課題は、従来と同じであるが、出願人ごとに新規構成を折り込むことで、今までにない特有の効果を求めている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る容器の閉鎖蓋構造は、柔らかな樹脂材で構成する基本蓋材に内容物吐出のための開口溝孔(1)を、人間の唇で例えると力を抜いた少し開いた状態の溝とし、この状態では容器を傾けると内容物が滲みだす「一次射出成形品構成」の吐出口部材(5)とし、二次射出成型時に「一次射出成形品構成」回りの外周囲に二次射出成型樹脂材を外周リング(6)として注入加圧することで、少し開いた状態の開口溝孔(1)を加圧力で隙間なくつぶした閉鎖口(7)とする容器の閉鎖蓋を形成する。
【発明の効果】
【0009】
上記の容器の閉鎖蓋構造によれば、柔らかな樹脂材で構成した一次射出成型品の吐出口部材(5)の開口溝孔(1)を、吐出口部材(5)の外周囲に一体に設けた外周リング(6)で加圧保持して閉鎖口(7)としているので、閉鎖口(7)は加圧保持の分締まり勝手に閉鎖しており、容器体を加圧しない状態では閉鎖口(7)は速やかに閉まり内容物の漏れ出しを防止している。
【0010】
また、二次射出成型部材として吐出する樹脂材は、強度の異なる柔らかい樹脂材から硬い樹脂材、或いは、熱可塑性樹脂から熱硬化性樹脂まで、それぞれ考えられ限定しない。
要は、一次射出成型時の開口溝孔(1)を加圧保持した閉鎖口(7)に変える材料であれば、どのような樹脂材又は他の金属材等を使用しても良い。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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