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公開番号2023007622
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-19
出願番号2021110589
出願日2021-07-02
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60N 2/75 20180101AFI20230112BHJP(車両一般)
要約【課題】搭乗者の乗降や移動を妨げることなく、搭乗者の体を精度良く支持することを目的とする。
【解決手段】搭乗者が着座できる座席10と、収納状態と使用状態との間で変位することができる支持具53とを備え、支持具53が使用状態の際に、搭乗者は支持具53を保持して身体を支持する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
搭乗者が着座できる座席と、
収納状態と使用状態との間で変位することができる支持具とを備え、
前記支持具が前記使用状態の際に、前記搭乗者は前記支持具を保持して身体を支持する作業車。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記使用状態は、前記支持具が前記座席の背もたれから前記座席の座面の上方位置に向かって突出する状態であり、
前記収納状態は、前記使用状態から前記背もたれに近づく方向に前記支持具が変位した状態である請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記座席はシートフレームに支持され、
前記支持具は前記シートフレームに対して揺動できる態様で支持されるレバーであり、
前記レバーが揺動することにより、前記支持具は前記収納状態と前記使用状態との間で変位する請求項1または2に記載の作業車。
【請求項4】
前記支持具は変位操作具を備え、前記変位操作具を操作した状態において、前記支持具は前記使用状態から前記収納状態に変位することができる請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車。
【請求項5】
前記支持具はプッシュ式レバーであり、前記変位操作具はボタンである請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記支持具は、駐車ブレーキであり、前記収納状態において機体を制動し、前記使用状態において制動が解除される請求項1から5のいずれか一項に記載の作業車。
【請求項7】
前記支持具とは別に、駐車ブレーキを備える請求項1から5のいずれか一項に記載の作業車。
【請求項8】
前記座席は3人以上が横並びで着座でき、
前記支持具は、両端に着座した搭乗者以外の搭乗者が着座する前記座席の位置の横側方に設けられる請求項1から7のいずれか一項に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業車として、例えば、特許文献1に記載の作業車が知られている。特許文献1に記載の作業車は、搭乗部(運転部)に、運転者と同乗者とが着座できる座席(運転座席)を備える。作業車は、圃場等の作業地を走行するため、走行中に揺れが大きく、運転者と同乗者とは自身の体を支える必要がある。運転者は、走行中はステアリングハンドルを把持しており、ステアリングハンドルにより体を支持することができる。同乗者は、ロプス等に設けられたグリップを把持することにより、走行中に体を支持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-217971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
座席を、運転者の他に2人の同乗者(以下、運転者と同乗者とを区別しない際には搭乗者と称す)が横並びに着座できる3人掛けにすることが要望されている。横並びに並んだ両端の運転者および同乗者のうち、運転者はステアリングハンドルにより体を支持することができ、同乗者はロプス等に設けられたグリップにより体を支持することができる。真ん中の同乗者が体を支持するためには、ダッシュボードにグリップを設けるか、座席の、運転者と真ん中の同乗者との間、または、端部の同乗者と真ん中の同乗者との間に、グリップを設ける必要がある。
【0005】
しかしながら、ダッシュボードにグリップを設けると、同乗者からグリップまでの距離があり、適切に体を支持することが困難である。また、ダッシュボードのグリップを同乗者に向かって大きく突出するように設けると、搭乗者の搭乗の際や座席の移動の際に、グリップが邪魔になる。
【0006】
また、座席の搭乗者間にグリップを設けると、搭乗者が搭乗する際や座席を移動する際に、グリップが邪魔になる。
【0007】
本発明は、搭乗者の乗降や移動を妨げることなく、搭乗者の体を精度良く支持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る作業車は、搭乗者が着座できる座席と、収納状態と使用状態との間で変位することができる支持具とを備え、前記支持具が前記使用状態の際に、前記搭乗者は前記支持具を保持して身体を支持する。
【0009】
このような構成により、搭乗者は使用状態において支持具で体を支持することができ、搭乗者は支持具を収納状態にして座席への乗降、および座席上での移動を行うことができる。その結果、支持具は、搭乗者の乗降や移動を妨げることなく、走行時には搭乗者の体を支持することができる。
【0010】
また、前記使用状態は、前記支持具が前記座席の背もたれから前記座席の座面の上方位置に向かって突出する状態であり、前記収納状態は、前記使用状態から前記背もたれに近づく方向に前記支持具が変位した状態であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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