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公開番号2023006930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-18
出願番号2021109809
出願日2021-07-01
発明の名称勤怠管理システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 10/1091 20230101AFI20230111BHJP(計算;計数)
要約【課題】煩雑な補正処理を行うことなく、正しい残業時間を素早くかつ容易に得ることができる勤怠管理システムを提供する。
【解決手段】携帯端末は、ユーザの勤務時間を自動モードで取得するか手動モードで取得するかを選択する選択ボタンと、出勤ボタンと、退勤ボタンとを備えている。サーバは、選択ボタンの操作によって自動モードが選択されている場合に、位置情報及び職場領域情報から、ユーザが職場領域に入った時刻を自動モード入時刻及びユーザが職場領域から出た時刻を自動モード出時刻として検出することが可能に構成されている。さらに、出勤ボタンが操作された時刻を手動モード入時刻として検出すると共に退勤ボタンが操作された時刻を手動モード出時刻として検出することが可能に構成されている。さらにまた、検出した自動モード入時刻、検出した自動モード出時刻、検出した手動モード入時刻、及び検出した手動モード出時刻のうちの少なくとも2つを用いてユーザの勤務時間を算出するように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
携帯しているユーザの位置を表す位置情報を取得する携帯端末と、前記ユーザの位置情報を前記携帯端末から受信すると共に、前記ユーザの職場の領域を表す職場領域情報を取得するサーバとを備えており、
前記携帯端末は、前記ユーザの勤務時間を自動モードで取得するか手動モードで取得するかを選択する選択ボタンと、出勤ボタンと、退勤ボタンとを備えており、
前記サーバは、前記選択ボタンの操作によって自動モードが選択されている場合に、前記位置情報及び前記職場領域情報から、前記ユーザが前記職場領域に入った時刻を自動モード入時刻及び前記ユーザが前記職場領域から出た時刻を自動モード出時刻として検出することが可能に構成されており、前記出勤ボタンが操作された時刻を手動モード入時刻として検出すると共に前記退勤ボタンが操作された時刻を手動モード出時刻として検出することが可能に構成されており、
前記サーバは、前記検出した自動モード入時刻、前記検出した自動モード出時刻、前記検出した手動モード入時刻、及び前記検出した手動モード出時刻のうちの少なくとも2つを用いてユーザの勤務時間を算出するように構成されていることを特徴とする勤怠管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記サーバは、前記検出した自動モード入時刻と前記検出した自動モード出時刻との差、前記検出した手動モード入時刻と前記検出した手動モード出時刻との差、前記検出した自動モード入時刻と前記検出した手動モード出時刻との差、又は前記検出した手動モード入時刻と前記検出した自動モード出時刻との差から前記勤務時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の勤怠管理システム。
【請求項3】
前記サーバは、前記検出した自動モード入時刻と前記検出した自動モード出時刻との差、前記検出した手動モード入時刻と前記検出した手動モード出時刻との差、前記検出した自動モード入時刻と前記検出した手動モード出時刻との差、又は前記検出した手動モード入時刻と前記検出した自動モード出時刻との差から部分的勤務時間を算出し、前記算出した部分的勤務時間が複数ある場合は、該算出した部分的勤務時間の累積和から前記勤務時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の勤怠管理システム。
【請求項4】
前記サーバは、前記検出した自動モード入時刻及び前記検出した手動モード入時刻のうちの最先の入時刻を抽出し、前記検出した自動モード出時刻及び前記検出した手動モード出時刻のうちの、前記抽出した最先の入時刻に最短の出時刻を抽出し、前記抽出した最先の入時刻と前記抽出した最短の出時刻との差に基づいて前記勤務時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の勤怠管理システム。
【請求項5】
前記サーバは、前記抽出した最先の入時刻と前記抽出した最短の出時刻との差から部分的勤務時間を算出し、前記算出した部分的勤務時間が複数ある場合は、該算出した部分的勤務時間の累積和から前記勤務時間を算出するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の勤怠管理システム。
【請求項6】
前記サーバは、既に出時刻の抽出が行われている場合は該抽出した出時刻の後の最先の入時刻を抽出するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の勤怠管理システム。
【請求項7】
前記サーバは、前記勤務時間から雇用契約上の所定労働時間及び所定休憩時間を差し引いた時間を残業時間として取得するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の勤怠管理システム。
【請求項8】
前記取得した残業時間の所定期間内における累積を算出し、該算出した累積残業時間から残業金額を算出するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の勤怠管理システム。
【請求項9】
前記サーバは、前記ユーザの職場の位置から所定半径内の領域を職場領域として認識するように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の勤怠管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの残業時間を客観的に管理可能な勤怠管理システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、労働時間の証拠保全を行うために、ユーザの携帯するスマートフォンの位置を検出し、検出した位置があらかじめ設定した複数のジオフェンス内に外から入った入時刻及び複数のジオフェンス内から外に出た出時刻を検出してユーザの労働時間を推定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6230034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された労働時間の証拠保全方法によると、ユーザが複数のジオフェンス内に入った入時刻及び複数のジオフェンス内から外に出た出時刻から労働時間を推定することは行われるが、これら複数のジオフェンスに出入りすることなく勤務(労働)を行った場合は、これを労働時間としてそのまま登録することができず、ユーザのスマートフォンによる補正を行う必要があった。また、複数のジオフェンス内において、非勤務状態や休憩状態となった場合は、推定して得られた労働時間について、勤務時間であるか、非勤務時間や休憩時間であるか等を補正することによって、初めて、非勤務時間や休憩時間が除去された最終的な労働時間を得ていた。
【0005】
このように、特許文献1に記載された方法は、推定して得た労働時間に対して補正を行って最終的な労働時間を得るものであるため、最終的な労働時間を簡単には得ることができず、補正を行うユーザに多大な負担が強いられていた。特に、通常の勤務形態ではない、出張や職場以外での勤務が多いユーザは、非常に煩雑な補正処理を行う必要があった。
【0006】
従って本発明の目的は、煩雑な補正処理を行うことなく、正しい残業時間を素早くかつ容易に得ることができる勤怠管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、勤怠管理システムは、携帯しているユーザの位置を表す位置情報を取得する携帯端末と、ユーザの位置情報を携帯端末から受信すると共に、ユーザの職場の領域を表す職場領域情報を取得するサーバとを備えている。携帯端末は、ユーザの勤務時間を自動モードで取得するか手動モードで取得するかを選択する選択ボタンと、出勤ボタンと、退勤ボタンとを備えている。サーバは、選択ボタンの操作によって自動モードが選択されている場合に、位置情報及び職場領域情報から、ユーザが職場領域に入った時刻を自動モード入時刻及びユーザが職場領域から出た時刻を自動モード出時刻として検出することが可能に構成されている。サーバは、出勤ボタンが操作された時刻を手動モード入時刻として検出すると共に退勤ボタンが操作された時刻を手動モード出時刻として検出することが可能に構成されている。サーバは、さらにまた、検出した自動モード入時刻、検出した自動モード出時刻、検出した手動モード入時刻、及び検出した手動モード出時刻のうちの少なくとも2つを用いてユーザの勤務時間を算出するように構成されている。
【0008】
選択ボタンによって自動モードが選択されている場合に、位置情報及び職場領域情報から、自動モード入時刻及び自動モード出時刻を自動的に検出することが可能である。また、出勤ボタンが操作された時刻を手動モード入時刻とし、退勤ボタンが操作された時刻を手動モード出時刻として検出することが可能である。この手動モード入時刻及び手動モード出時刻の検出は、手動モードが選択されている場合及び自動モードが選択されている場合のいずれであっても行われる。ユーザの勤務時間を算出するための出勤時刻及び退勤時刻を常に自動的に取得するのではなく、出勤ボタン及び退勤ボタンを操作することによって、その操作時刻から出勤時刻及び退勤時刻を取得することができる。このように出勤時刻及び退勤時刻を手動で取得できるため、煩雑な補正処理を行うことなく、正しい勤務時間を素早くかつ容易に得ることができる。その結果、ユーザに多大な負担を強いることなく、労働時間(勤務時間から非勤務時間や休憩時間が除去された時間)を簡単に求めることができる。
【0009】
サーバは、検出した自動モード入時刻と検出した自動モード出時刻との差、検出した手動モード入時刻と検出した手動モード出時刻との差、検出した自動モード入時刻と検出した手動モード出時刻との差、又は検出した手動モード入時刻と検出した自動モード出時刻との差から勤務時間を算出するように構成されていることが好ましい。出勤後に、自動モードから手動モードへの切替えがない場合、手動モードから自動モードへの切替えもない場合、自動モードでの出勤後に手動モードへの切替えがあった場合、手動モードでの出勤後に自動モードへの切替えがあった場合には、このように算出することによって勤務時間を素早くかつ容易に取得することができる。その結果、残業時間や残業金額をユーザに多大な負担を強いることなく、容易に取得することができる。例えば、ユーザが自動モードで職場に出勤しそのまま自動モードで職場から退勤した場合、ユーザが実際に職場に出勤することなく手動モードで出勤ボタンを操作して出勤となり、そのまま手動モードで退勤ボタンを操作して退勤した場合、ユーザが自動モードで職場に出勤したが職場領域内で退勤ボタンを操作して退勤となった場合、ユーザが実際に職場に出勤することなく出勤ボタンを操作して出勤となり、その後、職場領域外又は職場領域内で自動モードに切替えて職場から退勤した場合等に、ユーザは、煩雑な補正を行うことなく、正しい勤務時間を素早くかつ容易に得ることができる。
【0010】
この場合、サーバは、検出した自動モード入時刻と検出した自動モード出時刻との差、検出した手動モード入時刻と検出した手動モード出時刻との差、検出した自動モード入時刻と検出した手動モード出時刻との差、又は検出した手動モード入時刻と検出した自動モード出時刻との差から部分的勤務時間を算出し、算出した部分的勤務時間が複数ある場合は、算出した部分的勤務時間の累積和から勤務時間を算出するように構成されていることが好ましい。1日に複数の勤務が断片的に発生する場合、このように部分的勤務時間を算出し、その累積和を求めて1日の勤務時間を取得する。
(【0011】以降は省略されています)

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