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公開番号2023005840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-18
出願番号2021108046
出願日2021-06-29
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20230111BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シートを汚すことなく、排出口からの微粒子の外部への漏れを抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像を形成したシートを排出する排出口72を備えた画像形成装置において、排出口72のシート搬送方向上流側の近傍にシートの移動に伴う気流に乱流を生じさせる乱流発生部74,75,73を設けた。乱流発生部は、シートの移動に伴う気流を分岐させ、相対的にシート搬送経路から離れた側の分岐気流を前記シート搬送経路に対し離間させた後に接近させて他方の分岐気流に合流させる気流案内部材74,75を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像を形成したシートを排出する排出口を備えた画像形成装置において、
前記排出口のシート搬送方向上流側の近傍にシートの移動に伴う気流に乱流を生じさせる乱流発生部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記乱流発生部は、前記シートの移動に伴う気流を分岐させ、相対的にシート搬送経路から離れた側の分岐気流を前記シート搬送経路に対し離間させた後に接近させて他方の分岐気流に合流させる気流案内部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置において、
前記気流案内部材は、前記他方の分岐気流に合流させるに当たり、シート搬送の向きとは逆の向きから合流させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記相対的にシート搬送経路から離れた側の分岐気流の経路は、相対的にシート搬送経路に近い側の分岐気流の経路よりも流路断面が大きいことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れか一に記載の画像形成装置において、
前記乱流発生部は、前記排出口に向けてシートに搬送力を与える最終段の搬送部材よりも搬送方向下流側に設けることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像を形成したシートを排出する排出口を備えた画像形成装置が知られている。
例えば特許文献1には、係る画像形成装置であって、画像形成装置の定着部で発生するシロキサン等の微粒子(UFP:Ultra Fine Particle)が排出口から外部に漏れるのを抑制するため、送出口から送出される記録媒体(シート)の少なくとも一方側の表面に当接するクリーニング部材を送出口に設けたものが開示されている。これによれば、クリーニング部材で記録媒体上に付着したUFPを掻き落とすことができるとしている。また、クリーニング部材により送出口の開口面積を小さくすることができるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、クリーニング材にトナーが付着し、シートを汚してしまう虞が残っていた。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、画像を形成したシートを排出する排出口を備えた画像形成装置において、前記排出口のシート搬送方向上流側の近傍にシートの移動に伴う気流に乱流を生じさせる乱流発生部を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、シートを汚すことなく、排出口からの微粒子の外部への漏れを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態の画像形成装置である複写機の全体の概略構成図。
同複写機の斜視説明図。
同複写機の定着装置と排紙口の概略構成図。
微粒子漏れ抑制構成の第一構成例の説明図。
他の構成例の説明図。
更に他の構成例の説明図。
更に他の構成例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態について説明する。電子写真方式の複写機(以下、単に「複写機1」という。)として、カラー画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、公知のモノクロ画像形成装置についても同様に適用することができる。
【0008】
図1は、実施形態の画像形成装置である複写機1の全体の概略構成図であり、図2は、複写機1の全体の斜視説明図である。まず画像形成装置の全体構成について説明する。図1に示すように、複写機1本体の画像形成部110は、四つの作像装置2(2a、2b、2c及び2d)、中間転写装置E、二次転写装置F、用紙搬送装置G、定着装置H及びトナー補給装置J等を備えている。また、複写機1は、画像形成部110の図1中の下方に、シートである用紙Pを収容する記録媒体収納容器である給紙トレイ40を備える記録媒体収納部である給紙装置111を備え、画像形成部110の図1中の右方には両面装置113を備える。
【0009】
さらに、複写機1は、画像形成部110の図1中の上方には画像読取装置114を備え、画像形成部110と画像読取装置114との間に胴内排紙部112を形成する。胴内排紙部112は、図1及び図2に示すように、排紙口51(51a、51b)が設けられた壁面部を含む壁面部(排紙壁面部112a及び奥側壁面部112b)と天井部112cとに囲まれている。また、画像形成部110内の各部材は、外装カバー10内に収容されている。
【0010】
四つの作像装置2(2a、2b、2c及び2d)は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを用いて異なる単色画像を形成するものである。それぞれの作像装置2は、回転可能に支持するドラム状の潜像担持体である感光体12を備え、複写機1の画像形成部110では、四つの感光体12をタンデム式に並べて備える。個々の作像装置2は、感光体12の周りに、帯電手段である帯電装置13、現像手段である現像装置14、一次転写手段である一次転写ローラ15、潜像担持体クリーニング手段である感光体クリーニング装置16、除電手段である除電装置17を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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