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公開番号2023004244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-17
出願番号2021105819
出願日2021-06-25
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20230110BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 二次転写簡易調整で決められた画像品質を維持することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像品質を維持するために、二次転写電流のリミッタ制御の上下限値は二次転写簡易調整で検知されたパッチの輝度情報に基づいて決定される。
【選択図】 図10
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体から記録材にトナー像を転写する転写部を形成する転写部材と、
前記転写部材に電圧を印加する電源と、
前記転写部材に流れる電流を検知する検知部と、
転写時に前記転写部材に印加する電圧を所定の電圧となるように定電圧制御する制御部とを有し、
前記制御部は、転写時に、前記検知部により検知された電流の絶対値が所定の範囲から
外れる場合に、前記転写部材に流れる電流が前記所定の範囲内となるように前記転写部材
に印加する電圧を調整する制御部と、
記録材の面内で前記転写手段に印加する転写電圧の条件を異ならせて複数の調整用画像を出力する画像出力手段と、
前記画像出力手段で出力された記録材上の複数の調整用画像の輝度情報を検知する読み取り手段と、
前記読み取り手段によって得られた輝度情報と、前記転写部材に流れる電流情報から印加する転写電圧を決定する画像形成装置において、
前記転写部材に流れる電流の範囲は、前期調整用画像の輝度情報から決定されることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、前期調整用画像の輝度情報は、各調整画像の輝度平均値であることを特徴とする。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、前期調整用画像の輝度情報は、各調整画像の輝度ばらつき値であることを特徴とする。

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
近年、オフセット印刷等で使用する版を不要としたダイレクトイメージングプリンタの需要が高くなっている。印刷に要する仕上がり時間の短縮、顧客一人一人へのサービス、更には大量部数の印刷に対する要望や、印刷不良が発生した紙の廃却という環境問題等から、ダイレクトイメージングプリンタを採用する企業が多い。ダイレクトイメージングプリンタの中でも価格面で有利で写真印刷に適したインクジェット方式プリンタや、生産性が高くオフセット印刷の仕上がりに近い電子写真方式プリンタの勢力が拡大傾向にある。
続きを表示(約 1,300 文字)【0002】
電子写真方式の画像形成装置におけるコピーやプリントでは、トナー(現像剤)を使用して入力画像データに基づくトナー像を作成し、そのトナー像を記録用紙に定着させて印刷を行っている。
【0003】
更に、上記成果物の付加価値を高める為に、様々な種類の用紙が使われている。例えば、上質紙、コート紙のような表面の平滑性の違い、薄紙、厚紙のような紙の厚みの違いがある。これらの表面の平滑性、紙の厚みに応じて十分な転写性を確保するための転写電圧値は紙によって異なる為、最適な電圧値を予め設計する。
【0004】
しかし、流通している紙の種類は非常に多く、抵抗値が異なる紙が多く存在する。紙の抵抗は湿り状態(紙の水分量)によっても異なるが、紙の水分量は周囲環境(温度・湿度)が同じであっても、周囲環境に置かれた時間によって変動するため、紙の抵抗分の適切な転写電圧を求めるのは困難であることが多い。紙の抵抗分も含めた転写部で出力される転写電圧が適切な値でないと、上記で示したような画像の濃度薄(転写ボソ)、白抜け(強抜け、突き抜け)といった転写部での画像不良が起きやすくなる。
【0005】
このような転写高圧の出力値が適切でないために発生する画像不良に対応するために、従来は画像形成装置上のサービスモードやユーザーモードといった画像形成装置の種々の調整値を変更できるモードで転写高圧の出力値を変えながら、ユーザーが出力される画像を確認して適切な転写高圧値になるように設定していくケースが多かった。
【0006】
このような問題を解決するために、特許文献1のように紙を通紙中の転写高圧を定電圧で制御を行う一方で、高圧電源から転写部に供給される電流の上下限値を設定する画像形成装置が提案されている。
【0007】
上記の特許文献で示されている画像形成装置では通紙中の電流を所定の範囲に抑えることができるため転写電流の不足および過剰による画像不良を防止することが出来る。また、通紙中に転写電圧の調整を行っているため転写電圧の調整にかけるユーザーへの負担を抑えることが出来る。特許文献2では周囲環境以外に紙の表裏、紙種、紙サイズによって上下限電流を求めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2008-275946号公報
特願2018-150893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、周囲環境情報や紙種、サイズといった一定の情報で上下限電流を求めた場合、紙の状態変化などによっては所望の画質が得られない可能性がある。つまり、メディアに対する画質を保証できない場合がある。
【0010】
本発明は上記課題を解決するものであって、ユーザーが調整した、2次転写電圧調整した画像を維持する為に、2次転写電圧簡易調整で検出された画質レベル応じて、高圧電源から転写部に供給される電流の上下限値を設定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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