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公開番号
2023003155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-01-11
出願番号
2021104160
出願日
2021-06-23
発明の名称
電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/52 20230101AFI20221228BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】小型化を図りつつ、防水性が高く、汎用性に優れる電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】電子機器であるデジタルカメラ100は、上面カバー103を有する装置本体10と、上面カバー103に対して開状態と閉状態とに変位可能なストロボカバー203を有するストロボ装置200とを備える。上面カバー103は、表側と裏側とに貫通する貫通孔で構成された挿通口206と、上面カバー103の表側の面の挿通口206の周囲に設けられた排水溝301とを有する。上面カバー103とストロボカバー203との間には、閉状態で排水溝301よりも表側に位置し、排水溝301と連通する第1隙間300が形成されている。ストロボカバー203は、ストロボカバー203の裏側の面に吐出形成され、閉状態で排水溝301を覆うひさし部302を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1外装部材と、該第1外装部材に対して開状態と閉状態とに変位可能な第2外装部材と、を備える電子機器であって、
前記第1外装部材は、該第1外装部材の表側と裏側とに貫通する貫通孔と、前記第1外装部材の表側の面の前記貫通孔の周囲に設けられた溝とを有し、
前記第1外装部材と前記第2外装部材との間には、前記閉状態で前記溝よりも表側に位置し、該溝と連通する隙間が形成され、
前記第2外装部材は、該第2外装部材の裏側の面に突出形成され、前記閉状態で前記溝を覆うひさし部を有することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記溝の幅は、裏側に向かって漸減する請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記溝は、前記貫通孔側に設けられ、前記貫通孔の中心軸に対して傾斜した傾斜部を有する請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記溝は、前記傾斜部を第1傾斜部としたとき、該第1傾斜部と異なる位置に設けられ、前記溝の全長方向に沿って傾斜した第2傾斜部を有する請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記溝の少なくとも一端側が開放された開放端となっており、
前記開放端は、前記第2傾斜部の傾斜方向下方に位置する請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記溝の幅は、前記隙間の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記貫通孔の中心軸方向から見たとき、前記溝の全長は、前記貫通孔の径よりも長い請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記第1外装部材は、前記貫通孔の周囲に突出して形成されたリブを有することを特徴とする請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の電子機器。
【請求項9】
前記第2外装部材は、前記ひさし部の表側に突出して形成され、前記隙間に臨む突出部を有し、
前記貫通孔の中心軸方向から見たとき、前記突出部の全長は、前記貫通孔の径よりも長い請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の電子機器。
【請求項10】
前記第1外装部材を有する第1装置と、前記第2外装部材を有する第2装置と、を備え、
前記第1装置は、画像を撮像する撮像装置の装置本体であり、前記第2装置は、撮像時に光を照射可能なストロボ装置である請求項1乃至9のうち何れか1項に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等の携行型の電子機器には、例えば水滴等の液体が浸入した際に当該液体を排出する排水機構を有するものがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の電子機器は、入力装置としてのキーボード部に排水機構が設けられている。この排水機構は、キーボード部の下側に傾斜して配置され、液体を所定方向に導く受け板と、受け板に設けられ、所定方向に導かれた液体を落下させる開口部と、開口部から落下した液体を受けて、所定方向へ導く案内路とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-186737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の電子機器では、キーボード部自体を構成する部材の他に、さらに排水機構を構成するための部材(受け板等)が必要であるため、その部材の分、大型化されてしまう。また、特許文献1に記載の電子機器では、排水機構の配置箇所がキーボード部に限定されているため、キーボード部以外の箇所への適用は不可能であり、汎用性に乏しい。
【0005】
本発明は、小型化を図りつつ、防水性が高く、汎用性に優れる電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1外装部材と、第1外装部材に対して開状態と閉状態とに変位可能な第2外装部材と、を備える電子機器であって、第1外装部材は、第1外装部材の表側と裏側とに貫通する貫通孔と、第1外装部材の表側の面の貫通孔の周囲に設けられた溝とを有し、第1外装部材と第2外装部材との間には、閉状態で溝よりも表側に位置し、溝と連通する隙間が形成され、第2外装部材は、第2外装部材の裏側の面に突出形成され、閉状態で前記溝を覆うひさし部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型化を図りつつ、防水性が高く、汎用性に優れる電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る電子機器を適用したデジタルカメラの正面斜視図(a)および背面斜視図(b)である。
図1に示すデジタルカメラのストロボ装置の閉状態を示す図(a)および開状態を示す図(b)である。
図1に示すデジタルカメラの上面図である。
図3中のA-A線断面図である。
図3中のB-B線断面図である。
図1に示すデジタルカメラからストロボ装置を取り外した状態を示す上面図である。
図6中のC-C線断面図である。
図6中の四角形で囲まれた領域Dの拡大図である。
図1に示すデジタルカメラからストロボ装置を取り外した状態を示す斜視図である。
本発明の第2実施形態に係る電子機器を適用したデジタルカメラの正面斜視図である。
図10に示すデジタルカメラに装填される電池の斜視図(a)および斜視図(b)である(斜視図(a)と斜視図(b)とは、電池を見る方向が異なる)。
図10に示すデジタルカメラから電池蓋を取り外した状態を示す下面図である。
図10に示すデジタルカメラの外装部材の断面図である。
図10中のE-E線断面図である。
図14中の円で囲まれた領域Fの拡大図である。
図10に示すデジタルカメラの外装部材の裏側(内側)の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施の形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施の形態に記載されている構成によって限定されることはない。また、各図中、直交する3つの方向をそれぞれ「X方向、」「Y方向」、「Z方向」とする。X方向は、デジタルカメラの幅方向である。Y方向は、デジタルカメラの高さ方向である。Z方向は、デジタルカメラの厚さ(奥行)方向である。また、各方向の矢印が向く方向を「正側」、その反対方向を「負側」と言うことがある。
【0010】
<第1実施形態>
以下、図1~図9を参照して、第1実施形態について説明する。図1に示すデジタルカメラ100は、本発明の電子機器を適用した撮像装置である。デジタルカメラ100は、被写体の画像を撮像する撮像装置であり、装置本体(第1装置)10と、装置本体10の上側に設けられたストロボ装置(第2装置)200とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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