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公開番号2023003149
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-11
出願番号2021104151
出願日2021-06-23
発明の名称保険契約管理システム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 40/08 20120101AFI20221228BHJP(計算;計数)
要約【課題】例えば本人と親が円滑に連携して、子の将来に役立つような保険契約を締結可能な保険契約管理システムを提供する。
【解決手段】計算機を備えて構成される保険契約管理システム1であって、計算機は、保険加入者に相当する譲受者Jの預金口座に関する情報を保持する譲受者口座管理部と、譲渡者Zからの譲受者Jへの譲渡金に関する情報を、譲受者預金口座情報に記録する譲受金着金処理部と、保険加入者(譲受者J)と保険会社Hの間で締結された保険契約に関する情報を保持する保険契約管理部と、保険会社Hから保険加入者(譲受者J)に対する保険料の請求に関する情報を生成する保険料請求部と、保険料請求部から送信される保険料請求情報を受信し、譲受者預金口座情報から保険料の引き落とし処理を実行する保険料引き落とし処理部と、を備えるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
計算機を備えて構成される保険契約管理システムであって、
前記計算機は、
保険加入者に相当する譲受者の預金口座に関する情報（以下、譲受者預金口座情報）を保持する譲受者口座管理部と、
譲渡者からの前記譲受者への譲渡金に関する情報（以下、譲渡金情報）を、前記譲受者預金口座情報に記録する譲受金着金処理部と、
前記保険加入者と保険会社の間で締結された保険契約に関する情報（以下、保険契約情報）を保持する保険契約管理部と、
前記保険契約情報に基づく前記保険会社から前記保険加入者に対する保険料の請求に関する情報（以下、保険料請求情報）を生成する保険料請求部と、
前記保険料請求部から送信される前記保険料請求情報を受信し、前記譲受者預金口座情報から前記保険料の引き落とし処理を実行する保険料引き落とし処理部と、
を備えることを特徴とする保険契約管理システム。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記計算機は、
前記譲渡者に対する前記保険契約情報に含まれる前記保険料に相当する金銭の譲渡を依頼する情報（以下、保険料譲渡依頼情報）を、前記譲渡者が操作する計算機端末（以下、譲渡者端末）に送信する保険料譲渡依頼部を備えることを特徴とする、
請求項１に記載の保険契約管理システム。
【請求項３】
前記計算機は、
前記保険契約の約定前の情報（以下、保険契約準備情報）を、前記譲受者が操作する譲受者端末から受信する保険契約準備部と、
前記保険契約準備情報を前記保険契約情報に変換する約定処理部と、を備えることを特徴とする、
請求項１または２に記載の保険契約管理システム。
【請求項４】
前記計算機は、
前記保険会社の入金口座に関する情報（以下、保険会社入金口座情報）に対して、前記保険料引き落とし処理部によって引き落とされた前記保険料に関する情報（以下、保険料支払入金情報）を記録する保険料入金処理部を備え、
前記約定処理部は、
前記保険料入金処理部により前記保険会社入金口座情報に初回の前記保険料支払情報が記録されたことに基づいて、前記保険契約準備情報を前記保険契約情報に変換することを特徴とする、
請求項２に記載の保険契約管理システム。
【請求項５】
前記計算機は、
前記譲受者の預金口座の新規開設依頼に関する情報（以下、譲受者口座新規開設依頼情報）を、前記譲受者が操作する譲受者端末から受信して、新たな前記譲受者預金口座情報を生成する譲受者口座新規開設部を備え、
前記保険契約準備部による前記保険契約準備情報の受信と、前記譲受者口座新規開設部による前記譲受者口座新規開設依頼情報が連動することを特徴とする、
請求項２または３に記載の保険契約管理システム。
【請求項６】
前記計算機は、
前記譲受者預金口座情報から贈与税を引き落とす指示に関する情報（以下、贈与税支払指示情報）を、前記譲受者が操作する譲受者端末から受信して、前記譲受者預金口座情報から前記贈与税の引き落とし処理を実行する贈与税引き落とし処理部を備えることを特徴とする、
請求項１から５のいずれか一項に記載の保険契約管理システム。
【請求項７】
前記計算機は、
前記譲渡金情報に基づいて、前記譲渡者と前記譲受者の間で締結する譲渡契約に関する情報（以下、譲渡契約情報）を生成する譲渡契約生成処理部を備えることを特徴とする、
請求項１から６のいずれか一項に記載の保険契約管理システム。
【請求項８】
前記計算機は、
前記譲渡者から前記譲受者に商品又は役務を提供する指示に関する情報（以下、商品役務提供指示情報）を、前記譲渡者が操作する譲渡者端末から受信する商品役務提供指示受信部を備えることを特徴とする、
請求項１から７のいずれか一項に記載の保険契約管理システム。
【請求項９】
計算機を備えて構成される保険契約管理システムであって、
前記計算機は、
保険加入者と保険会社の間で締結された保険契約に関する情報（以下、保険契約情報）を保持する保険契約管理部と、
前記保険契約情報に基づく前記保険会社から前記保険加入者に対する保険料の請求に関する情報（以下、保険料請求情報）を生成する保険料請求部と、
前記保険加入者に金銭を譲渡する譲渡者の預金口座に関する情報（以下、譲渡者預金口座情報）を保持する譲渡者口座管理部と、
前記保険料請求情報に基づいて、前記譲渡者預金口座情報から前記保険料を引き落とす保険料引き落とし処理部と、
を備えることを特徴とする保険契約管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、例えば、生命保険等の保険契約を管理する際に用いられる保険契約管理システムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、本人の自由意思で加入できる各種保険（ここでは共済を含む）が存在する。このなかでも、人の生死や健康状態に対してかける生命保険として、死亡保険（定期死亡保険、終身死亡保険、定期保険特約付終身死亡保険、収入保障保険）、医療保険・疾病保険（定期医療保険、終身医療保険、ガン保険、所得補償保険・就業不能保険）、介護保険、死亡保障付きの生存保険（学資保険・こども保険個人年金保険、養老保険）などが存在する。
【０００３】
近年、保険契約者と保険会社の間の保険契約情報をデジタル化し、携帯端末等を利用して、電子的に保険契約を約定させる仕組みも提案されている（以下、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許６０３００４２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
所得を得ている本人に子供ができた場合、子供の将来のために、本人が死亡保険、医療保険・疾病保険、死亡保障付きの生存保険、子供の教育資金を準備するための学資保険・こども保険等に加入することがある。
【０００６】
一方、同じ状況であっても、保険料の支払負担が大きいことから、本人が保険に加入することを躊躇することも多い。本人の父母は、本人の子（父母にとっての孫）の将来を心配するものの、本人が保険に加入しない（またはできない）ことを残念に感じる。そこで、本人に代わって父母が、生命保険契約を締結して保険料を支払い、被保険者を本人（父母にとっての子）とすることも考えられるが、父母自身が高齢であるために、父母の死亡等に連動して保険契約が不安定になることから、現実的ではないという問題がある。
【０００７】
本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたものであり、例えば、本人と親が円滑に連携して、最適な保険契約を締結可能な保険契約管理システムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明者の鋭意研究によってなされた上記目的を達成する本発明は、計算機を備えて構成される保険契約管理システムであって、前記計算機は、保険加入者に相当する譲受者の預金口座に関する情報（以下、譲受者預金口座情報）を保持する譲受者口座管理部と、譲渡者からの前記譲受者への譲渡金に関する情報（以下、譲渡金情報）を、前記譲受者預金口座情報に記録する譲受金着金処理部と、前記保険加入者と保険会社の間で締結された保険契約に関する情報（以下、保険契約情報）を保持する保険契約管理部と、前記保険契約情報に基づく前記保険会社から前記保険加入者に対する保険料の請求に関する情報（以下、保険料請求情報）を生成する保険料請求部と、前記保険料請求部から送信される前記保険料請求情報を受信し、前記譲受者預金口座情報から前記保険料の引き落とし処理を実行する保険料引き落とし処理部と、を備えることを特徴とする保険契約管理システムである。
【０００９】
上記保険契約管理システムに関連して、前記計算機は、前記譲渡者に対する前記保険契約情報に含まれる前記保険料に相当する金銭の譲渡を依頼する情報（以下、保険料譲渡依頼情報）を、前記譲渡者が操作する計算機端末（以下、譲渡者端末）に送信する保険料譲渡依頼部を備えることを特徴としてもよい。
【００１０】
上記保険契約管理システムに関連して、前記計算機は、前記保険契約の約定前の情報（以下、保険契約準備情報）を、前記譲受者が操作する譲受者端末から受信する保険契約準備部と、前記保険契約準備情報を前記保険契約情報に変換する約定処理部と、を備えることを特徴としてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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