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公開番号2023000635
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-01-04
出願番号2021101577
出願日2021-06-18
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20221222BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】良好に表裏見当ずれを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、記録媒体の第一面に第一画像を形成してから記録媒体の第二面に第二画像を形成するまでの間に、第一画像の第一面上の形成位置を検出し、検出した第一画像の形成位置に基づいて、第二画像の第二面への形成位置を調整するための調整値を算出する。また、調整値により形成位置を調整して第二面に形成した第二画像の第二面上の形成位置を検出し、検出した第二画像の形成位置に基づいて、調整値を修正する修正値を算出している。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体の第一面に第一画像を形成してから前記記録媒体の第二面に第二画像を形成するまでの間に、前記第一画像の前記第一面上の形成位置を検出し、検出した前記第一画像の形成位置に基づいて、前記第二画像の前記第二面への形成位置を調整するための調整値を算出する第二画像調整値算出手段を備えた画像形成装置において、
前記調整値により形成位置を調整して前記第二面に形成した前記第二画像の前記第二面上の形成位置を検出し、検出した前記第二画像の形成位置に基づいて、前記調整値を修正する修正値を算出する修正値算出手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第二画像調整値算出手段による調整値の算出および前記修正値算出手段による前記修正値の算出は、両面連続画像印刷中に実施され、
前記修正値算出手段により算出された前記修正値は、連続画像印刷における画像形成が開始されていない前記第二画像の形成に反映されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記記録媒体に形成された画像を検出する検出手段を備え、
前記第二画像調整値算出手段は、前記検出手段により検出した前記第一画像に基づいて、前記調整値を算出し、
前記修正値算出手段は、前記検出手段により検出した前記第一画像と前記第二画像とに基づいて、前記修正値を算出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項3に記載の画像形成装置において、
前記検出手段は、前記記録媒体の前記第二面に形成する前記第二画像の作像開始前に、前記第一画像の検出が終了する位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第一画像および前記第二画像の検出は、前記記録媒体に形成される位置検出用マークに基づいて、行われることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至5いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第二画像調整値算出手段は、前記第二画像の画像形成開始位置を調整するための調整値を算出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1乃至6いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第一面に形成された前記第一画像を検出し、検出した前記第一画像に基づいて、前記記録媒体の狙いの位置に位置するように前記第一画像の位置を調整するための調整値を算出する第一画像調整値算出手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、
前記第一画像調整値算出手段は、前記第一画像の画像形成開始位置を調整するための調整値を算出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
請求項1乃至8いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記修正値算出手段は、前記第一画像を検出したときの前記記録媒体の形状と、前記第二画像を検出したときの前記記録媒体の形状とに基づいて、前記記録媒体の形状変化を算出し、前記算出した形状変化に基づいて、前記第一画像および前記第二画像のいずれ一方を補正して、前記修正値を算出することを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項1乃至9いずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記第一画像および前記第二画像の少なくとも一方についての調整操作を受け付ける受付手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、記録媒体の第一面に第一画像を形成してから記録媒体の第二面に第二画像を形成するまでの間に、第二画像の記録媒体への形成位置を調整するための調整値を算出する第二画像調整値算出手段を備えた画像形成装置が記載されている。第二画像調整値算出手段は、記録媒体の第一面に形成された第一画像の形成位置を検出し、検出した第一画像に基づいて、第二画像の第二面への形成位置を調整するための調整値を算出する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、第一画像と第二画像との相対的な位置ずれである表裏見当ずれに改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、記録媒体の第一面に第一画像を形成してから前記記録媒体の第二面に第二画像を形成するまでの間に、前記第一画像の前記第一面上の形成位置を検出し、検出した前記第一画像の形成位置に基づいて、前記第二画像の前記第二面への形成位置を調整するための調整値を算出する第二画像調整値算出手段を備えた画像形成装置において、前記調整値により形成位置を調整して前記第二面に形成した前記第二画像の前記第二面上の形成位置を検出し、検出した前記第二画像の形成位置に基づいて、前記調整値を修正する修正値を算出する修正値算出手段を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、良好に表裏見当ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図。
読取装置によるシートの第一面の読み取りについて説明する図。
読取装置によるシートの第二面の読み取りについて説明する図。
位置合わせ制御に関する制御ブロック図。
シートに形成される検出パターンの一例を示す図。
調整モードのとき第一画像および第二画像の補正について説明する図。
書き出し位置補正について説明する図。
倍率補正について説明する図。
スキュー補正について説明する図。
表裏調整用補正値の算出手順を説明する図。
表裏調整用補正値の修正値の算出について説明する図。
本実施形態における画像位置合わせ制御の制御フロー図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を、電子写真方式によって画像を形成する画像形成装置に適用した一実施形態について説明する。
まず、実施形態に係る画像形成装置の基本的な構成について説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置100の一例を示す概略構成図である。
この画像形成装置100は、2つの露光装置1YM、1CKと、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット2Y,2M,2C,2Kとを備えている。また、給紙路30、転写前搬送路31、手差し給紙路32、手差しトレイ33、レジストローラ対34、搬送ベルトユニット35、定着装置40、搬送切替装置50、排紙路51、排紙ローラ対52、排紙トレイ53、給紙装置7、再送装置等も備えている。
【0008】
給送手段たる給紙装置7は、積載部たる第一給紙カセット101及び第二給紙カセット102を備えている。第一給紙カセット101及び第二給紙カセット102は、それぞれ内部に記録材としてのシートPの束を収容している。そして、給紙ローラ101a,102aの回転駆動により、紙束における一番上のシートPが給紙路30に向けて送り出される。この給紙路30には、後述する2次転写ニップの直前でシートを搬送するための転写前搬送路31が続いている。給紙カセット101,102から送り出されたシートPは、給紙路30を経て転写前搬送路31に進入する。なお、上記シートとは、用紙、コート紙、ラベル紙、OHPシート、フィルム等を含む。
【0009】
装置筐体における側面には、手差しトレイ33が筐体に対して開閉可能に配設されており、筐体に対して開いた状態でトレイ上面に紙束が手差しされる。手差しされた紙束における一番上のシートPは、手差しトレイ33の送出ローラによって転写前搬送路31に向けて送り出される。
【0010】
2つの露光装置1YM,1CKは、それぞれ、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、各種レンズなどを有している。そして、装置外部のスキャナによって読み取られた画像情報や、パーソナルコンピュータから送られてくる画像情報に基づいて、レーザーダイオードを駆動し、プロセスユニット2Y,2M,2C,2Kの感光体3Y,3M,3C,3Kを光走査する。具体的には、プロセスユニット2Y,2M,2C,2Kの感光体3Y,3M,3C,3Kは、駆動手段によってそれぞれ図中反時計回り方向に回転駆動される。露光装置1YMは、駆動中の感光体3Y,3Mに対して、レーザー光をそれぞれ回転軸線方向に偏向させながら照射することで、光走査処理を行う。これにより、感光体3Y,3Mには、それぞれ、Y画像情報及びM画像情報に基づいた静電潜像が形成される。また、露光装置1CKは、駆動中の感光体3C,3Kに対して、レーザー光をそれぞれ回転軸線方向に偏向させながら照射することで、光走査処理を行う。これにより、感光体3C,3Kには、それぞれ、C画像情報及びK画像情報に基づいた静電潜像が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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