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公開番号2022191797
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-12-28
出願番号2021100248
出願日2021-06-16
発明の名称監視システム
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20221221BHJP(電気通信技術)
要約【課題】情報通信ネットワークを介した高精度の異常検知を可能とする。
【解決手段】監視システム40は、カメラ8とともに情報通信ネットワーク15のエッジEとなる車両1に設けられた第1画像解析装置11を備える。この第1画像解析装置11は、カメラ8が映す車室6の撮影画像Vdを解析することにより、その車室6の状態変化の検出判定を実行する。また、この第1画像解析装置11は、監視空間41としての車室6に状態変化の発生が検出された場合に、その情報通信ネットワーク15を介した撮影画像Vdの配信を実行する画像配信装置80としての機能を有する。そして、監視システム40は、この情報通信ネットワーク15を介して配信された車室6の撮影画像Vdを解析することにより、その車室6に生じた異常の検知判定を実行する第2画像解析装置22を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
カメラとともに情報通信ネットワークのエッジに設けられて前記カメラが映す監視空間の撮影画像を解析することにより前記監視空間に生じた状態変化の検出判定を実行する第1画像解析装置と、
前記状態変化の発生が検出された場合に前記情報通信ネットワークを介した前記撮影画像の配信を実行する画像配信装置と、
前記配信された前記撮影画像を解析することにより前記監視空間に生じた異常の検知判定を実行する第2画像解析装置と、を備える監視システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の監視システムにおいて、
前記第1画像解析装置は、
前記撮影画像を解析周期毎に取得することにより前回の前記解析周期において取得した前記撮影画像の前回フレームと今回の前記解析周期において取得した前記撮影画像の今回フレームとの画素差分値を演算する画素差分値演算部と、
前記画素差分値の演算履歴を保持する履歴保持部と、
前記演算履歴に基づいて前記画素差分値の分散値を演算する分散値演算部と、
前記分散値が所定の閾値以上である場合に前記監視空間に前記状態変化が生じたと判定する状態変化判定部と、を備えること、を特徴とする監視システム。
【請求項3】
請求項2に記載の監視システムにおいて、
前記画素差分値演算部は、予め前記監視空間に設定された検出領域についてのみ前記画素差分値を演算すること、を特徴とする監視システム。
【請求項4】
請求項1~請求項3の何れか一項に記載の監視システムにおいて、
前記画像配信装置は、前記監視空間の外部に位置する管理者に対し、前記第2画像解析装置において前記異常の発生が検知された場合に、前記撮影画像の配信を実行すること、
を特徴とする監視システム。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか一項に記載の監視システムにおいて、
前記画像配信装置は、前記監視空間の外部に位置する管理者に対し、前記第2画像解析装置に対して前記配信される前記撮影画像よりも高い圧縮率で、前記撮影画像の配信を実行すること、を特徴とする監視システム。
【請求項6】
請求項5に記載の監視システムにおいて、
前記管理者の要求に基づいて、該管理者に前記配信される前記撮影画像の前記圧縮率を変更可能に構成されること、を特徴とする監視システム。
【請求項7】
請求項4~請求項6の何れか一項に記載の監視システムにおいて、
前記画像配信装置は、前記第2画像解析装置において前記検知判定ができない、又は前記検知判定の精度が低下していると判定される場合に、前記管理者に対する前記撮影画像の配信を実行すること、を特徴とする監視システム。
【請求項8】
請求項7に記載の監視システムにおいて、
前記第2画像解析装置は、前記撮影画像に含まれる人の骨格点を検出するとともに該骨格点の検出により取得される前記人の情報に基づいて前記検知判定を実行するものであって、
前記骨格点の検出状態に基づいて、前記管理者に対する前記撮影画像の配信を実行するか否かが判定されること、を特徴とする監視システム。
【請求項9】
請求項1~請求項8の何れか一項に記載の監視システムにおいて、
前記監視空間は、車両の車室であること、を特徴とする監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラが映す監視空間の撮影画像を、情報通信ネットワークを介して外部から確認することのできる監視システムがある。例えば、特許文献1に記載の車両の状況管理システムは、車両の異常を示す記録イベントの発生を検出する複数のセンサを備える。そして、その発生した記録イベントの種類及び発生時の撮影画像を、携帯電話回線にて確認することのできる構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-190072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術は、人感センサを用いて監視空間に生じた状態変化を検出する構成であることから、その状態変化の発生を検出することのできる状況、及び検出範囲が限られてしまう。このため、情報通信ネットワークを介した高精度の異常検知を行なうことが難しいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する監視システムは、カメラとともに情報通信ネットワークのエッジに設けられて前記カメラが映す監視空間の撮影画像を解析することにより前記監視空間に生じた状態変化の検出判定を実行する第1画像解析装置と、前記状態変化の発生が検出された場合に前記情報通信ネットワークを介した前記撮影画像の配信を実行する画像配信装置と、前記配信された前記撮影画像を解析することにより前記監視空間に生じた異常の検知判定を実行する第2画像解析装置と、を備える。
【0006】
上記構成によれば、情報通信ネットワークのエッジに設けられた第1画像解析装置によって、その撮影画像に映る監視空間に生じた状態変化を検出することができる。そして、この状態変化の検出により配信される監視空間の撮影画像を第2画像解析装置が解析することで、情報通信ネットワークを介して、高精度に、その撮影画像に映る監視空間に生じた異常を検知することができる。
【0007】
また、撮影画像の解析による状態変化の検出判定は、その撮影画像の解析による異常検知判定よりも演算負荷が小さい。このため、第1画像解析装置が実装される情報処理装置については、その要求される演算処理能力が比較的小さく抑えられるという利点がある。そして、監視空間の状態変化が検出されない場合には、情報通信ネットワークを介した撮影画像の配信を行わないことで、その通信負荷を軽減することができる。
【0008】
上記課題を解決する監視システムにおいて、前記第1画像解析装置は、前記撮影画像を解析周期毎に取得することにより前回の前記解析周期において取得した前記撮影画像の前回フレームと今回の前記解析周期において取得した前記撮影画像の今回フレームとの画素差分値を演算する画素差分値演算部と、前記画素差分値の演算履歴を保持する履歴保持部と、前記演算履歴に基づいて前記画素差分値の分散値を演算する分散値演算部と、前記分散値が所定の閾値以上である場合に前記監視空間に前記状態変化が生じたと判定する状態変化判定部と、を備えることが好ましい。
【0009】
上記構成によれば、比較的軽量な演算負荷で、精度よく、その撮影画像の解析に基づいた状態変化の検出判定を行なうことができる。そして、これにより、高い設置自由度を確保しつつ、情報通信ネットワークを介した高精度の異常検知を行なうことができる。
【0010】
加えて、解析周期毎に取得する撮影画像の前回フレームと今回フレームとの画素差分値を用いることで、例えば、光量変化等、その監視空間の外部環境が及ぼす影響を小さく抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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