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公開番号2022188795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-12-22
出願番号2021097005
出願日2021-06-10
発明の名称点検支援システム
出願人中国電力株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/00 20120101AFI20221215BHJP(計算;計数)
要約【課題】構造物の点検を容易、かつ、適正に行えるようにする点検支援システムを提供する。
【解決手段】点検支援システム1は、護岸101に対する過去の点検において発見された、クラックを含む異常部・変状部Fの位置と画像を記憶する点検支援サーバー3と、位置検出機能、通信機能及びAR(Augmented Reality;拡張現実)機能を備えたスマートグラス2と、を備える。スマートグラス2を装着した点検者Mが、点検支援サーバー3に記憶された異常部Fの位置に近づくと、この異常部・変状部Fの画像をスマートグラス2に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
構造物に対する過去の点検において発見された、クラックを含む異常部の位置と画像を記憶する点検結果記憶手段と、
位置検出機能、通信機能およびAR機能を備えたメガネ型のウェアラブル端末と、
を備え、前記ウェアラブル端末を装着した点検者が前記点検結果記憶手段に記憶された異常部の位置に近づくと、該異常部の画像を前記ウェアラブル端末に表示する、
ことを特徴とする点検支援システム。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記ウェアラブル端末を通して見える前記異常部の寸法を計測する計測手段を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の点検支援システム。
【請求項3】
前記ウェアラブル端末を通して見える前記異常部を撮影する撮影手段を前記ウェアラブル端末に備え、
前記計測手段による計測結果と前記撮影手段で撮影された画像とが、関連付けて前記点検結果記憶手段に記憶される、
ことを特徴とする請求項2に記載の点検支援システム。
【請求項4】
前記計測手段による計測結果に基づいて所定の報告書の作成を支援する報告支援手段を備える、
ことを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の点検支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、護岸などの構造物の点検を支援する点検支援システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、電力会社では、護岸などの土木構造物に対して年に一度点検を実施している。この定期点検では、護岸などに目地開きやクラックなどが発生、進行していないかを目視点検し、必要に応じてスケールによりそれらの幅・間隙を計測したり、写真撮影したりして、経時的変化の有無などを確認、管理している。
【0003】
一方、危険予知活動を好適に支援することができる、という情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、対話画面を表示部に表示し、この対話画面において作業現場に潜在する危険事項を表す入力文の入力を作業者から受け付け、この危険事項への対策を表す出力文を対話画面に表示するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-18751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来のようにして護岸などを定期点検する場合、前回の点検結果と比べながら、目地開きやクラックなどがどのくらい進行していかを確認、点検する必要がある。このため、前回の点検結果が記憶された携帯端末などを持って、どこにクラックなどがあったかを確認しながら点検をする必要があるが、携帯端末などを持って点検しなければならず点検者の負担が大きい(手間と時間がかかる)ばかりでなく、クラックなどを見落とすおそれがある。
【0006】
また、目地開きやクラックなどの幅・間隙を人がスケールで計測するため、計測する人や周囲環境などによって計測精度にバラツキが生じるおそれがある。また、計測箇所が多いと多大な時間と労力を要する。さらに、打診するためのハンマーなども所持、使用する必要があるため、両手が塞がる場合があり、作業性、安全性が劣るおそれがある。さらには、カメラで写真撮影を要する場合もあり、これらの器具を持ち替えることが必要で、器具を落下させるおれがある。
【0007】
このようなことから、構造物の点検を容易かつ適正に行えるようにする技術が望まれていた。これに対して、特許文献1に記載の情報処理装置では、危険事項への対策を表す出力文が対話画面に表示されるが、前回の点検で発見されたクラックの場所などは表示されず、構造物の点検を支援することはできない。
【0008】
そこで本発明は、構造物の点検を容易かつ適正に行えるようにする点検支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、構造物に対する過去の点検において発見された、クラックを含む異常部の位置と画像を記憶する点検結果記憶手段と、位置検出機能、通信機能およびAR機能を備えたメガネ型のウェアラブル端末と、を備え、前記ウェアラブル端末を装着した点検者が前記点検結果記憶手段に記憶された異常部の位置に近づくと、該異常部の画像を前記ウェアラブル端末に表示する、ことを特徴とする点検支援システムである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1に記載の点検支援システムにおいて、前記ウェアラブル端末を通して見える前記異常部の寸法を計測する計測手段を備える、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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