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公開番号
2022188364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-21
出願番号
2021096334
出願日
2021-06-09
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/14 20060101AFI20221214BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】シート分離に失敗したときに、シートが転写部材の表面に連れまわってジャム処理の困難な位置まで搬送されてしまう事態を回避する。
【解決手段】互いに表面移動している像担持体8と転写部材204との間の転写ニップに転写バイアスを印加して該転写ニップを通過するシートPに該像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置であって、転写後のシートが搬送される正規の搬送経路から外れた前記転写部材の表面部分に非接触で対向し、前記転写後のシートを静電的に引き寄せる電位が付与された対向部材220を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに表面移動している像担持体と転写部材との間の転写ニップに転写バイアスを印加して該転写ニップを通過するシートに該像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置であって、
転写後のシートが搬送される正規の搬送経路から外れた前記転写部材の表面部分に非接触で対向し、前記転写後のシートを静電的に引き寄せる電位が付与された対向部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記対向部材は、前記転写部材の前記表面部分に板面が対向するように配置される板状部材であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記対向部材は接地されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写部材は、複数の支持ローラに張架されてシートを外周面に担持して搬送する無端状の転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記対向部材に引き寄せられたシートを停留させておく停留部を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記対向部材と前記転写部材の前記表面部分との間隔が前記転写部材の表面移動方向下流側ほど広くなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記転写部材の表面に当接する当接部材を有し、
前記対向部材は、前記転写ニップよりも前記転写部材の表面移動方向下流側、かつ、前記当接部材の当接箇所よりも前記転写部材の表面移動方向上流側で、前記転写部材の前記表面部分に対向することを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、
前記正規の搬送経路を搬送される転写後のシートを検知するシート検知部材と、
前記シート検知部材が所定時期までにシートを検知しないときに前記転写部材の表面移動を停止させる制御手段とを有し、
前記転写ニップから前記当接部材の当接箇所までの前記転写部材の表面上の距離が、前記転写ニップを通過してから前記制御手段により前記転写部材の表面移動が停止されるまでの間にシートが搬送される搬送距離よりも短いことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、互いに表面移動している像担持体と転写部材との間の転写ニップに転写バイアスを印加して該転写ニップを通過するシートに該像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、中間転写ベルト(像担持体)と二次転写ベルト(転写部材)との間の二次転写ニップを通過するシートに中間転写ベルト上のトナー像を転写する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、転写ニップのシート搬送方向下流側で分離ローラに巻き付いている二次転写ベルトの湾曲部分で、転写後のシートを二次転写ベルトから曲率分離し、正規の搬送経路に沿ってシートを搬送する。また、この画像形成装置では、二次転写ベルトから分離したシートが再び二次転写ベルトに巻き付くのを防ぐための分離爪が設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の画像形成装置では、シート分離に失敗して、シートが転写部材の表面に静電的に吸着したまま転写部材の表面に連れまわってしまうと、シートがジャム処理の困難な位置まで搬送されてしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、互いに表面移動している像担持体と転写部材との間の転写ニップに転写バイアスを印加して該転写ニップを通過するシートに該像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置であって、転写後のシートが搬送される正規の搬送経路から外れた前記転写部材の表面部分に非接触で対向し、前記転写後のシートを静電的に引き寄せる電位が付与された対向部材を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、シート分離に失敗したときに、シートが転写部材の表面に連れまわってジャム処理の困難な位置まで搬送されてしまう事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図。
用紙の搬送不良(ジャム)が発生した様子を示す説明図。
実施形態における二次転写装置を示す概略構成図。
同二次転写装置の概略構成を示す斜視図。
用紙が用紙剥離板に静電的に引き寄せられた様子を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、画像形成装置として、いわゆるタンデム型中間転写方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)について説明するが、他の方式のプリンタや、複写機、複合機などの他の画像形成装置にも適用可能である。
【0009】
図1は、本プリンタの要部を示す概略構成図である。
本プリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(以下、それぞれ、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスユニット6Y,6M,6C,6Kを備えている。4つのプロセスユニット6Y,6M,6C,6Kは、潜像担持体たるドラム状の感光体1Y,1M,1C,1Kをそれぞれ有している。感光体1Y,1M,1C,1Kの回りにはそれぞれ帯電装置2Y,2M,2C,2K、現像装置5Y,5C,5M,5K、ドラムクリーニング装置4Y,4M,4C,4K、除電装置等が配置されている。
【0010】
プロセスユニット6Y,6M,6C,6Kは、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。プロセスユニット6Y,6M,6C,6Kの上方には、感光体1Y,1M,1C,1Kの表面に対してレーザ光Lを照射して静電潜像を書き込むための光書込ユニット20が配設されている。
(【0011】以降は省略されています)
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