TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022187532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-12-20
出願番号2021095553
出願日2021-06-08
発明の名称データ管理システム
出願人個人
代理人個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20221213BHJP(計算;計数)
要約【課題】データ転送及び参照におけるデータの秘匿性を向上させる。
【解決手段】データ管理システムは、所定の2以上のピアに所定のデータまたは前記所定のデータの断片データを関連付ける設定手段と、前記所定のデータの少なくとも一部の断片データを互いに異なる記憶手段に分散して記録する分散手段と、前記2以上のピアが所定の位置関係にあることを確認する確認手段と、前記所定のピアが所定の位置関係にあることを契機として、前記分散して記録された所定のデータを少なくとも1つ以上のピアにおいて復元する復元手段と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
所定の2以上のピアに所定のデータまたは前記所定のデータの断片データを関連付ける設定手段と、
前記所定のデータの少なくとも一部の断片データを互いに異なる記憶手段に分散して記録する分散手段と、
前記2以上のピアが所定の位置関係にあることを確認する確認手段と、
前記所定のピアが所定の位置関係にあることを契機として、前記分散して記録された所定のデータを少なくとも1つ以上のピアにおいて復元する復元手段と、
を備えるデータ管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記設定手段は、前記所定のデータを所定数に分割した前記断片データを生成する分割手段と、前記2以上のピアに当該分割された断片データをそれぞれ関連付ける関連付け手段と、を備える、
請求項1に記載のデータ管理システム。
【請求項3】
前記復元手段は、前記2以上のピアのうち、1つのピアとその他の少なくとも1つのピアとの距離が所定の範囲内にある場合に、前記所定のデータを復元する、
請求項1または2に記載のデータ管理システム。
【請求項4】
前記復元手段は、前記2以上のピアのうち、1つのピアがその他の少なくとも1つのピアの識別情報を識別し、かつ当該1つのピアとその他の少なくとも1つのピアが所定の空間にある場合に、前記所定のデータを復元する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ管理システム。
【請求項5】
前記所定のピアが所定の位置関係を満たさなくなった場合、復元した前記所定のデータを削除する第1削除手段をさらに有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載のデータ管理システム。
【請求項6】
前記設定手段によって所定数の前記断片データが生成された場合、前記所定のデータを削除する第2削除手段をさらに有する、
請求項1から5のいずれか一項に記載のデータ管理システム。
【請求項7】
所定の2以上のピアに所定のデータまたは前記所定のデータの断片データを関連付ける設定ステップと、
前記所定のデータの少なくとも一部の断片データを互いに異なる記憶手段に分散して記録する分散ステップと、
前記2以上のピアが所定の位置関係にあることを確認する確認ステップと、
前記所定のピアが所定の位置関係にあることを契機として、前記分散して記録された所定のデータを少なくとも1つ以上のピアにおいて復元するステップと、
を有するデータ管理方法。
【請求項8】
所定の2以上のピアに所定のデータまたは前記所定のデータの断片データを関連付ける設定ステップと、
前記所定のデータの少なくとも一部の断片データを互いに異なる記憶手段に分散して記録する分散ステップと、
前記2以上のピアが所定の位置関係にあることを確認する確認ステップと、
前記所定のピアが所定の位置関係にあることを契機として、前記分散して記録された所定のデータを少なくとも1つ以上のピアにおいて復元するステップと、
をコンピュータによって実行させるためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端末間のデータ転送において、送信側が暗号化した所定のデータをオンラインストレージに格納して、その格納場所を受信者に送信し、受信者が当該オンラインストレージから所定のデータをダウンロードするためのデータ転送サービスが提供されている。例えば、特許文献1では、転送する所定のデータ容量が大きい場合に、受信側の端末内の一部のデータを一時的に退避させることが行われている。また、従来の端末間のデータ転送において、受信側がダウンロードしたデータへの参照は、送信側の立ち合いを必要としないのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-214137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のデータ転送サービスでは、所定のデータをアップロードまたはダウンロードする際に、データ転送サービスのサイトから所定のデータが漏洩してしまう虞がある。また、受信側の不備や故意によるデータ漏洩の虞もある。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、データ転送及び参照におけるデータの秘匿性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、
所定の2以上のピアに所定のデータまたは前記所定のデータの断片データを関連付ける設定手段と、
前記所定のデータの少なくとも一部の断片データを互いに異なる記憶手段に分散して記録する分散手段と、
前記2以上のピアが所定の位置関係にあることを確認する確認手段と、
前記所定のピアが所定の位置関係にあることを契機として、前記分散して記録された所定のデータを少なくとも1つ以上のピアにおいて復元する復元手段と、
を備えるデータ管理システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、データ転送及び参照におけるデータの秘匿性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るデータの分散の一例を示す図である。
第1実施形態に係るデータの復元の一例を示す図である。
第1実施形態に係るシステムの構成の概要を示す図である。
第1実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。
第1実施形態に係る端末の機能ブロック図である。
第1実施形態に係るデータの分散処理の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るデータの復元処理の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る画面表示の一例を示す図である。
第2実施形態に係るデータの分散の一例を示す図である。
第2実施形態に係るデータの復元の一例を示す図である。
第2実施形態に係るデータの分散処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るデータの復元処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
<概要>
以下、第1実施形態について、図面を用いて説明する。第1実施形態では、2つの端末(ピア)のそれぞれが画像データの断片データを保持し、2つの端末間の距離が所定の距離以内(所定の位置関係)である場合に、元の画像データを復元可能とする例について説明する。
【0010】
図1は、第1実施形態に係るデータの分散の一例を示す図である。図1の例では、ユーザAの端末1(ピア)とユーザBの端末2(ピア)との間において、近距離無線通信を用いてデータ交換が行われる。具体的には、端末1は、搭載されたカメラで撮像して得られた画像データP1を、2つの断片データS1,S2に分割する。そして、端末1は、断片データS1を自身の記憶部に記録し、断片データS2を端末2に送信する。そして、ユーザBの端末2は、送信された断片データS2を自身の端末に記録する。このとき、画像データP1および断片データS2は、端末1の記憶部には記録されない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯システム
1か月前
個人
画像処理装置
1か月前
個人
デジタル認証システム
25日前
個人
デジタル認証システム
28日前
個人
改善会議システム
19日前
個人
パーソナルコンピューター
15日前
凸版印刷株式会社
メタルカード
8日前
株式会社東京
情報提供方法
5日前
キーコム株式会社
花火プリンター
12日前
個人
広告装置
今日
個人
広告装置
今日
株式会社アジラ
対象追跡装置
1か月前
個人
スポーツ用具管理システム
26日前
株式会社大野
遺骨合祀システム
15日前
凸版印刷株式会社
ICモジュール基板
12日前
凸版印刷株式会社
金属製指紋認証カード
8日前
学校法人早稲田大学
触覚提示装置
25日前
株式会社ノンピ
情報処理装置
12日前
個人
価値評価システム
14日前
株式会社アクト
投票システム
5日前
株式会社日立国際電気
通信システム
15日前
アイリスオーヤマ株式会社
調理装置
15日前
株式会社サタケ
穀物乾燥機の選定システム
25日前
株式会社アスタリスク
読取装置
1か月前
個人
広告装置およびプログラム
20日前
富士通株式会社
異常検出
20日前
個人
商品管理システム及びプログラム
20日前
個人
取引システム、取引方法及びプログラム
8日前
株式会社クラハシ
水産物の売買システム
15日前
株式会社スローネ
撮影計画支援システム
1か月前
個人
勤怠管理機能を有する勤怠情報連携ソフト
18日前
株式会社SLA
太陽光発電装置管理システム。
20日前
レバレジーズ株式会社
性格診断システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
今日
有限会社となりィ経営システム
住所補正システム
20日前
株式会社シグマ
メモリ制御装置、携帯型電子機器
15日前
続きを見る