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公開番号2022186122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-12-15
出願番号2021094189
出願日2021-06-04
発明の名称収納容器
出願人個人
代理人
主分類B65D 83/02 20060101AFI20221208BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】円柱状の収納物を、並べ替えることなく投入した順番で収容でき、本体の姿勢に関わらずその順番を保ち、先に入れた収容物を確実に先に取り出すことができる収納容器を提供する。
【解決手段】円柱状の収容物2を横一列に収容する収容空間13を前後方向に上側と下側へ交互に屈折させ、上側のひとつの屈折から次の屈折の間の傾斜部1111と、これに向かい合う、下側の近い方の傾斜部1121との距離34を収容物の直径以上にし、遠い方の傾斜部1122との距離35を収容物の長さ未満にする。また、上側の各屈折部の下向きの頂点1113を結ぶ上側仮線31と、下側の各屈折部の上向きの頂点1123を結ぶ下側仮線32との距離33を収容物の直径未満にする。この設定により収容物の軸方向を規制し、排列を保ったまま移動させることで並べ替えが不要になり、確実な先入れ先出しができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
円柱状の収容物を横一列に収容し、収容空間が前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返しており、前記収容空間の上下の幅、並びに前記屈折又は屈曲の高低差及び繰り返しの周期が、前記収容物が段階的に前後方向に移動することを可能にするとともに、かつ前記収容物の軸方向の向きが反転せず、その姿勢を規制するように設定されている収納容器。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前後方向両端部に、前記収容空間に連通し、前記収容物が通過可能な一対の開口部が設けられている、請求項1に記載の収納容器。
【請求項3】
前記一対の開口部の各々を形成する上下壁端部は、適度な弾性と剛性とを有しており、手指により前記収容物を押し込み、又はつまみ出すことにより、前記収容物が通過可能な程度に、上下方向の幅が前記収容物の直径よりも小さく設定されている、請求項2に記載の収納容器。
【請求項4】
前記一対の開口部の少なくとも一方を形成する上下壁端部は、中央部において前記一対の開口部の他方の側に向かって、前記収容物を手指にてつまみ出すための切り欠きを有する、請求項2又は3に記載の収納容器。
【請求項5】
前記一対の開口部を着脱自在に覆う一対のキャップを備える、請求項2から4のいずれか一つに記載の収納容器。
【請求項6】
前記収容空間を形成する上下壁は、互いに開閉可能である、請求項1に記載の収納容器。
【請求項7】
前記収容空間を形成する上下壁は、厚さが均等であり、それによって、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返している、請求項1から6のいずれか一つに記載の収納容器。
【請求項8】
前記収容空間は、前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返しており、前記収容空間を形成する上下壁も、外面においても前後方向に上側と下側へ交互に屈折を繰り返している、請求項7に記載の収納容器。
【請求項9】
前記収容物は、単3又は単4の充電式乾電池である、請求項1から8のいずれか一つに記載の収納容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾電池などの円柱状の収容物を収容する収納容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
充電式乾電池(二次電池とも称される)は、充電後に時間と共に放電が進む。このため、多くの充電式乾電池を使用するユーザは、先に充電した乾電池から先に使用するようにするのが通例である。しかし、単なる箱状の容器に乾電池を収納したのでは、容器を持ち運ぶときに、容器内で乾電池の位置が乱れてしまうため、どれが先に充電したものであるかが分からなくなる。色鉛筆のケースのように波形のケースに入れると、位置は保たれるが、充電した順に電池を入れてゆくと、いずれは、入れるべき空所が無くなり、並べ替えが必要になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、このような問題点を解消することを目的としたもので、円柱状の収容物をいつでも収容することができ、収容空間内で収容物の排列が乱れることなく、先に入れた収容物を確実に先に取り出すことのできる収納容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様によるものは、収納容器であって、円柱状の収容物を横一列に収容し、収容空間が前後方向に上側と下側へ交互に屈折又は屈曲を繰り返している。さらに、前記収容空間の上下の幅、並びに前記屈折又は屈曲の高低差及び繰り返しの周期が、前記収容物が段階的に前後方向に移動することを可能にするとともに、かつ前記収容物の軸方向の向きが反転しないようにその姿勢を規制するように、設定されている。
【0005】
この構成によれば、円柱状の収容物を収容空間の前後方向の一端から収容することにより、他端から一端へ、収容した順序に沿った排列の順序を保ちつつ、収容物を収納することができる。他端からは、最も早く収容した収容物を取り出すことができる。
【0006】
本発明のうち第2の態様によるものは、第1の態様による収納容器であって、前後方向両端部に、前記収容空間に連通し、前記収容物が通過可能な一対の開口部が設けられている。
【0007】
この構成によれば、一方開口部から収容物を収容空間に投入し、他方開口部から取り出すことができ、それにより、他方開口部からは、最も早く収容した収容物を取り出すことができる。
【0008】
本発明のうち第3の態様によるものは、第2の態様による収納容器であって、前記一対の開口部の各々を形成する上下壁端部は、適度な弾性と剛性とを有している。さらに、前記一対の開口部は、手指により前記収容物を押し込み、又はつまみ出すことにより、前記収容物が通過可能な程度に、上下方向の幅が前記収容物の直径よりも小さく設定されている。
【0009】
この構成によれば、収容した収容物が一対の開口部から不用意に外部に漏れ出ることを回避できる。
【0010】
本発明のうち第4の態様によるものは、第2又は第3の態様による収納容器であって、前記一対の開口部の少なくとも一方を形成する上下壁端部は、中央部において前記一対の開口部の他方の側に向かって、前記収容物を手指にてつまみ出すための切り欠きを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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