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公開番号
2022185640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-15
出願番号
2021093382
出願日
2021-06-03
発明の名称
視聴端末及びプログラム
出願人
日本放送協会
代理人
個人
主分類
H04N
21/43 20110101AFI20221208BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】配信ネットワークに視聴端末が新たに参加する場合であっても、全ての視聴端末において、動画の同期再生を実現する。
【解決手段】視聴端末3の同期処理部11は、シグナリングサーバ4から他の端末情報を取得し、配信ネットワーク1に参加している他の視聴端末3が存在する場合、WebRTCにより、他の視聴端末3へ問い合わせを送信して先頭時刻T
0
を受信し、先頭時刻T
0
をメモリ24に記録する。これにより、全ての視聴端末3において先頭時刻T
0
を共有することができる。一方、同期処理部11は、他の視聴端末3が存在しない場合、内部時計12から取得した現在時刻T
n
を先頭時刻T
0
に設定してメモリ24に記録する。同期処理部11は、現在時刻T
n
から先頭時刻T
0
を減算して再生位置Ctを求める。動画再生部10は、再生位置Ctから動画の再生を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザが所望するコンテンツを構成する複数の動画のそれぞれを、配信サーバから複数の視聴端末のそれぞれへ配信する配信ネットワークの下で、動画を受信して再生する前記視聴端末において、
前記複数の視聴端末間で同期した現在時刻T
n
を有する内部時計と、
前記動画を再生している他の視聴端末から、前記動画の先頭が再生されたときの前記現在時刻T
n
を先頭時刻T
0
として受信し、前記先頭時刻T
0
をメモリに記録し、前記内部時計から前記現在時刻T
n
を取得し、前記現在時刻T
n
から前記先頭時刻T
0
を減算して再生位置Ctを求める同期処理部と、
前記動画の再生位置を、前記同期処理部により求めた前記再生位置Ctに設定し、前記動画を前記再生位置Ctから再生する動画再生部と、を備え、
新たな視聴端末が前記配信ネットワークに参加した場合、
前記同期処理部は、
前記新たな視聴端末から問い合わせを受信し、前記メモリから前記先頭時刻T
0
を読み出し、前記先頭時刻T
0
を前記新たな視聴端末へ送信する、ことを特徴とする視聴端末。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の視聴端末において、
前記同期処理部は、
前記ユーザによる前記動画のシーク操作が完了したときに、前記動画再生部から前記動画を再生している再生位置Ctを取得し、前記内部時計から前記現在時刻T
n
を取得し、前記現在時刻T
n
から前記再生位置Ctを減算して、前記シーク操作の完了に伴う先頭時刻T
0
を求め、前記先頭時刻T
0
を前記メモリに記録し、前記先頭時刻T
0
を前記他の視聴端末へ送信する、ことを特徴とする視聴端末。
【請求項3】
請求項1または2に記載の視聴端末において、
前記同期処理部は、
前記他の視聴端末にてシーク操作が完了したときに、前記他の視聴端末から前記シーク操作の完了に伴う先頭時刻T
0
を受信し、前記先頭時刻T
0
をメモリに記録し、前記内部時計から前記現在時刻T
n
を取得し、前記現在時刻T
n
から前記先頭時刻T
0
を減算して前記シーク操作の完了に伴う再生位置Ctを求め、
前記動画再生部は、
前記動画の再生位置を、前記同期処理部により求めた前記シーク操作の完了に伴う再生位置Ctに設定し、前記動画を前記再生位置Ctから再生する、ことを特徴とする視聴端末。
【請求項4】
ユーザが所望するコンテンツを構成する複数の動画のそれぞれを、配信サーバから複数の視聴端末のそれぞれへ配信する配信ネットワークの下で、前記複数の視聴端末間で同期した現在時刻T
n
を有する内部時計を備え、動画を受信して再生する前記視聴端末を構成するコンピュータを、
前記動画を再生している他の視聴端末から、前記動画の先頭が再生されたときの前記現在時刻T
n
を先頭時刻T
0
として受信し、前記先頭時刻T
0
をメモリに記録し、前記内部時計から前記現在時刻T
n
を取得し、前記現在時刻T
n
から前記先頭時刻T
0
を減算して再生位置Ctを求める同期処理部、及び、
前記動画の再生位置を、前記同期処理部により求めた前記再生位置Ctに設定し、前記動画を前記再生位置Ctから再生する動画再生部として機能させるためのプログラムであって、
新たな視聴端末が前記配信ネットワークに参加した場合、
前記同期処理部は、
前記新たな視聴端末から問い合わせを受信し、前記メモリから前記先頭時刻T
0
を読み出し、前記先頭時刻T
0
を前記新たな視聴端末へ送信する、ことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザが視聴する動画を再生する視聴端末及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、広視野動画を画面分割した小サイズの複数動画、同じ被写体を異なるカメラで撮影したマルチビュー動画等の複数の動画で構成されるコンテンツサービスを、Webブラウザーを用いて視聴するシステムが知られている。
【0003】
視聴端末を用いてコンテンツサービスを視聴するためには、動画(映像及び音声)を再生するためのプログラムの要素として、例えば、Webページを構成する部品である「HTMLMediaElement」が使用される(例えば、非特許文献1を参照)。
【0004】
このHTMLMediaElementは、動画を再生するための要素であり、Webブラウザー上で動作させるために、HTML(HyperText Markup Language:ハイパーテキストマークアップランゲージ)にて記述される。
【0005】
視聴端末は、ユーザにより指定された動画プレーヤーを起動し、HTMLMediaElementが記述されたHTMLファイルを実行することにより、画面上の所定位置に、所定の動画を再生することができる。
【0006】
一方で、複数の視聴端末を備えた配信システムにおいて、複数の視聴端末のそれぞれがHTMLMediaElementを用いて動画を再生する際に、複数の視聴端末間で動画再生の同期が必要となる場合がある。
【0007】
動画再生の同期を実現する仕組みとして、複数の視聴端末間で、WebRTC(例えば、非特許文献2,3を参照)を用いて動画の再生時刻を共有する手法が知られている(例えば、非特許文献4を参照)。
【0008】
具体的には、この手法は、動画の再生開始時刻である先頭時刻T
0
を、WebRTCを用いて視聴端末間で共有し、視聴端末間で同期している内部時計の現在時刻T
n
を用いて、T
n
-T
0
と一致するように動画再生時刻T
c
を制御するものである。
【0009】
視聴端末は、コンテンツの先頭をT
c
=0とし、T
s
をしきい値として、|T
n
-T
0
-T
c
|≧T
s
の場合、すなわち再生位置のズレがしきい値以上である場合、正しい再生位置までシークを行い、動画のスキップを発生させる。一方、視聴端末は、|T
n
-T
0
-T
c
|<T
s
の場合、すなわち再生位置のズレがしきい値未満である場合、再生レートを変更して再生位置を緩やかに調整し、動画のスキップを発生させないようにする。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0010】
“HTMLMediaElement”、[online]、[令和3年3月17日検索]、インターネット<URL:https://html.spec.whatwg.org/multipage/media.html#htmlmediaelement>
“WebRTC 1.0: Real-Time Communication Between Browsers W3C Recommendation 26 January 2021”、[online]、[令和3年3月17日検索]、インターネット<URL:https://www.w3.org/TR/webrtc/>
“WebRTC”、[online]、[令和3年3月17日検索]、インターネット<URL:https://webrtc.org/>
黒住、福留、西村、山本、“複数端末のストリーム共有による動画コンテンツ分割配信・共有統合技術の検討”,21D-3,2020年映像情報メディア学会創立70周年記念大会(ITE 70th Anniversary Convention 2020)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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