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公開番号
2022185619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-15
出願番号
2021093345
出願日
2021-06-03
発明の名称
撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
5/361 20110101AFI20221208BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】OBクランプ処理後の動画像またはライブビュー画像の画像品質の低下を抑制する。
【解決手段】撮像装置は、有効領域に含まれる画素と遮光領域に含まれる画素とを有する撮像素子と、遮光領域の画素から生成された信号に基づいて基準値を設定する設定部と、有効領域の画素から生成された信号を、基準値に基づいて補正する補正部と、を備え、設定部は、連続して画像を取得するときに所定の撮影条件が満たされると、基準値を再設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有効領域に含まれる画素と遮光領域に含まれる画素とを有する撮像素子と、
前記遮光領域の画素から生成された信号に基づいて基準値を設定する設定部と、
前記有効領域の画素から生成された信号を、前記基準値に基づいて補正する補正部と、を備え、
前記設定部は、連続して画像を取得するときに所定の撮影条件が満たされると、前記基準値を再設定する、撮像装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置において、
前記補正部は、前記有効領域の画素から生成された信号の黒レベルを補正する、撮像装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の撮像装置において、
前記設定部は、所定の期間の経過または所定のフレーム数の撮影ごとに、前記基準値を再設定する、撮像装置。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記設定部は、撮像感度が変更されると、前記基準値を再設定する、撮像装置。
【請求項5】
請求項3に記載の撮像装置において、
前記設定部は、撮像感度が変更されると、前記基準値を再設定し、
前記撮像感度に基づいて、前記所定の期間または前記所定のフレーム数を変更する制御部を備える、撮像装置。
【請求項6】
請求項1から5までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記設定部は、前記撮像素子の駆動モードが変更されると、前記基準値を再設定する、撮像装置。
【請求項7】
請求項1から6までのいずれか一項に記載の撮像装置において、
前記有効領域に含まれる前記画素は、撮影光学系を介して入射した光を光電変換して信号を生成し、
前記遮光領域に含まれる前記画素は、前記撮影光学系を介して入射した光を受光することなく信号を生成する、撮像装置。
【請求項8】
請求項7に記載の撮像装置において、
前記有効領域に含まれる前記画素は、前記撮影光学系からの光が通過するマイクロレンズと、マイクロレンズを通過した光を光電変換して電荷を生成する光電変換部と、を備え、
前記遮光領域に含まれる前記画素は、前記撮影光学系からの光が通過するマイクロレンズと、マイクロレンズを通過した光を光電変換して電荷を生成する光電変換部と、前記マイクロレンズの入射側に設けられる遮光部とを備える、撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、OB領域の画素からの出力に基づいてノイズ成分等を補正する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、OB領域の出力と有効領域の出力との間に生じる差(OB段差)に起因して、フレームごとに画像の明るさが安定せず、画像品質が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-200109号公報
【発明の概要】
【0004】
第1の態様によれば、撮像装置は、有効領域に含まれる画素と遮光領域に含まれる画素とを有する撮像素子と、前記遮光領域の画素から生成された信号に基づいて基準値を設定する設定部と、前記有効領域の画素から生成された信号を、前記基準値に基づいて補正する補正部と、を備え、前記設定部は、連続して画像を取得するときに所定の撮影条件が満たされると、前記基準値を再設定する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
実施の形態に係る撮像装置の要部構成例を模式的に示すブロック図である。
撮像素子の構成を模式的に示す図である。
撮像素子からの信号の出力値を模式的に示す図である。
動画像撮影時におけるタイミングチャートである。
動画像撮影時またはライブビュー画像撮影時の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図面を参照しながら、実施の形態による撮像装置について説明を行う。
図1は、実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の要部構成を模式的に示すブロック図である。カメラ1は、撮影光学系(結像光学系)2と、撮像素子3と、撮像制御部4と、メモリ5と、表示部6と、操作部7とを備える。撮影光学系2は、例えば焦点調節レンズ(フォーカスレンズ)を含む複数のレンズ及び開口絞りを有し、撮像素子3に被写体像を結像する。なお、撮影光学系2は、カメラ1から着脱可能にしてもよい。
【0007】
撮像素子3は、CMOSイメージセンサ等の撮像素子である。撮像素子3は、撮影光学系2を通過した光束を受光し、撮影光学系2により形成される被写体像を撮像する。撮像素子3には、光電変換部を有する複数の画素が二次元状(行方向及び列方向)に配置される。光電変換部は、フォトダイオード(PD)によって構成される。撮像素子3は、受光した光を光電変換して信号を生成し、生成した信号を撮像制御部4に出力する。なお、撮像素子3の詳細については説明を後に行う。
【0008】
撮像素子3は、撮像感度(露光感度)を、例えば所定のステップで変更可能に構成されている。撮像感度とは、撮像素子3に蓄積される電荷の検出感度、または不図示の増幅回路の増幅利得に対応する量である。撮像素子3の撮像感度を変更する操作(ゲイン変更操作)は、ユーザにより後述の操作部7を用いて行われる。
また、撮像素子3は、静止画撮影と、動画像撮影と、表示部6に被写体のスルー画像(ライブビュー画像)を表示するライブビュー画像撮影とを行う際に、異なる駆動モードで動作する。この場合、撮像素子3は、静止画撮影と、動画像撮影と、ライビュビュー画像撮影とにおいて、信号を生成する画素行の数を異ならせる。例えば、静止画撮影の場合には撮像素子3は全ての画素行にて信号を生成し、動画像撮影の場合には撮像素子3は所定の画素行ごとに信号を生成する。ライブビュー画像撮影の場合には撮像素子3は所定の画素行ごとに、動画像撮影のときよりも少ない画素行にて画像を生成する。
【0009】
メモリ5は、メモリカード等の記憶媒体である。メモリ5には、画像データ、制御プログラム等が記録される。メモリ5へのデータの書き込み、及びメモリ5からのデータの読み出しは、撮像制御部4によって制御される。表示部6は、画像データに基づく画像、シャッター速度、絞り値等の撮影に関する情報、及びメニュー画面等を表示する。操作部7は、レリーズボタン、電源スイッチ、各種モードを切り替えるためのスイッチ、上述した撮像感度を変更させるゲイン変更操作のための感度設定スイッチ、撮像素子3の駆動モードを切り替えるスイッチ等の各種設定スイッチ等を含み、それぞれの操作に基づく信号を撮像制御部4へ出力する。
【0010】
撮像制御部4は、CPU、FPGA、ASIC等のプロセッサ、及びROM、RAM等のメモリにより構成され、制御プログラムに基づきカメラ1の各部を制御する。撮像制御部4は、撮像素子3を制御する信号を撮像素子3に供給して、撮像素子3の動作を制御する。撮像制御部4は、静止画撮影を行う場合、動画像撮影を行う場合、ライブビュー画像撮影を行う場合等に、撮像素子3を駆動モードで駆動させ、被写体像を撮像させて信号を生成させる。
(【0011】以降は省略されています)
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