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公開番号
2022185382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-14
出願番号
2021093034
出願日
2021-06-02
発明の名称
包装袋
出願人
凸版印刷株式会社
代理人
主分類
B65D
33/02 20060101AFI20221207BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】自立性の袋を使用した包装袋であって、内容物を注出したときでもつぶれて中折れすることがない包装袋を提供すること。
【解決手段】自立性袋A10と口栓付き補強部材A20とで包装袋Aを構成する。口栓付き補強部材A20は口栓部材A21と脚部A25と柱状部材A23とを備えて構成されており、前記口栓部材が、自立性袋A10の上側シール線A1aの位置で、自立性袋A10を構成する前側フィルムと後側フィルムとに挟まれてシール固定されており、前記脚部A25が自立性袋A10の底面A1xに接して立脚しており、前記柱状部材A23がこれら口栓部材A21と脚部A25とをつないで補強している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自立性袋と口栓付き補強部材とを備えて構成された包装袋において、
前記自立性袋が、前側フィルムと後側フィルムと二つ折りされた底部フィルムとで構成され、これら前側フィルムと底部フィルムと後側フィルムとをこの順に重ね、しかも、この自立性袋の上側で前記前側フィルムと後側フィルムとが直接接触し、下側で前記前側フィルムと後側フィルムとの間に前記底部フィルムが介在するように重ねて、前記上側においてはその左右両側部で前記前側フィルムと後側フィルムとをシールして左右サイドシール線が形成されており、かつ、上部で前記前側フィルムと後側フィルムとをシールして上側シール線が形成されており、一方、前記下側においては、前記前側フィルムと底部フィルムとをシールして前底部シール領域が形成され、また、前記後側フィルムと底部フィルムとをシールして後底部シール領域が形成され、これら前底部シール領域と後底部シール領域の間を底面としており、
前記口栓付き補強部材が口栓部材と脚部と剛性の柱状部材とを備えて構成されており、前記口栓部材が、上側シール線の位置で前記前側フィルムと後側フィルムとに挟まれてシール固定されており、前記脚部が前記底面に接して立脚しており、前記柱状部材がこれら口栓部材と脚部とをつないで補強していることを特徴とする包装袋。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記脚部が、前記柱状部材との接合位置を頂点として、前記底面に向けて広がる傘の骨の形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
【請求項3】
前記柱状部材が、口栓部材と脚部との間の位置で、自立性袋の前記左サイドシール線又は右サイドシール線に向かう剛性の枝を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋。
【請求項4】
前記前側フィルム及び後側フィルムの上から前記口栓部材を挟んで固定したホルダーを有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の包装袋。
【請求項5】
前記左右サイドシール線の一方と前底部シール領域及び後底部シール領域の内部に、しかも、これら左右サイドシール線の一方、前底部シール領域及び後底部シール領域に連続する未シール部を有し、この未シール部に流体が密封されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の包装袋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、コンタクトレンズの洗浄液などの液体内容物を収容する包装袋に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
コンタクトレンズの洗浄液は、一般に、プラスチックブローボトルに収容して販売されている。しかしながら、このようなハードなプラスチックボトルには大量のプラスチックを使用する。
【0003】
これに対し、このような洗浄液を袋状の容器、すなわち、包装袋に収容したときには、そのプラスチック使用量を削減することができ、この結果、SDG’s(持続可能な開発目標)にも寄与することになる。
【0004】
包装袋の中でもスタンディングパウチと通称される袋は、前側フィルム、後側フィルム及び二つ折りされた底部フィルムから成る3枚のフィルムで構成されたもので、前側フィルム、底部フィルム及び後側フィルムの順に重ねて周縁をヒートシールしたものである。この袋は二つ折りされた底部フィルムを開くことで、比較的多量の内容物を収容することができ、また、このように内容物を収容した状態では自立性にも優れている。
【0005】
しかしながら、このスタンディングパウチにおいても、内容物を注出するにしたがってしわを生じながらつぶれ、この結果次第に自立性が失われて中折れした状態となる。このように中折れし、また、つぶれた状態になると、液体内容物の注出が困難になる。
【0006】
そこで、特許文献1には、前記スタンディングパウチの周縁シール線の内部に未シール領域を設け、この未シール領域に空気を密封してエアホールド構造を形成した包装袋が記載されている。このエアホールド構造により包装袋の中折れを防止できるのである。
【0007】
また、特許文献2には、エアホールド構造に加えて剛性のホルダーを装着した包装袋が記載されている。エアホールド構造と剛性のホルダーの両者によって、包装袋の中折れを防止できるのである。
【0008】
しかしながら、このようにエアホールド構造を設けたり、あるいはこれに加えて剛性のホルダーを装着した包装袋であっても、内容物を注出したときには、包装袋がつぶれて中折れすることを十分に防止することができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2016-216046号公報
特開2015-202872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、本発明は、内容物を注出したときでもつぶれて中折れすることがない包装袋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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