TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
DM通知
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2022183776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-13
出願番号
2021091258
出願日
2021-05-31
発明の名称
包装体
出願人
凸版印刷株式会社
代理人
主分類
B65D
77/06 20060101AFI20221206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】バックインボックスタイプの容器を使用して、炭酸ガスを含有する液体内容物の注出を可能とする包装体を得る。
【解決手段】注出口を有し可撓性のある合成樹脂フィルムを主体とした内袋(2)と、その内袋を収納する外箱(3)からなるバックインボックス容器と、
前記バックインボックス容器に添付され、重曹(6)を収納した小容器(5)と、
前記バックインボックスを収納可能で、かつ、耐圧力性を有する箱サーバー(4)と、
からなる炭酸用包装体において、
前記バックインボックスが、その内袋に無炭酸状態の液体を収納し、
添付される該小容器は、上記内袋内部に重曹を充填可能としたことを特徴とする包装体。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
注出口を有し可撓性のある合成樹脂フィルムを主体とした内袋と、その内袋を収納する外箱からなるバックインボックス容器と、
前記バックインボックス容器に添付され、重曹を収納した小容器と、
前記バックインボックスを収納可能で、かつ、耐圧力性を有する箱サーバーと、
からなる炭酸用包装体において、
前記バックインボックスが、その内袋に無炭酸状態の液体を収納し、
添付される該小容器は、上記内袋内部に重曹を充填可能としたことを特徴とする包装体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外箱の中に、柔軟な収納部と収納部の一端に注出口を融着してなる内袋を納めた、バックインボックスを使用して、炭酸ガス充填飲料を提供する包装体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
食品や非食品の液体の内容物に使用されるバックインボックスの液体収納容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類など食品の他、現像液、インキ、塗料、オイル、消毒液、液体肥料、殺菌剤、殺虫剤など、多くの用途に用いられている。この液体収納容器の内、特に容量や重量の大きな容器に使用する外箱は、荷重に耐えうるように、紙の段ボールを主体にした箱を使用している。内袋としては、ブロー成形した柔軟性のある薄肉容器や、真空成形や圧空成形で成形したシート二枚の周囲を融着した容器や、フィルムの周囲をシールした包装袋などが使用されて来た。その内袋の一端には内容物を注出、あるいは充填、止栓する為の注出口が融着、あるいは成形されている。さらに、該注出口に嵌合して開閉可能とするキャップが合わせて使用されている。
【0003】
しかしながら、近年消費者が好む炭酸ガスを含有する炭酸飲料を充填しようとすると、内袋が大きく膨らんで、段ボールなどで作成されたバックインボックス用外箱は、その圧力に耐えられない。
以上の問題に対し、エアコンプレッサーと、二重壁の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート容器で底部等を耐圧可能な半球状とした樹脂耐圧容器と、内部の袋と、口栓と、からなる構成の容器も提案されている。この方法は、透明で内容物が見える良さはあるものの、容量が小さく、かつ、高価であって、しかも、使い捨て容器なので、望ましい構成とはいいがたい。
【0004】
その他別の方法として、特許文献1では、液体を充填するためのバッグを外箱内に収納するようにした複合容器に用いられる耐圧ケースにおいて、上下に2分割されるとともに、一方の接合部に係合爪が設けられており、該係合爪が他方の係合部に係合されることによって接合された状態で保持されるようにしたことを特徴とする複合容器の耐圧ケースを提案している。
そして、請求項2で、液体を充填するためのバッグを外箱内に収納するようにした複合容器に用いられる耐圧ケースにおいて、一面が開口部に構成されるとともに、該開口部の両側に沿って案内手段が設けられ、該案内手段によって蓋板が着脱可能に取付けられるようにしたことを特徴とする複合容器の耐圧ケースを提案している。
また、請求項3では液体を充填するためのバックを外箱内に収納するようにした複合容器に用いられる耐圧ケースにおいて、一面が開口部に構成され、該開口部を通して引出し式の補助ケースを差込むようにしたことを特徴とする複合容器の耐圧ケースも提案している。
【0005】
この耐圧ケースは、箱の中のバッグに、内容物の液体を入れる袋と、加圧する為の袋を入れている。そして、加圧する為の袋に炭酸ガスなどを充填し、外側の耐圧ケースによって、炭酸ガスの圧力が、同じ耐圧ケース内の液体を入れた袋を圧迫し、内容物を抽出できる様にしている。しかしながら、この容器は、液体を入れる袋以外に別の袋まで用意しなければならないなど、高価になってしまうなどの問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平2-028473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、環境にやさしいが、耐圧容器でないバックインボックスタイプの容器を使用して、炭酸ガスを含有する液体内容物の注出を可能とする包装体を得ることが本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、注出口を有し可撓性のある合成樹脂フィルムを主体とした内袋と、その内袋を収納する外箱からなるバックインボックス容器と、
前記バックインボックス容器に添付され、重曹を収納した小容器と、
前記バックインボックスを収納可能で、かつ、耐圧力性を有する箱サーバーと、
からなる炭酸用包装体において、
前記バックインボックスが、その内袋に無炭酸状態の液体を収納し、
添付される該小容器は、上記内袋内部に重曹を充填可能としたことを特徴とする包装体である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の包装体は、搬送形態では炭酸ガスを注入しない液体状態として、バックインボックスの形態で搬送可能とするが、開封時に、重曹を容器内へ注入し、炭酸ガスを内容物に含有させ、内容物を炭酸ガス充填飲料とすることができる。
この包装体は、ポンプが使用しなくても、炭酸飲料となった飲料の炭酸ガスの内圧によって注出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態例におけるバックインボックスの容器で、外箱と注出口を有する内袋とを示す外観斜視図である。
バックインボックスの外箱と、それを入れる箱サーバーと、を示す外観斜視図である。
本発明の実施形態例で、重曹を入れる小容器の実施形態例と、それを内袋に装着した包装袋の斜視図である。
本発明の実施形態例に使用される重曹を充填可能なキャップと、それを内袋に装着し、それを内袋内部に注入する工程を示す断面図である。
本発明の実施形態例に使用される包装体で、内袋に重曹を注入し、内部の内容物を炭酸水とする工程を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
袋。
4か月前
個人
袋開口機
6か月前
個人
ホルダー
7か月前
個人
収納容器
3か月前
個人
液体用小袋
6か月前
個人
食品掴む具
3か月前
個人
袋口締め具
6か月前
個人
注ぎ口器具
7か月前
個人
部品供給装置
7か月前
個人
部品供給装置
2か月前
個人
水切りごみ袋
2か月前
個人
水切りごみ袋
5か月前
個人
テープ巻付機
3か月前
個人
包装体
9日前
個人
額縁箱
16日前
個人
組立式用容器
1か月前
個人
部品供給装置
2か月前
個人
食品包装容器
5か月前
個人
包装容器
3か月前
個人
卵トレイ
4か月前
個人
袋綴じ具
4か月前
個人
テープカッター
6か月前
個人
圧縮蓋付ゴミ箱
3か月前
個人
組立容器
2か月前
個人
保冷、乾燥用容器
13日前
個人
部品搬送ユニット
1か月前
個人
容器の閉鎖蓋構造
2か月前
株式会社KY7
蓋部材
5か月前
個人
多層構造食品容器
6か月前
凸版印刷株式会社
蓋材
5か月前
個人
飲料用容器
3か月前
個人
ごみ袋拡張固定具
2か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
7か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
5か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
1日前
凸版印刷株式会社
包装袋
4か月前
続きを見る
他の特許を見る