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公開番号
2022183427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2022-12-13
出願番号
2021090738
出願日
2021-05-31
発明の名称
表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
B60K
35/00 20060101AFI20221206BHJP(車両一般)
要約
【課題】 表示器とデフロスターとを両立することができる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示部20と、表示部20の下方に配置され、表示部20を制御する回路基板40と、表示部20の下方に配置され、表示部20を保持する中ケース部材30と、中ケース部材30の下方に配置され、中ケース部材30の後方を覆うカバー部材50と、表示部20の上方を覆い表示部20を視認可能とする透過部63を有する上ケース部材60と、上ケース部材60とにより表示器20と回路基板40と中ケース部材30とカバー部材50とを収容する下ケース部材70と、を有するケース部材10と、を備え、ケース部材10は、車両から空気を内部に流入する第1の入口64と、空気を外部へ流出する第1の出口65と、を有し、カバー部材50と下ケース70とにより空気を第1の入口64から第1の出口65へ流す第1の流路52が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部と、
前記表示部の下方に配置され、前記表示部を制御する回路基板と、
前記表示部の下方に配置され、前記表示部を保持する中ケース部材と、
前記中ケース部材の下方に配置され、前記中ケース部材の後方を覆うカバー部材と、
前記表示部の上方を覆い前記表示部を視認可能とする透過部を有する上ケース部材と、前記上ケース部材とにより前記表示部と前記回路基板と前記中ケース部材と前記カバー部材とを収容する下ケース部材と、を有するケース部材と、を備え、
前記ケース部材は、車両から空気を内部に流入する第1の入口と、前記空気を外部へ流出する第1の出口と、を有し、
前記カバー部材と前記下ケース部材とにより前記空気を前記第1の入口から前記第1の出口へ流す第1の流路が形成されることを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記ケース部材は、前記空気を外部へ流出する第2の出口と、を有し、
前記中ケース部材と前記カバー部材とにより前記空気を前記第1の入口から前記第2の出口へ流す第2の流路が形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記空気を前記第1の流路と前記第2の流路に分離する分離部を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記回路基板は、前記中ケース部材の背後に配置されて前記カバー部材に覆われ、
前記中ケース部材は、前記回路基板が配置される領域以外の前記回路基板の外縁に沿って下方に略垂直に立ち上がり、前記第2の流路と前記回路基板とを仕切る仕切り壁を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記カバー部材は、前記第1の流路に対向する位置で前記回路基板と当接することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記ケース部材は、車両から空気を内部に流入する第2の入口を有し、
前記第2の流路は、前記第2の入口から流入した前記空気を前記第2の出口へ流すことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1の出口は、前記上ケース部材の前記透過部に隣接する位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第1の出口は、複数個を有し、
前記第1の流路は、複数個の前記第1の出口毎に形成される複数個の前記第1の流路を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記透過部は、車両のインストルメントパネルの車両のフロントウインドシールドに対向する位置に形成され、
前記第1の出口は、前記フロントウインドシールドと前記透過部との間の位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第1の入口は、車両のデフロスター用ダクトと接続され、
前記第2の入口及び前記第2の出口は、前記デフロスター用ダクト以外のダクトと接続されることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両等に搭載される表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の表示装置として、例えば、特許文献1に開示されているものがある。特許文献1に係る表示装置は、車両において、インパネ(インストルメントパネル)のフロントウインドシールドの近傍に配置された表示器(ヘッドアップディスプレイユニット)からの表示光をフロントウインドシールドで反射させ、運転者に虚像で表示を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-308090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、インパネのフロントウインドシールドの近傍に表示器を配置するため、デフロスターを配置するスペースがないといった問題点があった。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、表示器とデフロスターとを両立することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示装置は、上述した課題を解決するために、表示部20と、前記表示部20の下方に配置され、前記表示部20を制御する回路基板40と、前記表示部20の下方に配置され、前記表示部20を保持する中ケース部材30と、前記中ケース部材30の下方に配置され、前記中ケース部材30の後方を覆うカバー部材50と、前記表示部20の上方を覆い前記表示部20を視認可能とする透過部63を有する上ケース部材60と、前記上ケース部材60とにより前記表示部20と前記回路基板40と前記中ケース部材30と前記カバー部材50とを収容する下ケース部材70と、を有するケース部材10と、を備え、前記ケース部材10は、車両から空気を内部に流入する第1の入口64と、前記空気を外部へ流出する第1の出口65と、を有し、前記カバー部材50と前記下ケース部材70とにより前記空気を前記第1の入口64から前記第1の出口65へ流す第1の流路52が形成されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態である表示装置を示す斜視図。
表示装置の表示器を示す斜視図。
図2のA-A線に沿う断面図。
図2のB-B線に沿う断面図。
図2のD-D線に沿う断面図。
図3の矢視Eから見たヒートシンク30を主に示す図。
図3の矢視Fから見た時のカバー部材50を主に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。表示装置は、例えば、自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載され得る。
【0009】
以下の説明において、図1に示すように、自動車の運転席に着座した運転者がフロントウインドシールドC2を見る方向を「前」、その反対側を「後」とする。また、上下方向(図のTo.、Bo.)は自動車の天地方向に対応する。また、左右方向(図のL、R)は自動車の右左折方向に対応する。この「前」、「後」、「上」、「下」、「右」、及び「左」は、図1から図7における定義「Fr.」、「Re.」、「To.」、「Bo.」、「R」、及び「L」に示す。
【0010】
図1に示すように、表示装置は、自動車のインパネ(インストルメントパネル)C1のフロントウインドシールドC2の近傍に配置された表示器1から出射される画像からなる表示光を、フロントウインドシールドC2で反射させ、運転者に虚像Vとして視認される所謂HUD(ヘッドアップディスプレイ)である。
(【0011】以降は省略されています)
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