TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022181667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-12-08
出願番号2021088726
出願日2021-05-26
発明の名称ハンドル
出願人豊田合成株式会社
代理人個人
主分類B60R 21/215 20110101AFI20221201BHJP(車両一般)
要約【課題】意匠性を良好にして、簡便に、ハンドルのボス部に、エアバッグ装置と機能部品とを並設できるハンドルを提供すること。
【解決手段】操舵時に操舵中心軸COを中心として回転操作する操舵部と、操舵中心軸側のボス部Bと、操舵部とボス部とを連結するスポーク部と、を備えて、ボス部にエアバッグ装置20と機能部品60とが配設されてなるハンドルWである。エアバッグ装置は、エアバッグ32と、折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、膨張時のエアバッグに押されて開くドア部40を有したパッド37と、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーター26と、エアバッグ、パッド、及び、インフレーターを保持して、ハンドル本体1に連結されるホルダ21と、を備える。機能部品は、開き時のドア部と干渉しないドア部に隣接するエリアで、かつ、平面視で視認できるボス部の上面側のエリアとして、ホルダに保持されて、配設されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
操舵時に操舵中心軸を中心として回転操作する操舵部と、該操舵部の中央側の前記操舵中心軸側に位置するボス部と、前記操舵部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、を備えるとともに、前記ボス部にエアバッグ装置と機能部品とが配設されて構成されるハンドルであって、
前記エアバッグ装置が、
作動時に膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
前記ボス部の上面側に配置されて、折り畳まれた前記エアバッグを覆い、かつ、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したパッドと、
前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、
前記エアバッグ、前記パッド、及び、前記インフレーターを保持して、前記ハンドルの本体に連結されるホルダと、
を備え、
前記機能部品が、開き時の前記ドア部と干渉しない前記ドア部に隣接するエリアで、かつ、平面視で視認できる前記ボス部の上面側のエリアとして、前記ホルダに保持されて、配設されていることを特徴とするハンドル。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
操舵時に操舵中心軸を中心として回転操作する操舵部と、該操舵部の中央側の前記操舵中心軸側に位置するボス部と、前記操舵部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、を備えるとともに、前記ボス部にエアバッグ装置と機能部品とが配設されて構成されるハンドルであって、
前記エアバッグ装置が、
作動時に膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
前記ボス部の上面側に配置されて、折り畳まれた前記エアバッグを覆い、かつ、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したパッドと、
前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、
前記エアバッグ、前記パッド、及び、前記インフレーターを保持して、前記ハンドルの本体に連結されるホルダと、
を備え、
前記パッドが、
折り畳まれた前記エアバッグの上方を覆って、前記ドア部を配設させたバッグカバー部と、開き時の前記ドア部と干渉しないエリアであって、上面側を前記バッグカバー部の上面側の意匠面と連なるように、配設されて、前記機能部品を配置させる部品配置部と、を備えた天井壁部と、
該天井壁部の下面から下方に延びて前記ホルダに保持される側壁部と、
を備えて、
前記機能部品が、前記パッド若しくは前記ホルダに保持されて、配設されていることを特徴とするハンドル。
【請求項3】
前記機能部品が、運転者を撮影可能なカメラから構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のハンドル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操舵時に操舵中心軸を中心として回転操作する操舵部、操舵部の中央側の操舵中心軸側に位置するボス部、及び、操舵部とボス部とを連結するスポーク部、を備えるとともに、ボス部にエアバッグ装置とカメラ等の機能部品とが配設されて構成されるハンドルに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアバッグ装置とカメラ等の機能部品とが配設されるハンドルでは、機能部品が、ハンドルの芯金部位に保持される構成としたり、あるいは、ボス部の上面側のパッド内に埋設されるように保持される構成としていた(例えば、特許文献1参照)。また、機能部品が、パッド(パッド)のドア部と一体的に開くように、曲げ変形可能な保持部材に保持されて配設されるハンドルもあった(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/109227号
特開2020-63017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のエアバッグ装置において、特許文献1に記載されたように、機能部品が、ハンドルの芯金部位に保持される構成では、機能部品とエアバッグ装置との一体感が阻害されて、ハンドルのボス部の意匠性が良好でなくなってしまう。また、特許文献1には、機能部品がパッド内に埋設されるように図示されているものが例示されているものの、機能部品とエアバッグ装置との具体的な取付状態が不明であって、エアバッグ装置自体の作動に支障のないように、エアバッグ装置と機能部品とを並設させる点に、課題が生ずる。また、特許文献2に記載されたように、機能部品がエアバッグ装置のドア部の開き動作と一体的に移動する構成では、ボス部に、エアバッグ装置と機能部品とが並設される構成として、意匠性が良好であるものの、移動する機能部品を保持する部材の強度等を考慮する必要が生じ、簡便に、機能部品をハンドルに搭載し難い。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、意匠性を良好にして、簡便に、ハンドルのボス部に、エアバッグ装置と機能部品とを並設できるハンドルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第1番目のハンドルは、操舵時に操舵中心軸を中心として回転操作する操舵部と、該操舵部の中央側の前記操舵中心軸側に位置するボス部と、前記操舵部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、を備えるとともに、前記ボス部にエアバッグ装置と機能部品とが配設されて構成されるハンドルであって、
前記エアバッグ装置が、
作動時に膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
前記ボス部の上面側に配置されて、折り畳まれた前記エアバッグを覆い、かつ、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したパッドと、
前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、
前記エアバッグ、前記パッド、及び、前記インフレーターを保持して、前記ハンドルの本体に連結されるホルダと、
を備え、
前記機能部品が、開き時の前記ドア部と干渉しない前記ドア部に隣接するエリアで、かつ、平面視で視認できる前記ボス部の上面側のエリアとして、前記ホルダに保持されて、配設されていることを特徴とする。
【0007】
本発明に係る第1番目のハンドルでは、機能部品が、エアバッグ装置における主要構成部品であるエアバッグ、パッド、及び、インフレーターを保持して、ハンドルの本体に対して連結されるホルダ、に、保持される構成であり、簡便に、かつ、安定して、ボス部に配設できる。また、機能部品は、開き時のドア部と干渉しないエリアで、かつ、平面視で視認できるエリアとして、エアバッグ装置自体の構成部品であるホルダに保持されて、配設されることから、エアバッグ装置と一体感を生じさせて、意匠性を良好にして、配設させることが可能となるとともに、エアバッグの膨張時に、パッドのドア部と干渉せずに、配設されることから、エアバッグ装置の作動に支障なく、配設させることができる。
【0008】
したがって、本発明に係る第1番目のハンドルでは、エアバッグ装置の作動に支障を生じさせずに、意匠性を良好にして、かつ、簡便に、ハンドルのボス部に、エアバッグ装置と機能部品とを並設できる。
【0009】
本発明に係る第2番目のハンドルは、操舵時に操舵中心軸を中心として回転操作する操舵部と、該操舵部の中央側の前記操舵中心軸側に位置するボス部と、前記操舵部と前記ボス部とを連結するスポーク部と、を備えるとともに、前記ボス部にエアバッグ装置と機能部品とが配設されて構成されるハンドルであって、
前記エアバッグ装置が、
作動時に膨張用ガスを流入させて膨張するエアバッグと、
前記ボス部の上面側に配置されて、折り畳まれた前記エアバッグを覆い、かつ、膨張時の前記エアバッグに押されて開くドア部を有したパッドと、
前記エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレーターと、
前記エアバッグ、前記パッド、及び、前記インフレーターを保持して、前記ハンドルの本体に連結されるホルダと、
を備え、
前記パッドが、
折り畳まれた前記エアバッグの上方を覆って、前記ドア部を配設させたバッグカバー部と、開き時の前記ドア部と干渉しないエリアであって、上面側を前記バッグカバー部の上面側の意匠面と連なるように、配設されて、前記機能部品を配置させる部品配置部と、を備えた天井壁部と、
該天井壁部の下面から下方に延びて前記ホルダに保持される側壁部と、
を備えて、
前記機能部品が、前記パッド若しくは前記ホルダに保持されて、配設されていることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る第2番目のハンドルでは、機能部品が、パッドの天井壁部における部品配置部に配置され、部品配置部が、パッドにおけるドア部を配設させたバッグカバー部の上面側の意匠面と連なるように配設されていることから、機能部品を、バッグカバー部と部品配置部とを一体感を生じさせたパッドの天井壁部に、意匠性を良好にして、配設可能となる。さらに、機能部品は、開き時のドア部と干渉しないエリアで、エアバッグ装置自体の構成部品であるホルダに対して、直接的に、若しくは、パッドを介在させて、間接的に、保持されることから、簡便に、かつ、安定して、ボス部に配設できるとともに、エアバッグの膨張時に、パッドのドア部と干渉せずに、配設されることから、エアバッグ装置の作動に支障がない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
洗車器具
6日前
個人
車灯制御装置
15日前
個人
燃料電池付電気自動車
1か月前
個人
双輪キャスター
15日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
コクヨ株式会社
椅子
16日前
エムケー精工株式会社
洗車機
26日前
エムケー精工株式会社
洗車装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
個人
16日前
井関農機株式会社
作業車両
1日前
株式会社小糸製作所
表示装置
26日前
個人
燃料容器の空気制御構造
1か月前
トヨタ自動車株式会社
移動体
2か月前
有限会社古賀設計
全方向移動型車輪
2か月前
個人
視認ペダル操作システム
26日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社クボタ
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用室内除菌装置
1か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
2か月前
極東開発工業株式会社
荷役車両
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
12日前
新明和工業株式会社
リアバンパ
1か月前
個人
車両用タイヤのトレッド部
2か月前
新明和工業株式会社
リアバンパ
1か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
21日前
大成建設株式会社
警報装置
2か月前
有限会社ツカサオート
車両用荷室
20日前
有限会社ツカサオート
車両用荷室
20日前
続きを見る