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公開番号2022175154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-25
出願番号2021081359
出願日2021-05-13
発明の名称電磁ブレーキ付き電動モータ
出願人株式会社豊田自動織機
代理人
主分類H02K 7/102 20060101AFI20221117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータから電磁ブレーキへ貫通する通風口を有するモータエンドブラケットであっても電磁ブレーキに対する確実な防水を可能とする電磁ブレーキ付き電動モータの提供にある。
【解決手段】エンドブラケット22は、電動モータ本体11から電磁ブレーキ14へ向けて貫通する通風口37を有し、エンドブラケット22と電磁ブレーキ14との間に介在され、エンドブラケット22と電磁ブレーキ14とにより挟圧される有孔プレート61と、有孔プレート61の電磁ブレーキ14側の面に設けられ、電磁ブレーキ14と密接する第1環状シール部材62と、有孔プレート61のエンドブラケット22側の面に設けられ、エンドブラケット22と密接する第2環状シール部材63と、を備える。第1環状シール部材62は、通孔口37よりも径方向の外側に位置し、第2環状シール部材63は、通風口37よりも径方向の中心側に位置する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロータおよびステータを有する電動モータ本体と、
前記電動モータ本体の出力側端部の反対側の反出力側端部を覆うエンドブラケットと、
前記エンドブラケットに固定され、前記ロータの回転を制動する電磁ブレーキと、を備えた電磁ブレーキ付き電動モータにおいて、
前記エンドブラケットは、前記電動モータ本体から前記電磁ブレーキへ向けて貫通する通風口を有し、
前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとの間に介在され、前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとにより挟圧される有孔プレートと、
前記有孔プレートの電磁ブレーキ側の面に設けられ、前記電磁ブレーキと密接する第1環状シール部材と、
前記有孔プレートのエンドブラケット側の面に設けられ、前記エンドブラケットと密接する第2環状シール部材と、を備え、
前記第1環状シール部材は、前記通風口よりも径方向の外側に位置し、
前記第2環状シール部材は、前記通風口よりも径方向の中心側に位置することを特徴とする電磁ブレーキ付き電動モータ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記エンドブラケットは、前記通風口の径方向の外側に形成される段差部を備え、
前記段差部は、前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとの間に間隙を形成し、
前記有孔プレートは、前記間隙に配置されることを特徴とする請求項1記載の電磁ブレーキ付き電動モータ。
【請求項3】
前記第1環状シール部材および前記第2環状シール部材は、前記有孔プレートに貼着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電磁ブレーキ付き電動モータ。
【請求項4】
前記第1環状シール部材および前記第2環状シール部材は、スポンジゴムにより形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の電磁ブレーキ付き電動モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、電磁ブレーキ付き電動モータに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電磁ブレーキ付き電動モータの従来技術としては、例えば、特許文献1に開示されたブレーキ付モータが知られている。特許文献1に開示されたブレーキ付モータは、筒状のモータフレームと、モータフレームの軸方向の一端側(負荷側)にギアブラケットを介して接続されるギアヘッドと、モータフレームの他端側(反負荷側)にモータブラケットを介して接続されるファンカバーと、ファンカバー内でモータブラケットとファンとの間に設けられるブレーキと、モータフレームの上面に設置された端子箱とを備えている。モータブラケットの反負荷側の面に、ブレーキフィールドを保持してブレーキの外側を覆う短筒状の防水スペーサがボルト止めされて、モータブラケットと防水スペーサとの接触面には、Oリングが設けられている。モータブラケットの負荷側でモータ軸の貫通部分には、オイルシールが設けられている。
【0003】
また、別の従来技術としては、例えば、特許文献2に開示された電磁ブレーキ付き車両用モータが知られている。特許文献2の電磁ブレーキ付き車両用モータは、モータケースからの回転軸の突出部を囲む状態でモータケースから突出した位置決め凸部を有する。また、この電磁ブレーキ付き車両用モータは、位置決め凸部を取り囲む円環状の位置決め部材を備える。位置決め部材は、ブレーキステータの内周部に凹設された位置決め凹部の内側に隙間嵌めされている。そして、電磁ブレーキ付き車両用モータは、回転軸の軸方向に沿って位置決め部材と位置決め凹部とに挟まれているシールリングを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-150662号公報
特開2017-73949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のような電磁ブレーキ付き電動モータでは、モータエンドブラケット(モータブラケット)がモータの端部を密閉するように覆うブラケットであり、モータから電磁ブレーキへ貫通する通風口を有するモータエンドブラケットでは、電磁ブレーキに対する防水は不可能である。また、特許文献1のような電磁ブレーキ付き電動モータでは、モータエンドブラケットと電磁ブレーキとの間に防水のためスペーサを介在するので、スペーサを介在した分だけ回転軸の軸方向のスペースが拡大し、電磁ブレーキ付き電動モータの大型化を招く。
【0006】
また、特許文献2の電磁ブレーキ付き車両用モータでは、シールリングを備える位置決め部材を用いて電磁ブレーキへの浸水を抑制できるものの、ボルトを用いて位置決め部材をモータケースに固定する必要がある。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、モータから電磁ブレーキへ貫通する通風口を有するモータエンドブラケットであっても電磁ブレーキに対する確実な防水を可能とする電磁ブレーキ付き電動モータの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明は、ロータおよびステータを有する電動モータ本体と、前記電動モータ本体の出力側端部の反対側の反出力側端部を覆うエンドブラケットと、前記エンドブラケットに固定され、前記ロータの回転を制動する電磁ブレーキと、を備えた電磁ブレーキ付き電動モータにおいて、前記エンドブラケットは、前記電動モータ本体から前記電磁ブレーキへ向けて貫通する通風口を有し、前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとの間に介在され、前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとにより挟圧される有孔プレートと、前記有孔プレートの電磁ブレーキ側の面に設けられ、前記電磁ブレーキと密接する第1環状シール部材と、前記有孔プレートのエンドブラケット側の面に設けられ、前記エンドブラケットと密接する第2環状シール部材と、を備え、前記第1環状シール部材は、前記通風口よりも径方向の外側に位置し、前記第2環状シール部材は、前記通風口よりも径方向の中心側に位置することを特徴とする。
【0009】
本発明では、有孔プレートがエンドブラケットと電磁ブレーキとの間に介在され、エンドブラケットと電磁ブレーキとにより挟圧される。第1環状シール部材は、電磁ブレーキと密接し、第2環状シール部材はエンドブラケットと密接するので、エンドブラケットと電磁ブレーキとの間に浸入する水分は、第1環状シール部材および第2環状シール部材に妨げられる。その結果、電動モータ本体から電磁ブレーキへ向けて開口する通風口を有しているエンドブラケットであっても、電磁ブレーキに対する確実な防水が可能となる。
【0010】
また、上記の電磁ブレーキ付き電動モータにおいて、前記エンドブラケットは、前記通風口の径方向の外側に形成される段差部を備え、前記段差部は、前記エンドブラケットと前記電磁ブレーキとの間に間隙を形成し、前記有孔プレートは、前記間隙に配置される構成としてもよい。
この場合、エンドブラケットの段差部によりエンドブラケットと電磁ブレーキとの間に間隙が形成される。有孔プレートはエンドブラケットと電磁ブレーキとの間の間隙に配置される。有孔プレートが配置されても電磁ブレーキ付き電動モータの回転軸の軸方向にスペースが拡大することはなく、電磁ブレーキ付き電動モータの大型化を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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