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公開番号2022174966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-25
出願番号2021081045
出願日2021-05-12
発明の名称多目的車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60P 1/04 20060101AFI20221117BHJP(車両一般)
要約【課題】荷台を三方ダンプ可能に備える多目的車両を提供する。
【解決手段】荷台8に複数の後連結部10aが設けられ、車体に複数の後支持部10bが設けられている。後支持部10bは、後連結部10aの連結状態と連結解除状態とに切り換えられ、連結状態にて、荷台8を後ダンプ軸芯P1の周りで上下揺動可能に支持する。荷台8に複数の左連結部11aが設けられ、車体に複数の左支持部11bが設けられている。左支持部11bは、左連結部11aの連結状態と連結解除状態とに切換えられ、連結状態にて、荷台8を左ダンプ軸芯P2の周りで上下揺動可能に支持する。荷台8に複数の右連結部12aが設けられ、車体に複数の右支持部12bが設けられている。右支持部12bは、右連結部12aの連結状態と連結解除状態とに切換えられ、連結状態にて、荷台8を右ダンプ軸芯P3の周りで上下揺動可能に支持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
運転部と、
前記運転部の後方に設けられた荷台と、
前記荷台を車体の後部において車体横幅方向に延びる後ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する後ダンプ支持部と、
前記荷台を前記車体の左横側部において車体前後方向に延びる左ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する左ダンプ支持部と、
前記荷台を前記車体の右横側部において車体前後方向に延びる右ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する右ダンプ支持部と、が備えられ、
前記後ダンプ支持部は、前記荷台の後下部に車体横幅方向に並ぶ状態で設けられた複数の後連結部と、前記後連結部に連結される連結状態と前記後連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切り換え可能な状態で車体横幅方向に並ぶ状態で前記車体の後部に設けられ、前記連結状態において、前記後ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の後支持部と、を有し、
前記左ダンプ支持部は、前記荷台の左横下部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられた複数の左連結部と、前記左連結部に連結される連結状態と前記左連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切換え可能な状態で前記車体の左横側部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられ、前記連結状態において、前記左ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の左支持部と、を有し、
前記複数の左連結部のうちの最も後の前記左連結部は、前記複数の後連結部のうちの最も左の前記後連結部とは別に設けられ、前記複数の左支持部のうちの最も後の前記左支持部は、前記複数の後支持部のうちの最も左の前記後支持部とは別に設けられ、
前記右ダンプ支持部は、前記荷台の右横下部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられた複数の右連結部と、前記右連結部に連結される連結状態と前記右連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切換え可能な状態で前記車体の右横側部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられ、前記連結状態において、前記右ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の右支持部と、を有し、
前記複数の右連結部のうちの最も後の前記右連結部は、前記複数の後連結部のうちの最も右の前記後連結部とは別に設けられ、前記複数の右支持部のうちの最も後の前記右支持部は、前記複数の後支持部のうちの最も右の前記後支持部とは別に設けられている多目的車両。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記後連結部および前記後支持部に取付けられて前記後支持部を前記連結状態に切り換え、前記後連結部および前記後支持部の少なくとも一方から取り外されて前記後支持部を前記連結解除状態に切り換える後連結ピンが備えられ、
前記左連結部および前記左支持部に取付けられて前記左支持部を前記連結状態に切り換え、前記左連結部および前記左支持部の少なくとも一方から取り外されて前記左支持部を前記連結解除状態に切り換える左連結ピンが備えられ、
前記右連結部および前記右支持部に取付けられて前記右支持部を前記連結状態に切り換え、前記右連結部および前記右支持部の少なくとも一方から取り外されて前記右支持部を前記連結解除状態に切り換える右連結ピンが備えられている請求項1に記載の多目的車両。
【請求項3】
前記荷台と前記車体とに連結され、前記荷台を前記後ダンプ軸芯、前記左ダンプ軸芯および前記右ダンプ軸芯のそれぞれを揺動支点にしてダンプするシリンダを備えている請求項1または2に記載の多目的車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転部と、前記運転部の後方に設けられた荷台と、が備えられた多目的車両に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
上記した多目的車両には、特許文献1に示されるように、荷台を一方向だけにダンプ可能に備えられたものがある。
【0003】
特許文献2に、荷台を三方向にダンプ可能に構成することが示されている。
すなわち、車体フレームの前端側に、車体左右方向に向いた第1軸芯周りで揺動自在な荷台支持部材が設けられ、荷台支持部材の一端側に第1荷台枢支部が設けられ、荷台支持部材の他端側に第2荷台枢支部が設けられ、荷台支持部材よりも車体後側において、車体の横一端側に第3荷台枢支部が設けられ、車体の横他端側に第4荷台枢支部が設けられている。
第1荷台枢支部および第2荷台枢支部は、荷台に設けた支軸と、支軸に対する連結および連結解除が可能な状態で荷台支持部材に設けた第1フック、第2フックと、を備え、荷台を連結する状態と荷台連結を解除する状態とに変更可能に構成されている。
第3荷台枢支部および第4荷台枢支部は、荷台に設けた支軸と、支軸に対する連結および連結解除が可能な状態で車体フレームに設けた第3フック、第4フックとを備え、荷台を連結する状態と荷台連結を解除する状態とに変更可能に構成されている。
荷台を第1および第2荷台枢支部に連結して車体前側の車体横向きの第1軸芯周りでダンプ揺動させ、荷台を第1および第3荷台枢支部に連結して車体横一端側の前後向きの第2軸芯周りでダンプ揺動させ、荷台を第2および第4荷台枢支部に連結して車体横他端側の前後向きの第3軸芯周りでダンプ揺動させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-53953号公報
実開昭59-4342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、多目的車両においては、荷台を一方向だけにしかダンプできないので、荷台をダンプして荷物を降ろすとき、荷台のダンプ方向によって決まる特定の停車向きでしか車体を止めることができず、荷台を三方向にダンプ可能に備えることが要望されている。
【0006】
従来の技術の場合、荷台を車体左右向きの第1軸芯の周りでダンプするとき、および、荷台を車体前後向きの第2軸芯の周りでダンプするときの両方において、第1荷台枢支部を連結状態にする必要があるが、荷台を第2軸芯の周りでダンプさせるとき、第1荷台枢支部は、荷台を第1軸芯の周りでダンプさせるときに連結状態にするものであるという考えをし、第1荷台枢支部を連結解除状態に誤って切り換えてしまい易い。また、荷台を車体左右向きの第1軸芯の周りでダンプするとき、および、荷台を車体前後向きの第3軸芯の周りでダンプするときの両方において、第2荷台枢支部を連結状態にする必要があるが、荷台を第3軸芯の周りでダンプさせるとき、第2荷台枢支部は、荷台を第1軸芯の周りでダンプさせるときに連結状態にするものであるという考えをし、第2荷台枢支部を連結解除状態に誤って切り換えてしまい易い。また、各荷台枢支部に連係する一つの操作レバーによって各荷台枢支部を連結状態と連結解除状態とに切り換える操作機構を構成するに当り、荷台枢支部と操作レバーとを連結する連結構造が複雑になるので操作機構が大型化する。
【0007】
本発明は、荷台を三方にダンプできるのみならず、ダンプ方向を変更するときに誤操作され難くすることが可能であり、また、ダンプ方向を切り換える操作機構の小型化を図ることが可能である多目的車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による多目的車両は、
運転部と、
前記運転部の後方に設けられた荷台と、
前記荷台を車体の後部において車体横幅方向に延びる後ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する後ダンプ支持部と、
前記荷台を前記車体の左横側部において車体前後方向に延びる左ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する左ダンプ支持部と、
前記荷台を前記車体の右横側部において車体前後方向に延びる右ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能に支持する右ダンプ支持部と、が備えられ、
前記後ダンプ支持部は、前記荷台の後下部に車体横幅方向に並ぶ状態で設けられた複数の後連結部と、前記後連結部に連結される連結状態と前記後連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切り換え可能な状態で車体横幅方向に並ぶ状態で前記車体の後部に設けられ、前記連結状態において、前記後ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の後支持部と、を有し、
前記左ダンプ支持部は、前記荷台の左横下部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられた複数の左連結部と、前記左連結部に連結される連結状態と前記左連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切換え可能な状態で前記車体の左横側部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられ、前記連結状態において、前記左ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の左支持部と、を有し、
前記複数の左連結部のうちの最も後の前記左連結部は、前記複数の後連結部のうちの最も左の前記後連結部とは別に設けられ、前記複数の左支持部のうちの最も後の前記左支持部は、前記複数の後支持部のうちの最も左の前記後支持部とは別に設けられ、
前記右ダンプ支持部は、前記荷台の右横下部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられた複数の右連結部と、前記右連結部に連結される連結状態と前記右連結部に対する連結が解除される連結解除状態とに切換え可能な状態で前記車体の右横側部に車体前後方向に並ぶ状態で設けられ、前記連結状態において、前記右ダンプ軸芯を揺動支点にして前記荷台を上下揺動可能に支持する複数の右支持部と、を有し、
前記複数の右連結部のうちの最も後の前記右連結部は、前記複数の後連結部のうちの最も右の前記後連結部とは別に設けられ、前記複数の右支持部のうちの最も後の前記右支持部は、前記複数の後支持部のうちの最も右の前記後支持部とは別に設けられている。
【0009】
本構成によると、後支持部を連結状態に切り換え、左支持部および右支持部を連結解除状態に切り換えると、荷台が後ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能な状態で支持される。左支持部を連結状態に切り換え、右支持部および後支持部を連結解除状態に切り換えると、荷台が左ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能な状態で支持される。右支持部を連結状態に切り換え、右支持部をおよび後支持部を連結解除状態に切り換えると、荷台が右ダンプ軸芯を揺動支点にしてダンプ可能な状態で支持されるので、後ダンプ軸芯が揺動支点になるダンプ方向、左ダンプ軸芯が揺動支点になるダンプ方向、および、右ダンプ軸芯が揺動支点になるダンプ方向、すなわち三方向に荷台をダンプすることができる。
【0010】
荷台のダンプ方向を後ダンプ軸芯が揺動支点になる方向に変更するとき、後支持部のみを連結状態に切り換えればよく、荷台のダンプ方向を左ダンプ軸芯が揺動支点になる方向に変更するとき、左支持部のみを連結状態に切り換えればよく、荷台のダンプ方向を右ダンプ軸芯が揺動支点になる方向に変更するとき、右支持部のみを連結状態に切り換えればよいので、荷台のダンプ方向を変更するに当り、変更目標のダンプ方向に対応する後支持部あるいは左支持部あるいは右支持部が連結解除状態にされてしまう誤操作を行われ難くできる。また、後支持部、左支持部および右支持部を一つの操作レバーによって連結状態と連結解除状態とに切り換える操作機構を構成するのに、後支持部、左支持部および右支持部のそれぞれに対して操作レバーを従来に比して簡素な構造の連結構造によって連結すればよいので、操作機構を小型化することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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