TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022174847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-25
出願番号2021080838
出願日2021-05-12
発明の名称フィルム
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08L 77/10 20060101AFI20221117BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】無色透明性と低吸湿性に優れる、フィルムを提供すること。
【解決手段】芳香族ポリアミド、芳香族ポリイミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とし、特定のクロロヒドリン構造を有する化合物を含有するフィルムとする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
芳香族ポリアミド、芳香族ポリイミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とするフィルムであって、下記化学式(I)または(II)で示されるクロロヒドリン構造を有する化合物を含有するフィルム。
化学式(I):
TIFF
2022174847000011.tif
25
170


、R

は-H以外の任意の基であり、R
3
、R
4
は任意の基である。
化学式(II):
TIFF
2022174847000012.tif
27
170

5
は炭素数3以上からなる基であり、R
6
、R
7
は任意の基である。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記クロロヒドリン構造を有する化合物の含有量がフィルム全体に対して0.1~10.0質量%である請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とするフィルムであって、前記芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドが、下記化学式(III)~(VI)のいずれかで示される構造単位を有する、請求項1または2に記載のフィルム。
化学式(III):
TIFF
2022174847000013.tif
33
170


、R

は、-H、炭素数1~5の脂肪族基、-CF

、-CCl

、-OH、-F、-Cl、-Br、-OCH

、シリル基、または芳香環を含む基である。
化学式(IV):
TIFF
2022174847000014.tif
33
170

10
は、Siを含む基、Pを含む基、Sを含む基、ハロゲン化炭化水素基、芳香環を含む基、またはエーテル結合を含む基(ただし、分子内において、これらの基を有する構造単位が混在していてもよい)である。
化学式(V):
TIFF
2022174847000015.tif
32
170

11
は任意の基である。
化学式(VI):
TIFF
2022174847000016.tif
27
170

12
は任意の芳香族基、または任意の脂環族基である。
【請求項4】
芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とするフィルムであって、前記芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドが、下記化学式(VII)で示される構造単位を有する、請求項1または2に記載のフィルム。
化学式(VII):
TIFF
2022174847000017.tif
36
170

13
は任意の基である。
【請求項5】
ヘイズ値が0.0~2.0%である、請求項1~4のいずれかに記載のフィルム。
【請求項6】
YI値が0.1~3.0である、請求項1~5のいずれかに記載のフィルム。
【請求項7】
吸湿率が0.0~1.8質量%である、請求項1~6のいずれかに記載のフィルム。
[吸湿率の測定方法]
120℃で3時間加熱してフィルムを脱湿した後、窒素雰囲気下で25℃まで降温する。25℃に降温された時点のフィルム質量をW0とし、次いで、フィルムを25℃で75RH%の雰囲気下に48時間静置し、その後の質量をW1とし、以下の式を用いて吸湿率を求める。
吸湿率(質量%)=((W1-W0)/W0)×100

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、芳香族ポリアミド、芳香族ポリイミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とするフィルムに関するものであり、特にフレキシブルディスプレイ材料、フレキシブルセンサ基板、透明フレキシブルプリント回路基板などとして好適に使用できるフィルムに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、携帯性や意匠性の自由度などの点から、従来ガラス基板が用いられてきた部材に透明樹脂フィルムを用いることによる、フレキシブルなディスプレイ、センサ、回路基板の開発が活発に進んでいる。
【0003】
このような透明樹脂として、剛性や耐熱性などの観点からポリイミド、芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドなどが検討されており、例えば特許文献1や2に、これらの樹脂を無色透明化したものが開示されている。
【0004】
一方、例えば特許文献3に、剛性や耐熱性に優れ、かつ透明な芳香族ポリアミドフィルムが開示されている。また、例えば特許文献4に、透明性とヤング率に優れた芳香族ポリアミドまたは芳香族ポリアミドイミドフィルムが得られる溶液が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-203146号公報
特開2016-145332号公報
特開2009-79210号公報
特願2020-97732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1や2に開示されている樹脂は、無色透明化や加工性(溶媒への溶解性や製膜性)向上のために分子構造が設計されているところ、かかる分子構造が原因となり得る吸湿率が高いことや、剛性や寸法安定性が低いことが課題である。
【0007】
また、特許文献3に開示の芳香族ポリアミドは、無機塩なしでは溶媒へ溶解しないか、溶解しても製膜時に透明性が損なわれるため、無機塩などを含む溶液から製膜されている。この場合、製膜工程中に無機塩を除去する、洗浄(通常、水あるいは溶媒洗浄)工程などを必要とするため、デバイスの製造工程によってはフィルムが得られないことがある。また、吸湿率が高いことも課題である。
【0008】
また、特許文献4に記載の溶液から得られるフィルムは、フィルムに含有する末端にクロロヒドリン構造を有する化合物の構造に起因して吸湿性が高くなったり、YI値やヘイズ値が悪くなったりすることが課題である。
【0009】
本発明は、無色透明性と低吸湿性に優れる、芳香族ポリアミド、芳香族ポリイミドまたは芳香族ポリアミドイミドを主成分とするフィルムであって、1,2-二置換クロロヒドリンを含有するフィルムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明は、以下を特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイート
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
モジュール
13日前
東レ株式会社
多孔質フィルム
13日前
東レ株式会社
蛇口直結型浄水器
20日前
東レ株式会社
分離膜モジュール
20日前
東レ株式会社
炭素繊維束およびその製造方法
1日前
東レ株式会社
光起電力素子の製造方法および光起電力素子
20日前
東レ株式会社
制電性および吸湿性に優れた海島型複合繊維
8日前
東レ株式会社
二軸配向ポリエステルフィルム、および積層体
8日前
東レ株式会社
サイジング剤含有炭素繊維束およびその製造方法
19日前
東レ株式会社
化合物、それを用いた発光素子および色変換組成物
15日前
東レ株式会社
樹脂接合体の製造方法および樹脂接合体の製造装置
13日前
東レ株式会社
化合物、それを用いた発光素子および色変換組成物
15日前
東レ株式会社
複合半透膜
15日前
東レ株式会社
複合半透膜
15日前
東レ株式会社
複合半透膜
15日前
東レ株式会社
シート、それを含む繊維製品および雑貨並びにシートの製造方法
8日前
東レ株式会社
樹脂膜、その製造方法、樹脂組成物およびディスプレイの製造方法
8日前
東レ株式会社
trans,trans-ムコン酸又はそのアルキルエステルの製造方法
7日前
東レ株式会社
塗布膜の処理方法および処理装置、ならびに塗布膜付きパターン基板の製造方法
19日前
東レ株式会社
生体試料中のマイクロRNAの検出方法、中性アミノ酸の塩酸塩の組成物および容器
今日
東レ株式会社
樹脂組成物、それを用いたシート状組成物、硬化物、積層体、積層部材、ウエハ保持体、および半導体製造装置
19日前
東レ株式会社
粉末組成物、粉末組成物を用いて粉末床溶融結合方式によって三次元造形物を製造する方法、および三次元造形物
13日前
東レ株式会社
粉末組成物、粉末組成物を用いて粉末床溶融結合方式によって三次元造形物を製造する方法、および三次元造形物
13日前
東レ株式会社
化合物、それを用いた発光素子材料、発光素子、色変換組成物、色変換シート、光学ユニット、表示装置および照明装置
15日前
東レ株式会社
化合物、それを用いた発光素子材料、発光素子、色変換組成物、色変換シート、光学ユニット、表示装置および照明装置
15日前
東レ株式会社
高圧水素に触れる射出成形品用のポリアミド樹脂組成物、ならびにそれを用いた射出成形品、高圧水素用タンクライナー、および高圧水素用タンク
14日前
個人
立体造形硬化物
3か月前
ユニチカ株式会社
筐体
13日前
東レ株式会社
フィルム
21日前
東レ株式会社
フィルム
2か月前
東ソー株式会社
組成物
2か月前
株式会社日本触媒
抽出剤
2か月前
東レ株式会社
多孔質フィルム
13日前
東亞合成株式会社
硬化型組成物
1か月前
株式会社日本触媒
重合体含有組成物
20日前
JNC株式会社
シリコーン樹脂組成物
13日前
続きを見る