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公開番号2022174765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-25
出願番号2021080709
出願日2021-05-12
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 9/097 20060101AFI20221117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】優れたグロス及び帯電維持性を示した上で、薄紙コート紙においても優れた定着分離性を示すトナー。
【解決手段】結着樹脂及び水溶性多価金属塩を含有するトナー粒子を有するトナーであって、該結着樹脂の主成分が酸価1.0~30.0mgKOH/gのポリエステル樹脂であり、該水溶性多価金属塩が、特定の金属の塩化物、硝酸塩又は硫酸塩であり、該水溶性多価金属塩は25℃における水への溶解度が30~200g/100mLであり、該トナーの断面観察において、該水溶性多価金属塩に由来するドメインの全面積のうち、特定の面積を有するドメインの面積の割合が80~100面積%であり、該ドメインの全面積の割合をAt(面積%)とし、該トナーの蛍光X線分析で検出される原子に対する該多価金属原子の割合をFm(atomic%)としたとき下記式を満たすトナー。
0.02≦At/Fm≦0.10
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂、及び水溶性多価金属塩を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
該結着樹脂の主成分が、ポリエステル樹脂であり、
該ポリエステル樹脂の酸価が、1.0mgKOH/g以上30.0mgKOH/g以下であり、
該水溶性多価金属塩における多価金属が、Mg、Ca、Al、Fe及びZnからなる群より選択される少なくとも一の金属であり、
該水溶性多価金属塩が、該多価金属の、塩化物、硝酸塩又は硫酸塩であり、
該水溶性多価金属塩は25℃における水への溶解度が、30g/100mL以上200g/100mL以下であり、
透過型電子顕微鏡を用いた該トナーの断面観察において、該水溶性多価金属塩に由来するドメインの全面積のうち、0.002μm

以上0.050μm

以下の面積を有する該水溶性多価金属塩に由来するドメインの面積の割合が、80面積%以上100面積%以下であり、
該トナー粒子の断面の全面積のうち該水溶性多価金属塩に由来するドメインの全面積の割合をAt(面積%)とし、該トナーの蛍光X線分析で検出される原子に対する該多価金属原子の割合をFm(atomic%)としたとき、下記式(1)を満たすことを特徴とするトナー。
0.02≦At/Fm≦0.10 ・・・(1)
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
透過型電子顕微鏡を用いた前記トナーの断面観察において、前記トナー粒子の全面積のうち、0.002μm

以上0.050μm

以下の面積を有する前記水溶性多価金属塩に由来するドメインの面積の割合が、0.10面積%以上5.00面積%以下である請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
前記トナーの95℃におけるひずみ応力プロファイルにおいて、ひずみ200%における応力が、20kPa以上40kPa以下である請求項1又は2に記載のトナー。
【請求項4】
前記水溶性多価金属塩における前記多価金属が、Mg、Ca及びAlからなる群から選択される少なくとも一である請求項1~3のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項5】
前記水溶性多価金属塩が、前記多価金属の硫酸塩である請求項1~4のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項6】
前記ポリエステル樹脂の酸価が5.0mgKOH/g以上25.0mgKOH/g以下である請求項1~5のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項7】
0.002μm

以上0.050μm

以下の面積を有する前記水溶性多価金属塩に由来する前記ドメインの面積割合が、前記水溶性多価金属塩に由来する前記ドメインの全面積のうち、90面積%以上100面積%以下である請求項1~6のいずれか一項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真方式、静電記録方式、及び、静電印刷方式などに用いられるトナーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式のフルカラー複写機が広く普及するに従い、更なる高速化、高画質化はもちろんのこと、省エネルギー性能、スリープ状態からの復旧時間短縮、多種多様なメディアへの対応など、付加的な性能の向上も要求されている。
【0003】
具体的には、印刷市場では、幅広いメディア(紙種)に対応しながら、高速、高画質、及び高生産性が要求されるようになってきている。例えば、厚紙から薄紙へ紙種が変更されても、紙種に合わせたプロセススピードの変更や定着器の加熱設定温度の変更を行わずに印刷が継続可能な、メディア等速性が求められている。優れたメディア等速性を得るという観点から、トナーには低温から高温まで幅広い温度範囲で適正に定着を完了することが求められている。そこで、特許文献1では、定着分離性の向上のためにトナーバインダーに架橋粒子を用いる方法が提案されている。
【0004】
一方、多様なメディアに対して高品位な画像を提供することも求められている。デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯端末等によって取り込まれた画像データやポスター等のグラフィック画像を出力する際には、コート紙・アート紙のようなグロスの高い紙が用いられる。そのような高グロスのメディアに画像を出力した場合、画像のグロスが紙グロスに対して低いと、画像が沈んだ印象を受け、画質・質感を損なうことになる。したがって、このような用途に対しては、高グロスの画像を形成する必要がある。そこで、特許文献2では、グロス向上のために結晶性樹脂を添加したトナーが提案されている。
【0005】
さらに、スリープ状態からの復旧時間を短縮可能なトナーとして、長時間のスリープ状態を通して帯電量の変化が少ない、帯電維持性に優れたトナーが求められている。そこで、特許文献3では、結晶性樹脂の分子運動性が抑制され、優れた帯電維持性を示すトナーが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-034013号公報
特開2014-032242号公報
特開2019-219640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のトナーは、定着ニップ出口のような大変形時に、歪み硬化性を発揮し、粘度が上昇し、定着フィルムとの接触面積が小さくなるため、定着分離性の向上が可能となる。しかしながら、トナーの架橋密度を大きくして、トナーの粘度を高めることによって、定着画像表面に凹凸が形成され、グロスが低下する場合がある。
【0008】
一方、特許文献2に記載のトナーは、結晶性樹脂の溶融速度を制御することにより、幅広い温度領域にわたり高く安定したグロスを発揮できる。しかしながら、結晶性樹脂は非晶性樹脂に比べて体積抵抗が低いため、電荷の漏えいが生じやすい傾向にある。そのため、結晶性樹脂を結着樹脂として用いたトナーにおいては、帯電維持性が劣る場合がある。
【0009】
また、特許文献3に記載のトナーは、結晶性樹脂の分子運動性が抑制され、優れた帯電維持性を示すことが可能である。しかしながら、極性の大きく異なる二種以上のモノマーユニットがブロック状に重合されている結晶性樹脂を用いた場合、結晶性樹脂とワックスが相溶し、定着時のワックスの染み出しが抑制される傾向にある。そのため、定着分離性が劣る場合がある。
【0010】
以上のことから、定着分離性、高グロス、及び帯電維持性のすべてを満足することは困難であった。そこで、優れたグロス及び帯電維持性を示した上で、薄紙コート紙においても優れた定着分離性を示すトナーの開発が急務となっている。本開示は、優れたグロス及び帯電維持性を示した上で、薄紙コート紙においても優れた定着分離性を示すトナーを提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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