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公開番号2022174562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-24
出願番号2021080441
出願日2021-05-11
発明の名称液体を吐出する装置及び液体を吐出する方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20221116BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置休止時に液体吐出ヘッドのノズルにインク固着が生じることを抑え、耐ブロッキング性を損なうことを抑制できる液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】第1のインク及び第2のインクと、インクを記録媒体に吐出する液体吐出ヘッド4aと、前記液体吐出ヘッドへのインクの供給を制御する制御手段30と、を有する液体を吐出する装置であって、前記第1のインクと前記第2のインクは同色であり、前記第1のインクの乾燥性は前記第2のインクの乾燥性よりも低く、印刷開始前及び印刷終了後は前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクが充填され、前記制御手段は、印刷開始に伴って前記液体吐出ヘッドに前記第2のインクの供給を開始し、印刷終了前に前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクの供給を開始する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のインク及び第2のインクと、
インクを記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドへのインクの供給を制御する制御手段と、を有する液体を吐出する装置であって、
前記第1のインクと前記第2のインクは同色であり、
前記第1のインクの乾燥性は前記第2のインクの乾燥性よりも低く、
印刷開始前及び印刷終了後は前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクが充填され、
前記制御手段は、印刷開始に伴って前記液体吐出ヘッドに前記第2のインクの供給を開始し、印刷終了前に前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクの供給を開始することを特徴とする液体を吐出する装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1のインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が200mPa・s以下であり、
前記第2のインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が200mPa・sより大きいことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項3】
前記第1のインクの15msecにおける動的表面張力と、前記第2のインクの15msecにおける動的表面張力との差が0.50mN/m以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体を吐出する装置。
【請求項4】
前記液体吐出ヘッドの下流側に前記記録媒体を乾燥する乾燥手段を有し、
前記第1のインクを使用して印刷するときの前記乾燥手段の乾燥温度は、前記第2のインクを使用して印刷するときの前記乾燥手段の乾燥温度よりも高いことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
【請求項5】
前記第1のインクを使用して印刷するときの前記記録媒体の搬送速度は、前記第2のインクを使用して印刷するときの前記記録媒体の搬送速度よりも遅いことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
【請求項6】
第1のインクセット及び第2のインクセットと、
インクを記録媒体に吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドへのインクの供給を制御する制御手段と、を有する液体を吐出する装置であって、
前記第1のインクセットと前記第2のインクセットは、それぞれ対応する同じ色のインクを少なくとも一つずつ有し、
前記第1のインクセットと前記第2のインクセットにおける、それぞれ対応する同じ色のインク同士を比較したときに、前記第1のインクセットのインクの乾燥性は、前記第2のインクセットのインクの乾燥性よりも低く、
印刷開始前及び印刷終了後は前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクセットのインクが充填され、
前記制御手段は、印刷開始に伴って前記液体吐出ヘッドに前記第2のインクセットのインクの供給を開始し、印刷終了前に前記液体吐出ヘッドに前記第1のインクセットのインクの供給を開始することを特徴とする液体を吐出する装置。
【請求項7】
前記第1のインクセット及び前記第2のインクセットは、それぞれブラックインク、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを有し、
前記第1のインクセットのブラックインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が200mPa・s以下であり、
前記第1のインクセットのシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が100mPa・s以下であり、
前記第2のインクセットのブラックインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が200mPa・sより大きく、
前記第2のインクセットのシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクは、該インクの40質量%が減少した際の粘度(測定温度25℃)が100mPa・sより大きいことを特徴とする請求項6に記載の液体を吐出する装置。
【請求項8】
前記第1のインクセットのインクと前記第2のインクセットのインクの15msecにおける動的表面張力の差において、前記第1のインクセットと前記第2のインクセットの同色のインクそれぞれの差が0.50mN/m以下であることを特徴とする請求項6又は7に記載の液体を吐出する装置。
【請求項9】
前記液体吐出ヘッドの下流側に前記記録媒体を乾燥する乾燥手段を有し、
前記第1のインクセットのインクを使用して印刷するときの前記乾燥手段の乾燥温度は、前記第2のインクセットのインクを使用して印刷するときの前記乾燥手段の乾燥温度よりも高いことを特徴とする請求項6~8のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
【請求項10】
前記第1のインクセットのインクを使用して印刷するときの前記記録媒体の搬送速度は、前記第2のインクセットのインクを使用して印刷するときの前記記録媒体の搬送速度よりも遅いことを特徴とする請求項6~9のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を吐出する装置及び液体を吐出する方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方式は、微細なノズルから少量のインク液滴を飛翔させて紙などの記録媒体に付着させて文字や画像を記録方式であり、低騒音、プロセスが簡便かつカラー化が容易であることから家庭用プリンターとして広く普及している。
【0003】
近年、インクジェット記録方式は、可変印刷や幅広いメディア対応可能といった利点から、商用印刷としても拡大している。商用印刷においては、多種多様な紙に対して印字を行っている。その紙としては大きく分けて普通紙とコート紙に分けられ、普通紙のOD(光学濃度)の確保と、コート紙の光沢性の確保とでは必要とされるインクの機能が異なっている。
【0004】
インクジェット記録方式において、要求される特性としては、例えば画像の色再現性、耐擦過性、耐久性、耐光性、画像の乾燥性、文字にじみ(フェザリング)、色境界にじみ(カラーブリード)、ビーディング、両面印刷性、吐出安定性などが挙げられる。これら全ての特性を満足することは非常に難しく、用途に応じて優先される特徴により、用いるインクが選択される。
【0005】
このような要求を達成するため、記録媒体表面にインクによる画像が形成された際にインク中の色材を定着するための材料を予め塗工した記録媒体や、表面に白色顔料や水溶性ポリマーを塗工した記録媒体が提案されている。しかし、特殊な処理を施す必要があることから高価であり、また写真画像出力等の特殊な用途に限定され、広く普及するには至っていない。
【0006】
そこで、一般的な記録媒体にも対応するため、記録媒体上に予め色材の凝集性を有する処理液を噴射、又は塗布し、その部分にインクを噴射して印字することにより、普通紙や印刷用塗工紙においても画像濃度や彩度を高くすることができるインクジェット記録方法が提案されている。
【0007】
また、産業印刷や産業印刷分野では、民生用印刷に比べ、高い生産性が求められるため、高速印刷が行われる。この高速印刷に対応するため、ラインヘッド方式の印刷ヘッドが開発されている。従来のシリアルヘッド方式ではヘッドを複数回動作させて印刷するのに対し、ラインヘッド方式ではヘッドを固定し、記録媒体だけを走査させるため高速印刷が可能となる。
【0008】
そのため、ラインヘッド用のインクとして、様々なインクが提案されている。例えば、従来よりもさらなる高速印刷を実現するために高揮発性溶剤をインクに添加することで、速乾性を向上させることが可能となる。しかしながら、高揮発性溶剤は、画像を乾燥定着させるための熱源のエネルギーが少なくて済むが、休止時でのノズルの乾燥が著しく速くなり、ノズル近傍でインクが固着しやすくなる。そのため画像欠損につながる。
【0009】
これに対して特許文献1では、インク流路の詰まりやノズルの詰まりを鑑み、吐出安定性に優れたインクセットを提案している。特許文献1におけるインクセットでは、記録用インク組成物と補助インク組成物の動粘度と表面張力が所定の関係を満たすようにしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、従来技術においては、装置休止時等、印刷がしばらく行われなかった場合に液体吐出ヘッドのノズルでインクが乾燥し、インク固着が生じる問題があった。ノズルでインク固着が生じると、吐出が良好に行えない問題が生じる他、画像品質が損なわれてしまう問題が生じる。
(【0011】以降は省略されています)

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