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公開番号2022173027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-11-17
出願番号2021101212
出願日2021-05-06
発明の名称電動アシスト車両
出願人アクテック株式会社
代理人
主分類B62K 5/01 20130101AFI20221110BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】複数乗員や大型荷物の積載が可能であり、且つ、操縦安定性が確保される電動アシスト車両を提供する。
【解決手段】前輪2本と後輪2本を備え、車両の前後方向に貫通する、第1ビームおよび第1ビームの下部右側および左側に配置された第2及び第3ビームを有し、さらに前記第1ビームと上面を同じくする前部および後部クロスメンバを構造的に結合することで構成されたメインフレームで前記車輪を保持し、前記メインフレームの第1ビームと前部および後部クロスメンバの上部にそれぞれ所定の高さで構造的に結合される前部及び後部平板状構造体を設け、前記の前部及び後部平板状構造体を乗員の着座面または荷物の積載面として使用する電動アシスト車両により、複数乗車や大物荷物運搬を可能としてかつ運転免許不要で高齢者にも安全な運転・乗車が可能な電動アシストの4輪車両を実現する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前輪2本と後輪2本を備え、車両の前後方向に貫通する、第1ビームおよび第1ビームの下部右側および左側に配置された第2および第3ビームを有し、さらに前記第1ビームと上面を同じくする前部および後部クロスメンバと前記前部及び後部クロスメンバと前記第2および第3ビームを構造的に結合することで構成されたメインフレームで前記車輪を保持し、前記メインフレームの第1ビームと前部および後部クロスメンバの上部にそれぞれ所定の高さで構造的に結合される前部及び後部平板状構造体を設け、前記平板状構造体を乗員用座席座面の設置面または荷物の積載面として使用する電動アシスト車両。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
後部平板状構造体の左右方向の片側にドライバー着座部と、後部平板状構造体のドライバー着座部と左右方向の反対側に第1乗員着座部と、第1乗員着座部の前方に向かい合うように設けられた第2乗員着座部をさらに備え、第1乗員着座部と第2乗員着座部は車両前後方向に対して外側に角度α傾いた方向を向いて設けられた、請求項1又は請求項2記載の電動アシスト車両。
【請求項3】
平板状構造体の上部に平板状構造体または前記フレームと結合して設けられ外装パネルや屋根を保持するフレームを設けた請求項1記載又は請求項2又は請求項3記載の電動アシスト車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は運転免許返納後の高齢者が運転可能、すなわち運転免許が不要な電動アシスト車両に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
社会の高齢化や高齢者が加害者となる交通事故報道を背景に、運転免許返納者数が急激な増加傾向を示し、2019年においては年間60万人に達している。
しかし、運転免許返納後の高齢者が運転可能、すなわち運転免許が不要で高齢者の運転に対しても安全性や乗降性が確保された乗り物において、免許返納以前に運転していた乗用車と同様に複数乗車が可能で荷物の運搬に適したものは無く、高齢者は運転免許の返納にともない、乗用車を利用することで得られていた利便性や複数乗車での移動による楽しさを放棄せざるを得ない現状にある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
運転免許返納後の高齢者が運転可能、すなわち運転免許が不要な乗り物として電動アシスト車両がある。既存の電動アシスト車両として、例えば、前1輪+後2輪の3人乗り3輪電動アシスト車両が用いられてきた。しかし特に下り坂での旋回時の操縦安定性確保、具体的には横転回避のためにホイールベースを大きくとる必要があり、後2輪のトレッド1mに対し、車両の全長が3mとなっている。このため、車両の小回りが利かない、車体重量の増加、保管スペースが大きいといった課題がある。
本発明は、運転免許不要、かつ、複数乗車や大物荷物の運搬を可能としながら、高齢者にも安全に運転・乗車が可能な乗り物として、駆動補助機付き自転車(電動アシスト自転車)と同様の駆動機構、および足こぎに対するアシスト条件(補道路交通法施行規則第-条の三)を満足する、運行速度が電動アシストが無くなる24km/hまでの速度領域を大半の運行速度とする、3人乗り(ドライバー1名+乗員2名)の4輪車両およびその車体構造を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の電動アシスト車両は前輪2本と後輪2本を備え、前記車輪を保持するメインフレームと前記メインフレームの上部に所定の高さで前記メインフレームの一部に前部平板状構造体と後部平板上構造体を固定して、前期前部平板状構造体および後部平板状構造体を乗員の着座面または荷物の積載面として使用する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の電動アシスト車両は、前述した構成により、複数乗車や大物荷物の積載が可能であり、且つ、操縦安定性が確保される。
乗員配置は、高齢者の乗降時における、車室内外からの補助の作業性と安全性を確保し、運転時においてはドライバーによる第1乗員および第2乗員の状態確認や乗員相互のコミュニケーションが容易なものとした。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電動アシスト車両の概念図 (a) メインフレームの前方斜視図 (b) 車体の前方斜視図 (c) 車両全体の後方斜視図 (d) 車両後方斜視図
平板構造体の使用状態の説明図 (a) メインデッキ様態1 (b) メインデッキ様態2 (c) メインデッキ様態3 (d) 座席結合構造 (e) 補助平板構造体結合構造
平板構造体のハニカムサンドイッチパネル構造説明図
乗員配置の説明図
乗降・着座補助作業の説明図
外装構成の説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
前輪2本と後輪2本を備え、車両の前後方向に貫通する、第1ビームおよび第1ビームの下部右側および左側に配置された第2及び第3ビームを有し、さらに前記第1ビームと上面を同じくする前部および後部クロスメンバを構造的に結合することで構成されたメインフレームで前記車輪を保持し、前記メインフレームの第1ビームと前部および後部クロスメンバの上部にそれぞれ所定の高さで構造的に結合される前部及び後部平板状構造体を設け、前記の前部及び後部平板状構造体を乗員の着座面または荷物の積載面として使用する電動アシスト車両であり、後部平板状構造体の左右方向の片側にドライバー着座部と、後部平板状構造体のドライバー着座部と左右方向の反対側に中央部に第1乗員着座部と、第1乗員着座部の前方に向かい合うように設けられた第2乗員着座部をさらに備え、第1乗員着座部と第2乗員着座部は車両前後方向に対して外側に角度α傾いた方向を向いて設けられる。
【実施例】
【0009】
図1は本発明の実施例1における電動アシスト車両の概念図である。
メインフレーム1は第1ビーム2および第1ビームの下部右側および左側に配置された第2ビーム3及び第3ビーム4を有し、さらに第1ビーム2と上面を同じくする第1前部クロスメンバ5、第2前部クロスメンバ6、および第1後部クロスメンバ7、第2後部クロスメンバ8を第1~第4ピラー9、10、11、12を介し構造的に結合することで構成され、左右方向転換用の右前車輪13、左前車輪14はテレスコピック型の右前サスペンション機構15、左前サスペンション機構16を介し保持され、折り畳み可能なステアリング機構17(折り畳み状態17b)により操舵される。さらに、電動アシスト制御用トルクセンサ内蔵・足こぎペダルクランク機構18により変速機19を介し、ドライブチェーンまたはドライブベルトを介し駆動される被駆動歯車を有する右後車輪20、および電動アシスト駆動用モーターを内蔵する左後車輪21はスイングアーム・ショックアブソーバ式の右後サスペンション機構22、左後サスペンション機構23を介し、それぞれ独立に保持される。第1ビーム2および第1前部、第2前部クロスメンバ5、6には前部平板構造体24が、第1ビーム2および第1後部、第2後部クロスメンバ7、8には後部平板構造体25が、それぞれ地上高45cm~60cmの位置に水平に構造的に結合されることで、メインデッキ26が構成され、メインフレーム1とメインデッキ26とから車体剛性が確保される。後部平板構造体25にはドライバー用座席27および第1乗員用座席28、前部平板構造体23には第2乗員用座席29がそれぞれ取り外し可能に保持される。さらに第一乗員および第二乗員の足置きとして、床平板構造体30が結合される。さらにメインフレーム1またはメインデッキ26には取り外し可能な外装保持用の右前サブフレーム31、左前サブフレーム32、右後サブフレーム33、左後サブフレーム34が取り外し可能に結合され、前記メインデッキおよび外装保持用サブフレームにはフロントウィンドウ35、屋根36、右パネル37、左パネル38、および、後パネル39が取り外し可能に結合され、車室を形成する。
図2は平板構造体の使用状態の説明図でありメインデッキ可変3様態の説明をしている。前記メインデッキ26に対し、取り外し可能な前記ドライバー用座席27、第1乗員用座席28、第2乗員用座席29、および取り外し可能な第1補助平板構造体40および第2補助平板構造体41を組み合わせ使用することで、多様な用途に対応することが可能である。図2(a)はメインデッキ様態1の説明図である。メインデッキ26上にドライバー用座席27、と、第1乗員用座席28および第2乗員用座席29を結合した状態であり、ドライバーによる乗員2名までの搬送に好適である。図2(b)はメインデッキ様態2の説明図である。メインデッキ様態1に対し、第1乗員用座席28および第2乗員用座席29を取り外し、メインデッキ26に対し、第1補助平板構造体40を結合した状態であり、メインデッキ26において、車両前後方向に対し、ドライバー用座席25の反対側に車両前後全長にわたる平面が構成され、長尺資材や、臥位での乗員の搬送に好適である。また、例えば棚等を設置することで、移動販売車としての運用にも好適である。図2(c)はメインデッキ様態3の説明図である。前記様態2に対しさらにドライバー用座席27を取り外し、前記ステアリング機構を17bの状態に折り畳み、第2補助平板構造体41を結合した状態であり、メインデッキ26において、車両前後および左右全長にわたる平面が構成され、外装保持用の右前サブフレーム31、左前サブフレーム32、右後サブフレーム33、左後サブフレーム34およびフロントウィンドウ35、屋根36、右パネル37、左パネル38、後パネル39とから空間を構成することが可能であり、移動先での仮設居住空間または資材保管庫としての活用に好適であり、例えば、災害発生時の避難所におけるトイレや授乳スペース、携帯電話の充電ブース、また感染症発生時の隔離空間としても使用することができる。
図2(d)は取り外し可能な前記座席結合構造の説明図である。各座席座面裏側にはスタッドボルト42が設けられており、メインデッキ26に設けられたメインデッキ貫通穴43を貫通し、ナット44により締め付けることで各座席はメインデッキに結合される。図2(e)は取り外し可能な前記補助平板構造体結合構造の説明図である。メインデッキ26に設けられたメインデッキ側つば付き突起45と補助平板構造体に設けられた補助平板側ノッチ46を嵌め合わせることで各補助平板構造体はメインデッキに結合される。
【実施例】
【0010】
図3は、本発明の実施例2における、平板構造体の構造について示す。平板構造体は、図1にしめすメインフレーム1との組み合わせによる車体剛性の確保、および座席の支持や荷物の積載、同時に車両の軽量化・低重心化のために、面外曲げ剛性および板厚方向の圧縮剛性が高く、且つ、軽量であることが望まれ、例えば、ハニカムコアを2枚の板ではさんだハニカムコアサンドイッチパネルが好ましい。本実施例においては、ポリプロピレン製のハニカムコアサンドイッチパネル47を使用した。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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